女流初「プロ棋士」目指した里見女流五冠退会へ
2018年02月19日
ttp://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20180219-OYO1T50000.html
 女性で初の将棋の「棋士」(四段)を目指し、日本将棋連盟の養成機関・奨励会の三段リーグで戦っている里見香奈女流五冠(25)が18日、大阪市福島区の関西将棋会館であった対局で2連敗した。
全18局中の16局を終えて7勝9敗となり、勝ち越せずに3月で年齢制限の26歳に達するため、規定により退会することが決まった。
…(中略)…
関西奨励会幹事の北浜健介八段(42)は「昇格する力はあると思ったが、厳しい世界。3月の最終日までベストを尽くしてほしい」と話した。
退会しても女流棋士としての活動に影響はない。
今後、棋士を目指すには、女流棋士の出場枠がある棋戦で棋士らを相手に好成績を挙げ、
プロ編入試験を受ける道が残る。