【左翼と呼ばれたくない人達の自称】2017年によく耳にした「リベラル」とは?
端的な例を挙げると、マルクス主義を掲げている共産党がリベラルという見方はあり得ません
。マルクス主義は多様性を認めない一党独裁を党紀に掲げているからです」(国際ジャーナリ
スト) 左翼がリベラルという呼び名を使い出した
本来“自由主義”を意味するリベラルという言葉が、政治の派閥を表す意味で使われるように
なり、いつの間にか誰も正確な意味が理解できなくなっている。
「リベラルという概念は複雑な要素はありますが、55年体制の『右・左』『保守・革新』という2大
軸の延長線上にあると思っていのではないでしょうか。
『保守・革新』で色分けされた戦後政治の記憶がある人らは、冷戦崩壊を経て、いまは保守と
対抗する概念に『革新』ではなく『リベラル』を置いているのです」(政治ジャーナリスト)
左翼はいつしかリベラルという呼び名を使い出した。端的に言えば日本の自称リベラルは、
左翼集団と見て間違いない。
ジャーナリストの池上彰氏も某番組で「日本でリベラルを名乗っている人は要するに左翼なのだ
」とばっさりと切り捨てている。
「ある自民党支持の東大生が某番組で言っていましたが『愛国心には本来、右翼も左翼も保守
もリベラルもないのに、国が好きと言った瞬間に右だとか“ネトウヨ”とのレッテルを貼る。愛国心
と政治的信念は無関係なはずです』と語っていたのが印象的でした。
立憲民主党の枝野幸男代表は、結党直後から『自分は保守リベラル』『保守とリベラルは対立
しない』などと発言しています。
https://news.nifty.com/article/domestic/myjitsu/12156-40017/