続き

空気抵抗は高度、つまり砲弾の位置が決まれば計算式があるので計算できるし、
それ以外のパラメータの大半は初期条件で与えられるので、まずやるべきことは
与えられた初期条件(初期位置r0、初速度v0)から(1)〜(4)の式を使って最初の
加速度ベクトルa0を求めることになる

そうやってa0がわかったら、次は速度と加速度は短い時間Δt(例えば0.1秒)の間には
変化しないとみなして、r0からΔtの間に進んだ後の位置r1を計算する
これはr1 = r0+v0Δtで計算でき、r1における速度はv1 = v0+a0Δtで計算できる
そしたら次はr1における重力、空気抵抗、遠心力とコリオリの力を(1)〜(4)式で計算して
r1における加速度a1を求める
そしたらまたv1とa1がΔtの間は変化しないと考えて、r1から更にΔt経過後の位置r2と速度v2を
r2 = r1+v1Δt、v2 = v1+a1Δtで計算する
後はこの計算をコンピュータで延々繰り返せば砲弾の位置と速度が求められるって寸法