【防護・装甲】 巡洋艦総合スレ 1番艦 【重・軽】
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主力艦の護衛もすれば遠隔地・小艦隊では自らも主力を務め
機雷敷設、水兵訓練、海外親善、その他諸々ありとあらゆる任務を果たす艦隊のワークホース
巡洋艦について語りましょう >>347
>48tと言うトンデモ重量になってぽしゃったんだが
クリーブランドが積んだMk32は53.5t・・・ 駆逐艦に積むのと大型軽巡に積むのでは話が違ってくるかと >>357
まぁクリーブランドの高角砲はそこそこの装甲も付いてるしね
とは言え結構な高所にこんなクソ重いモノを乗っけてるのは
感心するやら呆れるやら 89式は装填台と装填台が高い位置(水平〜45度)の場合に砲弾を載せる中継装填兼装填台応急作動員用ゴンドラが付いている
89式は装填台へ直接載せられない場合は、弾薬運搬兼装填員が弾薬を中継装填兼装填台応急作動員へ渡して装填台へ載せる
ただ、それから先が不明
たぶん装填台が機力で砲尾まで1/3回転している最中に時限信管の設定が行われ、動力装填棒にて装填
だいたい装填されたら装填台は自動的に1/3回転して弾薬載せ位置へ戻る
砲尾閉鎖ののちすぐさま発砲し、薬莢が自動排出される
10年式は砲尾から弾薬運搬兼装填員が直接装填
Type12 38口径5インチ砲は弾丸と薬莢が別で、それぞれに専用の弾薬運搬員と装填員が付く
さらに発報反動対応の装填台付で、装填台後部は発報しても動かないため、高仰角でない限りは自動排出される空薬きょうを待ち構えられる
Type12は空薬きょう自動排出シュートはなく、砲塔タイプでも砲塔後下部にある排出口から外へ出す 高射砲・対空火器への砲員防御用装甲については、日本海軍はお寒い限り 十年式は、おわん型の調停機を砲弾にかぶせて歯車(というのか?)巻いて信管調停
すると聞いた。この方式では敵機との距離の変化に追従するのは難しいだろうから、
調停距離(調停秒時)を段階的に変更する(近側になる状態で撃ち続けて、
敵機が進んで、遠となったら、また近となるように下げる)やり方だったんだろう
というイメージ。 >>360
巡洋艦クラスの主砲もそうだし
基本当たったら終わりって設計思想なんでしょ
軽火砲に多少の装甲を張ったところで
たかが知れてると言う考えは理解できないこともない
あんなバカスカ爆弾が降ってくるような戦場なんて想定してなかったろうし 九五式機銃射撃装置をベースとする四式射撃装置は、LPR式だという。
未だにLPR式の意味がわからんが、昔の戦鳥の書き込みを見ると、的針・的速
を計出する能力がないので、別途入力しなくてはならないという。
高角測距儀からの数値の変化から指揮官が暗算していたのだろうか?
普通の射撃指揮装置は的を追尾してたら計算してくれるもんだと思う。
敵機の運動を分析する能力がないとすると、
自分が入れた値に従って見越し角を出すだけの照準器に過ぎないのか。。 そして、これすらないのが海防艦だ。いったい日本海軍はどうなっているのか。
それとも砲側の照準器も同レベルなので、別途搭載する必要がなかったのか。 まあ、そうだとしても、日本が量産できるのは
45口径十年式12cm高角砲
四式射撃装置
しかないのだから、この組み合わせで、出来れば二年早く二式ぐらいで採用して
そこそこ有効な射撃法を、研究して欲しかった。 海防艦の主敵は潜水艦
あとは哨戒機を追い払えれば良い程度だから問題ないでしょ
敵機の編隊が現れた時点で即死なんだから 阿武隈戦闘詳報 C08030579100 みると、水平爆撃で、ほとんど至近弾となったけれど、
最初の爆撃で、7割の機銃員、高角砲員が弾片で死傷し、対空戦闘が継続困難となったとある。
B24などの水平爆撃をする場合、艦尾方向から接近し、フネの首尾線に合わせて
進路を取り、照準するのが当てやすい。一方で、まっすぐ自分に向かってくるので
高角砲側も打ちやすい。それでかどうか、漫然と直進して、編隊水平爆撃の散布界に
包まてしまってこの結果である。
戦訓には高角砲に期待せず、逃げるべきだとある。
(なお、戦訓の部の冒頭での、作戦指揮への非難がすごい) >>360
第一次ソロモン海戦で鳥海の砲塔に
当たった敵弾は、
砲塔の反対側の装甲まで突き抜けていって
不発だったとか。爆発していれば旗艦アウトで
もはや勝利なし >>365
言うてその安価な形式の防空セットを備えた戦時量産艦が大量に必要と思い立ったのが43年くらいだからなぁ
1943年から就役した択捉型海防艦の時点で未だに主砲が平射砲だった位だし。
機銃用の高射装置を高角砲用に使おうと思い立ったのが四式と言われる年代だったのも、
防空を意識した戦時量産型の海防艦が大量に作られたのがその辺りだったからに過ぎない
ここら辺は大西洋の熾烈な通商護衛戦を体験してる米英とは明確に差があるね
こうすれば、と思うのはもっと早くに94式高射装置の簡略化に踏み切るべきだったのでは?とは思う
現実では場当たり的に機構を減らしていったとあるけど、ようは量産に対応した設計で無かったと言う話になる
早い段階から戦時量産設計に切り替えられていたら、せめて松型にぐらいはまともな高射装置が回せたのではないかなと。 >>369
日本重巡は砲塔は軽防御だが弾薬庫は重防御と聞くし、防盾を抜かれても即弾薬庫爆発とはならないような設計になってそうな >>371
聞くし、と言うか実際に相当な重防御だよ
砲塔装甲は25mmしかないが、弾薬庫を守る舷側装甲は127mm(高雄型)とかだし。
砲塔数を稼いでる事からしても、明確に砲塔自体は破壊されてしかるもの、と言う設計になってる
この辺は、多連装化して砲塔数を絞ったうえでもトップヘビーに悩まされつつカッチカチ砲塔にした米重巡とは対照的
米重巡は弾薬庫部についてはボックスシタデル防御(バーベット装甲頼み)だったりと、
設計思想がまったく違うので比較すると結構面白い ところで改鈴谷型ってあの窮屈な二番砲塔のクリアランス解決してたんかな
それとも鈴谷のまんま? 改鈴谷型は砲塔こそ利根型と同じE型砲塔に移行したそうだけど
基本配置は鈴谷型の船型が流用されていて変更はないのでその辺は特に変わらん筈
ただ、高雄型ではなく鈴谷型の船型を採用した辺り、
高雄型の3番砲塔よりは問題が少ないと判断されたんじゃないかな?
どの道前部に砲塔三つ配置する限り、高雄型、鈴谷型、もしくはネルソン型の配置のどれかを選択するしかないし。 >>374
前評判が良かった利根型の防御じゃなくて
一つ前の鈴谷型の防御を取り入れてる辺り
合理性を追求しただけで各仕様がああなったとも
考えがたい感じもあるが
ま、サマール沖の筑摩を見る限りでは
結果的に鈴谷型方式で正解っぽいけど >>377
利根型はあくまで航空巡洋艦であって本命の重巡では無いから枠が違うかと
本来の打撃戦力たる重巡の調達に利根型でなく最新の甲巡である鈴谷型をベースにするのは合理的でしょ
幾ら防御が優秀と言っても、夜戦にも投入される重巡が後方射界の無い艦では都合が悪すぎるし。
マル4計画初期では改利根型が当初盛り込まれたと言うし
(基準排水量13,000tらしいので船型が変更されてた可能性はあるが)
一方で改鈴谷型はマル急計画の戦時急造で建造されてるから
「改利根型を作ろうとしたけど改鈴谷型の方が良いやと思い直した」のか
「そもそも別ジャンルなので改利根型より改鈴谷型を優先した」かのいずれかになる。
まあ戦時の甲巡損耗補填対応で後者だとは思うけどね 改鈴谷型
全長を伸ばさない限りは、航空兵装と魚雷兵装が排他となる
2番主砲塔8インチ砲問題も同様
カタパルトは4番主砲塔の上のみ
後部指揮所下は零観程度の近距離偵察機のみ2機の格納庫 改鈴谷型が嫌いなのか知らんが
その2番砲塔問題とやらはどこでどの程度問題って言われてたの?
上でも言ってるけど高雄型や利根型だってクリアランスが悪い砲塔は普通にあるんだが。 前に三基主砲を置くのって
妙高式 = 火薬庫の範囲を極小にして防御力強化
最上式 = 前方投射力が最大になる範囲が増える
ここまでは分かるけど、
ロドネー式の利点は全く分からない
火薬庫の範囲は広めだし、
三番砲塔は二番砲塔の頭越しに撃つことは難しいし そんなにあれこれ文句言うなら、
全部戦艦扶桑型に統一させるぞ!
高雄型の艦橋も、後ろ削りまくってやる!! ロドネー式はできる限り艦首方向&後方へも撃てる主砲数を増やすため
幾何学的にはいいんだけど、16インチ砲の発射時爆風を正確には考慮していなかったため、
第三砲塔を限界まで後ろへ向けて発砲したら漫才となってしまった ミニ戦艦+弾着観測機 だいたいの諸外国
重水雷嚮導艦+索敵機 主に日本
大型水偵を搭載・運用しなければならないのは不利
それでも魚雷搭載をやめたら大抵は場所が作れるものの、日本海軍は重水雷嚮導艦として自らも敵戦艦に対して魚雷を撃つから不可能
1930年代初頭のカタパルト(2号3型)は15分間隔でしか射出できないため、やはり2基必要
とりあえずここまで 雷装は機関区の上。もともと主砲等を置けない位置を活用している。
そして、その上に飛行機作業甲板を設置している。
両立させる効率的な配置。 >>373
砲身を上げておかなきゃ
前の砲塔にぶつかってしまうという問題だな。 >>371
長良のプラモを作ったときに、
なんで砲塔後部は筒抜けなの?と
思ったが、あれは単なる波よけかな。
松型の艦首砲塔の場合だと、砲弾の
薬莢を捨てやすくするためかな。 >>376
アトランタはやってるよね。トップヘビー。
12.7cm砲だから駆逐艦だ、とはさすがに
言わなかったようだ。 >>381
単に、後方への射界をなるべくカバーしようと
しただけでしょ。利根の砲配置もそうだし。
なるべく後ろに射つ場合
妙高式 = 3番砲塔が艦橋に近過ぎて戦艦の爆風が強すぎて射てないし、前にも撃ちづらい
最上式 = 3番砲塔が艦橋に近過ぎ。2番砲塔が後ろにうちづらい。
ロドネー式 = 上記2つよりはマシ。
結局、大和型のような配置が無難。米の重巡もそうだし。 米重巡条約型も、三連装を同一砲架に乗っけて何とかしてる感じだから
アレはアレで理想からは程遠い感じがする
せめて1.5万トンは無いとなぁ 1.5万tクラスになると日本軍が30cm積み始める >>390
1.5万トン? そのような言い方は
艦艇で聞いたことがないな。
1万5000トンという書き方だよな 流石にそこまであからさまな条約破りはしないだろけど
自称1.5万トンの2万トン重巡なら作るかもね・・・ >>390
15,000tもあったら8インチ砲12門位積んで「2万t位あったらなぁ」って言ってるのがオチだろ
>>393
2万tまで大きくしてもやる事無いしなあ、8インチ連装5基でおさまる限りそんなにデカくする理由も無いし
阿賀野型軽巡を見ても分かるが、別に何でもかんでもデカけりゃいいって考えをしてる訳じゃないからね 2万トンあれば、和製アトランタ級の8インチ版よろしく、
連装8基の防空重巡になってたんじゃね? なぜ今更大失敗した8インチ砲防空運用なんかのために2万tにする必要があるのか…
戦後のアメリカの技術ですら6インチ砲を両用砲化したら問題起こしまくりだと言うに >>387
駆逐艦のは砲室になっているのも含めて全部波除盾だね。
重巡は25mmで弾片除け。
14cm砲は何mmだったか。。。米軍資料だと1インチなんで多分弾片除け 14cm砲防盾も波除盾なので、数ミリくらいしか無い筈。
(三年式12.7p砲のシールドは3.2mm厚) 3ミリか。機銃掃射うけたら反対側まで貫通するね。内部で跳ね回るよりはましかも。 あくまで波除けだから防弾は一切期待できないだろうね
ただその薄板が無ければ思いっきり波風に晒される訳で、あるのと無いのとは大違いだろう 至近弾で飛んできた破片で身体の一部をもがれる人たちの話を見てりゃ
ほんの数mmでも鉄板があればどれだけ心強いかと思う >>384続き
大型水偵を最低3機格納搭載するスペースはもはや煙突から第4砲塔までの間しかなく、
第4砲塔側へ開口部は作れない
格納庫の両側上部は一定の間隔を空けてカタパルト格納位置、その後ろに第3・4高角砲を設置するほかなく、
第4砲塔は艦首から両舷70度まで発砲不可にするしかない(最上型の第4・5砲塔の発砲不可範囲は艦首から両舷55度まで)
格納庫の両側下部は4連装魚雷発射管用魚雷格納庫、あとは居住ないし航空科作業場所、その後ろに高角砲弾薬庫?
煙突のすぐ後ろへカタパルト乗換場所を設けることはできないため、魚雷発射管と魚雷格納庫はそのあたりに4連装1基ずつ
あとの1基を艦中央部へ搭載することはできないため、艦尾中央に4連装1基搭載することで、両舷8射線は確保(ただし、搭載本数は24本)
当たれば破壊力のある8インチ砲より、当たる数を増やせられる約6.1インチ砲を搭載したほうがよい
もし前衛艦隊用として93式魚雷がもったいないのであれば、射線数を増やせられる21インチの89式魚雷を発射できる5連装発射管へ変更(ただし新規設計が必要) 60口径三年式15.5cm3連装砲
最上型3連装20基60門
↓
大和型3連装8基24門(砲身のみ流用)
大淀3連装2基6門
(大和型3連装8基24門)
(大淀2番艦3連装2基6門) >>406
3連装のまま山の上に要塞砲として
載せられた写真を見たことがある。 阿賀野型に転用することは無かったのは理由はわからん。
搭載したのは15.5cmでもなく15.2cm砲 >>408
15.5cm連装も検討したが阿賀野型のサイズでは重すぎるとして却下になった筈 >>408
ローラーパスが20.3p連装砲より大きいから阿賀野の細い船体には厳しいし
単純に重すぎるからな、15.2p連装砲とトレードオフしようとしても1基しか乗らん位に重いし。
15.5p砲を搭載したければ最低でも大淀型の規模でないと苦しいだろう
大淀でも結構厳しめだったそうだしな いっつも、15.2が弾丸重すぎたんで14開発して、でもそれじゃ砲力不足なんで
阿賀野は15.2にしたけど、15.5は機力採用で傑作砲なのに残念。
という話を定期的に聞かされるが、誰かが指摘していたように金剛型、扶桑型が
15.2で通しているんだから日本軍的には問題なかったと思ってる。
弾丸重量の問題は14cm砲開発の理由の一つではあるにせよ、砲自体の軽量化
による搭載数増加を狙ったともいわれるよね。 >>412
いつもいつも言われるこの話題
じゃあなんで後の伊勢、日向、長門、陸奥、5500トン型軽巡は14cmにしたのか、その理由を言ってみろ >>412
別に15.2p砲弾だって運べない訳じゃないからな
ただ体格上無理があるから長時間継続した場合射撃速度に支障が出ると言う話であって
始めから撃てないレベルの物だったらそれこそ15.2p砲が阿賀野で復活とかしない。
ただ砲自体の軽量化なんてどこで言われてるのか聞いた事ないけど信ぴょう性は低い
開発経緯は巡洋艦主砲ではなく戦艦副砲、
戦艦の巨体にとって副砲の重量なんてたかが知れてる。
ましてや搭載数増加すれば砲自体よりも防御重量が嵩む事を考えれば、トントンで済めばいい方だろう 5000~7000t軽巡自体が実は不要なんじゃないかなぁ
2000~3000tは、外洋で水雷突撃が可能な最低限の大きさ、
10000tは、雷装・対艦火砲・対空火砲・航空兵装を一通り揃えることが出来る
5000t~7000tって、雷装専任艦としては過大過ぎるし
一通りの対応力を揃えるには小さすぎる。
水雷戦隊を火力で支援するなら10000tの方が向いてるし
水雷戦隊の先頭に立って戦うなら秋月程度の3000tのでも構わないわけで。 >5000~7000t軽巡自体が実は不要
「カネの事を考えず全部1万t級に出来るなら」と言う枕詞があれば賛成できなくもないが
現実問題としてそんな事が出来るのはごく一部の国に限られるんだよな
「2000~3000tは、外洋で水雷突撃が可能な最低限の大きさ」と言うが
まさにその通り最低限の大きさでしか無いからな。
司令部能力や最低限の砲力・防御力を持たせようとすると5000~7000tになる。
>5000t~7000tって、雷装専任艦としては過大過ぎるし
過大…どこが?阿賀野型を見たら過大どころか本当に最小限な訳だが。
「水雷戦隊の先頭に立って戦うなら秋月程度の3000tのでも構わない」なんて、
1920年頃の時点で天龍型では性能不足とされ5500t型が登場した事により否定されている
1940年代ともなれば論外としか言いようが無いぞ >>416
日本軽巡と言えば水雷戦隊率いて突撃のイメージが先行するからそうなるけど軽巡の本来の役割考えたらやはり数揃えられてそれなりの耐久性と小回り両立する6000トン内外が一般的になる
3000トンの天龍や夕張は拡張性の無さから早々に二線級になっているし10000トンの最上や利根は数揃えられてないし
秋月型を水雷戦隊の旗艦に据えた事はあったけどやはり耐久性に欠けているから無理があった
理想言うなら8000トンの古鷹青葉や大淀サイズな訳で実際理想の軽巡として設計されたのが古鷹だし 水雷嚮導巡洋艦に最低限必要な物、と考えると
・最低でも駆逐艦に優越できる砲力
1920年代だと14p砲、1940年代ともなると駆逐艦の大型化により14p砲では不足とされ
砲弾重量の問題で一度捨てた15.2p砲を装備している。
・最低でも軽巡に瞬殺されない防御力
6インチ対応防御、後述の司令部能力を維持する為にも必要
・水雷戦隊司令部能力
10隻以上のフネを指揮、管理する能力なので決して小さくは無い
・一定の雷撃力
駆逐艦と一緒に水雷突撃する以上同様に雷撃する機会が多くなる
・高い航行能力
駆逐艦に劣らない速度、航洋性、航続力
これらを踏まえて生まれたのが阿賀野型、アトランタ型であり
それでも阿賀野型は防空力、アトランタ型は砲力や航行能力に問題があった事を考えると
7000t弱でも不足気味だったことがうかがえるし、
2000~3000tではどう考えても足りないことが分かるかと。 嚮導駆逐艦や小型巡洋艦が理想的と主張する人って、天龍型を実際に作って失敗だったことを無視してるよね 天龍型は特型以前の睦月型、ともすれば磯風型のご時世ですら砲力不足と言われてたからなあ
1940年頃にもなると駆逐艦も2,000t、倍近くにもなってるんだから到底性能が足りないし 天龍型は30年代後半に測量艦へ変更すればよかった
筑紫を作るよりは簡単 18戦隊として攻略作戦や、第一次ソロモン海戦、輸送船団旗艦とか
十分役立っている。 平時ならアレシユーザ級は手頃だとおもうが
実戦だとクラウンコロニー級でないと個艦で撃ち負けるんだな アリシューザは植民地警備用の汎用巡洋艦だからね
平時でなくとも、確実に駆逐艦相手なら圧倒出来る戦力ではあるし。
ただ平時戦時以前に、日本の最上型建造により大型軽巡ブームが起こっていて
イギリスとしても、他国の大型軽巡にサシで対抗できる軽巡を揃える必要があったとは言われてるね
まだ平時の段階で、アリシューザの次級から9,000t級のタウン級軽巡洋艦に移行しているし 天龍型が特型駆逐艦の登場で嚮導艦として能力不足になったのと同じで、
他国のカウンターパートの性能によって同じ艦種でも最低限必要なラインが変わってくる。
そこを無視して単体で「理想的な巡洋艦」を考えても意味はない。 上でも書いたけど天龍が性能不足と見られたのは特型駆逐艦のせいじゃないよ。
5500t型に移行した理由が既にその時点で嚮導艦として不足と見られていた為なので
磯風〜神風型辺りの時期。特型どころか睦月型より前の話
特型駆逐艦ともなると、5500t型ですら性能不足では?と見られる節があった
(スプーンバウのせいで下手すると特型より航洋性が低いとも) 海軍「そんな補助艦に予算くらいなら戦艦に予算回すし」
夕張はむしろ「軽巡もっとコスト削れへん?」の時代だから発想が真逆だぞ
(設計側はどうも大型駆逐艦ののりで図面書いてたようだけど)
で、ワシントン軍縮以降に似たような事を考えた結果が特型
特型の代わりに、夕張クラスの巨大駆逐艦作ってたらと考えると中々ロマンだが >>325
その時に作ってなくとも
ロンドン条約下の30年代に建造というわけにはいかないの? >>430
いや、そのロンドン条約の巡洋艦排水量制限があるんですが
代償に最上型・利根型が作れなりますよ?
勿論きっちり枠使いきってるので余裕はまったくありません >>430
日本はロンドン条約の軽巡枠を
条約の期間内に埋めることは出来なかったから厳しくね?
条約型軽巡最終シリーズの利根型が完成するのは
史実でも条約が明けてから
例えば事前に完成してたのが球磨型の5隻だったとして
30年の間に追加で5500t級を10隻(若しくは最上型7隻)
を割り込ませるのは結構厳しそう まあでも、どいつもこいつも役立ったんだし。
巡洋艦の仕事はいろいろあるからな >>433
日本の巡洋艦で正真正銘役立たずだったのは酒匂だけやな・・・ 居ない方がマシな軍艦も居るけどな
陸奥とか陸奥とか陸奥とか 大抵どの時期も巡洋艦の建造はしてるしな
30年代は高雄型、最上型、利根型と
大型の巡洋艦をコンスタントに作ってるんだからアレ以上とか無理ある 巡洋艦の武装としての6インチと8インチ
よく6インチを推す人が利点として挙げる投射量という観点ですら
6インチ側が8インチ比で門数1.5倍、RoF1.5倍になってやっと投射弾重トントンなんだな
貫通力は言わずもがなで、榴弾についても破片貫通力8インチの方が高いだろうし
弾道性能も8インチの方が良いし(三年式15.5cmと2号8インチで5km~15kmでほぼ同等) まぁ対巡洋艦能力で考えれば8インチ砲持ってた方が絶対的に有利だね
ただ対格下(駆逐艦等)能力で言うと手数と追従性の関係で6インチ砲有利だし
限定的とは言え防空性能なんかも考慮すると、6インチ砲が勝る面もある
故に条約明けにおいても6インチ砲艦建造の方がむしろ主流だったりする結果に 米海軍の47口径6インチ砲、砲身重量4.7トンに対して
帝国海軍60口径6.1インチ砲は砲身重量12トンと
バカみたいに重いのはなぜなんだろうか
初速は800msec vs 950 msecぐらいなんだっけ 6インチ砲で8インチ砲に対抗しようとして開発されたんだから必然的に重くなるよ
高初速大発射速度支える為にはね
軽量砲でそんな事したら命中率が酷い事になる アメリカは砲身重量を表す際に砲耳を抜いてる場合が多いから
そもそも同じ基準の重量を比較してるのかがまず怪しいよ Navweapsに載ってるデータを参照するとこうなってるな
三年式15.5cm 砲身重量12.7t 初速920〜925mps(APorHE)
6inMk16 砲身重量6.6t 初速762mps(強装薬・AP)
これだけ初速が違うんだから砲身重量が重くなるのは当然だと思うがな
単純に砲身が長い上に、初速の分頑丈に作る必要があるし 8インチ艦は6門艦でも普通にやばい。エクセターも古鷹・青葉型も活躍したね。 性能から見ると運動性が良くて発射速度も高い
米6インチの方が対空に向いてそうに見えるけど
対空射撃で使ったなんて話は見ないな 結局おれの好きな5500t型が、貧乏国の身の丈に合った最適なワークホースだった
ということだな 時代を考えると5500t型は貧乏国にしてはチート級の汎用巡洋艦群だからね
1920年の設計でWW2期において一応でも一線張れる巡洋艦って世界的にもかなり希少
5500t型のお陰でアメリカと比較しても長い間巡洋艦戦力で五分位だったし
近代巡洋艦(軽装甲巡洋艦)の整備自体が遅かった仏伊辺りからすれば垂涎の的だっただろう
イタリアとか初の近代巡洋艦(トリエステ)が就役したのが1928年末だしな 常備排水量7600トン、6インチ7門、33ノットのエメラルド級軽巡が5500tに近いのかな 戦力的に見劣りしても一隻は一隻だしな。
排水量や武装がクリーブランド級の半分だとしても、価値も半分かというとそうでもない 戦争後半に出来上がってきても使い道に困る阿賀野型。
15.2cm砲は12.7cm高射砲に載せ変えて完成させた方がまだ使えたろう。
軽巡なのに駆逐艦なみに戦力ダウンだが。 戦力ダウンするんだったら15.2cmのままの方が良いって話よ
12.7cm高角砲だって余ってる訳じゃないからね 乗せられる側にしてみたら
こんな古臭いに乗って戦うのかと
陰鬱な気分にさせられたりもしたらしいがw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています