北京が初の「市民ポイント制」導入、信用度に応じて付与 (ロイター 11/22)

11月20日、中国が導入すると表明して物議を醸している「社会信用システム」の先駆けとして、北京市は2020年までに、市民や市内の
企業に対し「信用度ポイント」を付与する制度を導入する。 国営メディアが伝えた。

2014年に政府が打ち出したロードマップによれば、2020年までに、ハイテクを駆使して負債、個人的行動、企業の不正行為など様々な
評価を記録し、市民や企業に対する表彰や懲罰を行う「社会信用システム」を構築することを目指している。

この計画は海外メディアから注目を集め、ジョージ・オーウェルの小説「1984年」になぞらえられるとともに、既に厳しい規制を強いている
共産党の権力を助長するとの批判が出ている。

ポイント制は北京市が初めて提唱したもので、市内のビジネス環境改善のためとして19日に計画を公表した。
具体的なシステム運用方法は発表に含まれていないが、このシステムにより、信用に値すると判断された個人には「グリーン・チャンネル」が
与えられる一方、ブラックリストに載った人物は「1歩も動けなく」なるという。

システムからの情報は市場アクセス、公共サービス、移動、雇用、起業の是非などに影響が出るという。

一方、政府の役人や役所の信用度を評価する第2システムも導入される予定で、契約や約束が守られているかなどで判断され、その結果は
業績評価で考慮されるという。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181122-00000045-reut-cn

その「党の信用評価システム」とやらが極めて不透明で恣意的な物だから、党や国家に少しでも逆らった者をや都合の悪い人物を
即座に社会から抹殺できるサイバー恐怖統治システムそのものですよな。 西側諸国では絶対に導入できんわ。