海外の提携組織のドンとの会談を終えた岸田総裁のもとに大きな情報がもたらされた。
岸田総裁の全員直参路線に反発していた茂木組長が自らの組織の解散を決定したという。
これで残るは麻生会長の派閥だけとなった。
しかし一枚岩に見えたが麻生会長の年齢の問題もあり、
後継者問題という火種は燻り続けるのであった。

一方、自らを安倍会長の後継者だと思っていた塩谷は、岸田執行部の処分に対する不服を表し、
破門の危機をまえに不穏な動きを画策するのであった。

岸田総裁の描いた計画が現実になるまであと少し、残された反乱勢力の秘策とは…