韓経:「販売不振の韓国車、関税25%なら米国輸出は絶望的」
中央日報 2018年05月25日13時00分
(前略)
韓国自動車業界は緊張している。 米国は韓国自動車業界の最も大きな海外市場であるからだ。
韓国が昨年輸出した自動車253万194台のうち33%の84万5319台が米国に売れた。
企業別には現代車30万6935台、起亜車28万4070台、韓国GM13万1112台、ルノーサムスン12万3202台だ。
業界関係者は「米国市場で韓国産自動車の販売が振るわない中、関税までが上がれば、米国への輸出を事実上諦めなければいけない」と話した。

「関税爆弾」を避けるには米国工場の生産量を増やす必要があるが、国内の雇用問題や強硬な労働組合を考えると現実的に容易ではない。
現代・起亜車が昨年米国で販売した127万5000台のうち59万台は韓国工場で生産された。

韓国GMも打撃を避けられない。 対米輸出がふさがれば仁川富平工場の生産量(昨年33万台)が急減し、「第2の群山工場(閉鎖予定)事態」
が発生するおそれもある。

韓国自動車企業が米国工場の生産を増やすことにすれば、国内の雇用減少が不可避となる。
キム・ピルス大林大自動車学科教授は「自動車企業が米国工場の生産を増やせば部品会社も米国に移ることになる」とし
「韓国自動車産業が約150万人の雇用を担っている点を勘案すると、自動車産業の危機は韓国経済の危機につながるかもしれない」と指摘した。

ブルームバーグ通信はこの日、米国が輸入車に対する関税を上げれば韓国はメキシコ、カナダ、日本、ドイツに続いて5番目に打撃が大きいと予想した。
この日の株式市場で現代車(−3.11%)、起亜車(−2.82%)、現代モービス(−3.24%)の株価は一斉に値下がりした。
http://japanese.joins.com/article/708/241708.html?servcode=300&;sectcode=320&cloc=jp|main|top_news

韓国も今回のトランプの自動車関税25%爆弾にガクブルというか、ぶっちゃけ日本よりも打撃が大きそう。
元から日本よりも北米での生産比率が少ない上に、国内の過激派労組のせいで北米へのこれ以上の生産移転も極めて困難なのだから。