部屋に泊まったことは認めた大坪氏。彼女は医師から官僚に転身した経歴を持つ。通例では、首相補佐官には医師は
同行せず、緊急時には現地の医療機関に頼るのだが……。大坪氏の言うことを素直に受け取れば、現地インドの
医療体制が信用できないから、自分が一肌脱いだということなのか。

さらに、大坪氏が過去に行ったミャンマー、インド、中国、フィリピンの出張はすべて、和泉氏と一緒だったのでは
ないかと指摘されると、「(専門分野の)ヘルスケア関係のものに関しては、私が同行することもございますし、
他のものが同行することもある」と正面から答えなかったが、一緒だったことについて異存はないよう。早稲田議員に
4回の出張がすべて“コネクティングルーム”かと問われると、こんな言い訳。

「部屋の配置については、基本的には、外務省が作ってくださる配置に従っている。すべてどうであったかは、細かい
ところは記憶にありません」

自分の上役にあたる男性の部屋と、内扉でつながっている部屋に泊まる経験なんて、滅多にはなさそうなもの。他にも
そういうことがあったら覚えていそうなものなのだが……。一方、外務省の担当者はインドのホテルの部屋割りが
「補佐官室からの指示であったこと」を認めた。

東出昌大(32)と唐田えりか(22)、鈴木杏樹(50)と喜多村緑郎(51)の不倫が世間を騒がしているが、大坪氏と
和泉氏の不倫疑惑には税金が使われた疑いがある。

やつれたようにも見えたが、質問に対してよどみなく答えた大坪氏。野党は和泉補佐官を国会に呼ぶことと、出張に
関する書類をすべて開示することを要求している。