移民流入でドイツの出生率上昇、1973年以来の高水準

 公式統計によると2016年のドイツの出生数は79万2131人で、前年比7.0%の増加となった。このうちドイツ人女性の出生数は60万7500人で同約3.0%増だったのに対し、非ドイツ人女性の出生数は18万4660人で、同25%も増加した。
 連邦統計局の人口予測では、ドイツの労働力人口と65歳以上の高齢者人口の比率は2015年時点では3対1だったが、2060年までには2対1になる見通し。
ドイツ連邦銀行(Bundesbank、中央銀行)は昨年、戦後のベビーブーマーが相次いで退職する5〜10年後に経済成長が鈍化する可能性を警告した。従って、出生率の上昇はドイツにとって朗報といえる。
 一方、難民申請者の急増を受け、昨年9月の総選挙では反移民・反イスラムを掲げる極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進し議席を獲得しており、移民女性の高い出生率がこうした政治的余波を増幅する恐れもある。

‪http://www.afpbb.com/articles/-/3169158?pid=19980055 ‬

>>98
去年が19%今年が23%なり