小松川事件 1958.08.17
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%9D%BE%E5%B7%9D%E4%BA%8B%E4%BB%B6
>小松川事件(こまつがわじけん)とは1958年(昭和33年)に発生した殺人事件である。
>別名、小松川高校事件または小松川女子学生殺人事件。

>犯人は東京都亀戸出身の在日韓国人で、その家庭は極貧で環境も劣悪で、その暮らし故か窃盗癖があった。
>図書館からの大量の書籍の他、現金・自転車の窃盗を行い、保護観察処分を受けていた。
>男子学生は、犯行当日プールで泳ごうと思い同高校に来たところ、屋上で被害者が読書をしていたため、
>よからぬ感情が芽生え、彼女をナイフで脅そうとした。しかし大声を出されたため殺害し屍姦、
>遺体を屋上の鉄管暗渠に隠した、と自供した。また彼は4月20日にも、23歳の賄い婦をレイプし、殺害。その後も死姦したと自供した。

>事件の背景には貧困や朝鮮人差別の問題があったとされ、大岡昇平ら文化人や朝鮮人による助命請願運動が高まった。
>大岡昇平、木下順二、旗田巍、吉川英治、渡辺一夫らは「李少年を助けるためのお願い」(1960年9月)という声明文を出し、
>「私ども日本人としては、過去における日本と朝鮮との不幸な歴史に目をおおうことはできません。
>李少年の事件は、この不幸な歴史と深いつながりのある問題であります。この事件を通して、私たちは、日本人と朝鮮人とのあいだの傷の深さを知り、
>日本人としての責任を考えたいと思います。したがって、この事件の審理については、とくに慎重な扱いを望みたいのであります」
>と訴えた。