里見女流五冠が奨励会退会 四段届かず年齢制限
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2018年2月19日 朝刊
ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201802/CK2018021902000116.html

 将棋の女流棋士、里見香奈五冠(25)は十八日、大阪市の関西将棋会館で行われたプロ棋士養成機関
「奨励会」の三段リーグで対戦成績が七勝九敗となり、年齢制限で残り二局を待たずに退会が決まった。
 里見五冠は奨励会を卒業してプロ棋士になる夢は絶たれたが、
今後はプロ編入試験を受ける道が残されている。これまで、女性のプロ棋士は誕生していない。
 将棋のプロは棋士と女流棋士で制度が異なり、棋士になるには奨励会を卒業するか、プロ編入試験に合格するのが条件。
里見五冠は今後、女流棋士枠のある公式戦に出場し、規定の成績を収めれば同試験を受けることができる。
同試験は二〇〇六年に制度化。
一四年、アマチュアだった今泉健司四段(44)が合格した。
(以下略)