F-3開発にはボーイングは参加したがると思われる
日本企業の複合材適応技術に関しては民間機分野で良く知っている企業であり
ボーイングも米国次期戦闘機受注や次世代民間機には必須の技術でもある
F-3とは直接関係がないが日本向けHPにBTX-1を米軍採用決定前から紹介してるなど
次期練習機を売り込みたいという下心も既に露わにしている
おそらくF-3開発では直接利害が対立しない間柄だし色んな意味で参加したがる可能性があると思われる
日本側も米国企業を完全に参加させないのはまずいので希望すれば参加する可能性が高いところだろう

BAEは色んな意味でF-3開発で得られた構成要素を利用した立場だ
テンペスト構想をブチ上げたものの双発で比較的大型の機体を欲しがる国は限られている
EUから飛び出てしまった為に仏独とは協力関係を構築しにくくなってしまった
かといって単発機志向のスウェーデンとの計画統合とかもハードルが高そう
英国はテンペスト構想を実現するには大幅に海外の構成要素の流用が必要になるだろう
そういう意味ではF-3での協力関係は必須といえる

ノースロップの参加が取り沙汰されることがあるがYF-23ベースの機体を提案したわけではない
情報の出所はロイターだが記事をよく読むと機体の提案ではなさそうなことが見えてくる
既存機改造案を執拗に売り込んでいたLMや民間機分野で関わりが深いボーイングに比べると影が薄いのが実情
既存機候補がないところだけに最初から日本主導開発案ありきの参加なのが特徴