映画「この世界の片隅に」異例ロングラン 上映2周年
NHK 2018年11月12日 21時47分

異例のロングラン上映となっているアニメーション映画「この世界の片隅に」が、公開開始から12日で2年となり、片渕須直監督は
「幸せに恵まれた映画になって本当によかったなと思っています」などと話しました。

映画「この世界の片隅に」は、戦時中の広島や呉を舞台に、厳しい生活の中でも明るさを忘れない主人公の女性と家族の日常を
描いた物語で、おととし11月から途切れることなく上映が続いています。

映画の公開開始から12日でちょうど2年となり、東京 新宿の映画館では上映の後、片渕須直監督が舞台挨拶を行いました。
この中で片渕監督は「たくさんの方々に見ていただいて、幸せに恵まれた映画になって本当によかったなと思っています」
と喜びを語りました。

配給元の東京テアトルによりますと、作品に込められた監督の思いを伝えたいなどの理由から各地の映画館から今も上映希望が
寄せられ、これまでに例のないロングランになっているということです。

更にこの作品に新たな場面の追加などを行った長尺版の「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」の製作も進められているという事で、
片渕監督は「見応えのあるものになると思うし、早く見てもらいたいのですが完成まではまだまだです」と現状を説明していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181112/k10011708141000.html?utm_int=news_contents_news-main_007

これで長尺版の公開も始まれば、合計4年分ぐらいのロンクラン公開になったりして。