>>907
それで言うなら、よく言われているほどには直接的な繋がりはないけど、AK47の源流はナチスドイツが戦中に開発したStG44っていうものなので、
例えばと言うまでもなくドイツは戦争中にAK47に相当するものを開発して量産していた。

でも、ドイツ軍自体「これをどう使えばいいのか」っていうことがいまいち詰め切れていなかったのと、装備と量産を進めることへのヒトラーの無理解、
それに現実的な事情(弾を大量生産して全軍に配備するような余裕がない)から、限定的な使用で終わってる。
なのでAK47が大戦中のドイツにあっても現実と全く何も差はなかったろう。

Ak47に代表される「比較的近距離の撃ち合いに特化させた、全自動射撃のできる小銃=突撃銃」っていうコンセプトは20世紀のはじめにはフランス他で発案されていた。
でも実際のものとして軍隊が広く使うようになったのは第二次大戦後で、もっと言うなら朝鮮戦争の後、ベトナム戦争くらいからだ。

そういう意味ではAK47は実はそんなに革命的な存在ではない。
ただ、「こういうのが遂に現実的に実際のものとなってきたな・・・」っていう存在ではあっただろう。