著述と講演では、相手に好意を持ってもらわなくてはなりまません。
そのためには、自分は優秀でこんな事も出来ると自慢してはならないのです。
相手は、かえって反感を持ってしまいます。
コリン・パウエル、湾岸戦争の統合参謀本部議長、イラク戦争の国務長官は、現在は講演を職業としています。
講演の最初に、自分や、自分と同一人格とされ妻の失敗談から話すそうです。
統合参謀本部議長、国務長官、さらに大統領に擬せられた人です。
優秀で無い、はずが有りません。
それでも、自分の失敗談から話し始めるのです。
ある時、隣町の、元校長先生で教育長をしている人と話しました。
「パソコン・ワープロを8台買っ」た学校事務職員のことが話題となったそうです。
「それは私の知っている人だよ!」と話したそうです。
それだけでも、自己を低めるのは、著述と講演の基本テクニックは役立ちました。

「シャープペンシルが目当て」は、真似ました。

QCサークルの発表会で、質問や発言を促すため、プレゼントをします。
これを、私は自分の講演で真似ました。
定価600円の、郵便用秤をプレゼントしました。
効果が有り、質問や発言が増えました。

(1台は公費)は無いです。

全部自分の金で買いました。
公費購入したワープルは使いましたが、数字には含んでいません。