ライトニングの上昇力は後世のF-15やSu-27にも引けを取らず、高高度からの侵入機も難なく追尾することが出来た。
また、デルタ翼らしく運動性も良好で、F-104やミラージュ3にも引けを取らない飛行性能と評価された。
しかし、絞り込んだ胴体に燃料タンクのスペースは少なく、航続距離は短かった。F6では増槽を主翼の上に搭載できるようになったが、空中で投棄することができないので、主に機体空輸用のオプションである。
機首にミサイルを2発搭載する以外に機外搭載量がほとんど無いのも問題で、サウジアラビアへの輸出機は主翼外側へハードポイントを追加している。

航続力さえあれば当時の空自次期FX候補機になりそうだ。