「モジュール」に拘るのは、ビザンツ帝国の「カタクラフト(複数の武器と重装甲を持った重騎兵)」にあやかりたいからです。
名づけて「カタクラフト・アナロジー」。

カタクラフトはギリシャ語で「甲冑に囲まれた(もの)」。
ユスティニアヌス帝の下で「不敗」の戦歴を持つベリサリウスによって、
フン族の合成弓やアヴァール人の騎槍、丈の長い鎖帷子、棒状の金属板を束ねた脛当てが取り入れられた。
またニケフォロス2世フォカスの時代に、弓・剣・長槍・盾を持ち強力な重装騎兵軍団となった。

欧州の「騎士」と違い兵士としての騎兵で社会的地位は付帯していない。
騎乗技術に長けたギリシャ以北のバルカン半島や、アナトリア高原などの住民がカタフラクトとなった。