NAFTA再交渉、自動車分野巡り米・メキシコの溝埋まらず

北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を行っている米国、カナダ、メキシコの担当閣僚らは9日も個別に協議を続けたが、焦点となっている自動車分野を巡り米国とメキシコの意見の隔たりが埋まらず、進展はほとんどなかった。3人の関係筋が明らかにした。
自動車分野については、米国は賃金が高い地域での自動車生産が全体に占める割合を規定することを主張しており、労働コストが低いメキシコにとっては不利な条件となる。
関係筋によると、両国はこの問題を巡り協議を継続するとともに、自動車部品の域内調達比率引き上げに関する米国の提案についても話し合っている。
関係筋の1人は「どのような結論でもこの問題が決着しない限り、全体の協議が進展する可能性はほとんどない」と述べた。

https://jp.reuters.com/article/nafta-usa-mexico-idJPKBN1IB0EJ

NAFTA死ぬの?