Q ゲームのやり過ぎが、病気として認められるようになったのか

 A 世界保健機関(WHO)が、新たな病気として「ゲーム障害」(gaming disorder)を「国際疾病分類」(ICD)案に入れた。約30年ぶりに疾病分類を見直しており、正式には来年5月のWHO総会で決まる。

 Q ゲーム障害とは何か

 A ゲームに夢中になり、学校や仕事へ行かなくなったり、朝起床できず昼夜が逆転したりする。身体にダメージを負うこともあり、

韓国ではネットカフェで86時間、ほとんど寝ずにゲームをした20代男性が死亡した。問題が生じてもゲームをやりたいという衝動を抑えられなくなるところにこの病気の特徴がある。

WHOは「少なくとも1年以上続くこと」を主な診断基準にしている。