北朝鮮キム・ヨジョン氏は「悪の一族」 米副大統領
2月23日 11時36分
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アメリカのペンス副大統領は、ピョンチャンオリンピックの開会式に出席した、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)
朝鮮労働党委員長の妹のキム・ヨジョン(金与正)氏について、「国民を抑圧し、飢えさせている悪の一族の
中心人物だ」と非難したうえで、北朝鮮に対して引き続き強い姿勢で臨んでいくと強調しました。


アメリカのペンス副大統領は22日、東部メリーランド州で演説し、ピョンチャンオリンピックの開会式にみずからと
同じく出席したキム・ヨジョン氏について、「彼女は国民を虐げ、抑圧し、飢えさせ、投獄している悪の一族で、
世界で最も非道で抑圧的な政権の中心人物だ」と述べ、非難しました。

そのうえで、「北朝鮮がアメリカと同盟国を脅かすのをやめるか、核と弾道ミサイルを放棄するまでは、われわれは
強い姿勢をとり続けていく」と述べ、北朝鮮に対して引き続き強い姿勢で臨んでいくと強調しました。

一方、アメリカ国務省のナウアート報道官は、ペンス副大統領がキム・ヨジョン氏を含む北朝鮮の高位級代表団と
韓国で会談する予定になっていたものの、北朝鮮側が直前に取りやめたことについて、「副大統領はアメリカ、
そして世界が求めている北朝鮮の非核化を伝える方針だった。しかし、北朝鮮はそれを嫌がり会談を中止した」と
説明しました。

そのうえで、「会談が行われていれば、非常に強い方法でメッセージを直接伝えることができた」と述べたうえで、
引き続き北朝鮮に非核化を迫っていく立場を強調しました。
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レーガン大統領の「悪の枢軸」演説を彷彿とさせる。