https://mainichi.jp/oshosen-kifu/180314.html
48手目△5五銀 消費時間;先手2時間25分、先手3時間31分

16時49分、豊島が手を止めて30分が過ぎた。控室では▲5三馬△5一飛▲2六馬△4一飛といった千日手の順が語られている。中村修九段は「こうは進まないと思いますが、立会人としては気になる変化です」と話す。
飯島七段は「△5五銀は△4六歩と△6六銀を狙っています。▲5三馬は▲5四馬と歩を取る意味ですが、後手がそれを防ぐには△5一飛でしょう。以下▲8六馬は△3五歩と突かれますので▲2六馬が自然です。
対して後手も次に▲3五歩と突かれるとまずいので、△4一飛と戻って△4六歩と△6六銀を見せます。4手とも自然な手ですし、後手としては千日手になるのは歓迎だと思います」と解説する。