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「イラン・魂斗羅事件」のwikiより抜粋

・イスラエルの活動?[編集]
 ・イランへの支援?[編集]

この頃のイスラエルは、アメリカによる極秘裏の支援が開始される以前からイランを支援し、武器を密輸出していた。
イラン革命の直後にイラクに攻撃されたイランは、国際的には敗北必至と判断され、実際に戦死者はイラクをはるかに上回っていた。

革命後のイランは「反イスラエル・反シオニズム」が国是であったが、戦争敗北の恐れから、イスラエルからの武器援助を快諾した。
戦争時、イランの武器輸入総額は半分がイスラエルからのものであった。
そのイスラエルが販売する武器は、友好国であるアメリカや西欧諸国の軍が使用する数多の最新兵器であった。

アメリカ政府はこれに目をつけ、人質解放のために、身代金としてアメリカの武器をイランへ輸出するように要請した。
これは、イランとの武器貿易を公式にしたいイスラエルにとって望むところであり、アメリカはイスラエルによるイランへの武器輸出を承認し、
密貿易は公式な間接貿易となった。

これによって人質の一部が解放されたが、その頃からイスラエルはアメリカの代理人としてイランへ武器を輸出することを渋るようになった。
そのため、アメリカ政府は直接、イランに対して武器を密輸出するようになったが、これが発覚してスキャンダルになってしまった。
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数的にはイラン空軍の主力機であるF-4/F-5の部品なら米国以外の運用国も多いしある程度はブラックマーケットで調達できたかも
知れませんが、F-14となると米国以外に部品の調達先が無いのだから、イランも国是を曲げてでも米国とイスラエルとの裏取引に
応じる必要がありましたしね。

グラマン社もイスラエル経由でイランに密輸出したF-14の部品の金額は結構な額になっていたりして。