将棋ジャーナル1983年6月号、奥山紅樹さんの「盤側いろは帖」より。

「奥山さん……一局が終わるわね。仲間が誘い合って一杯飲みに行こうか、夜食に行こうかとなる。
その時に、さりげなく『私は帰りますから…』と言って、さっさと帰る棋士と、ずるずるつき合う棋士がいるとする……ちょっとした差だけど、そのちょっとした断り方が出来るか出来んか。
努力の差とか、才能の差というのは、案外こんな小さなことの中に、出るよ」

https://shogipenclublog.com/blog/2017/11/01/ooyama-22/