八代弥六段(24歳)
八代は竜王戦ランキング連続昇級、朝日杯優勝と長短両方の棋戦で実績がある実力者である
現24歳以下で六段以上の棋士は八代の他に藤井七段(16)、増田六段(20)、千田六段(23)、佐々木勇気六段(23)、阿部光瑠六段(23)しかいない
今年度はここまで10勝5敗だ

銀河戦は三浦九段に破れたが6勝を上げているため16名で争う決勝トーナメント進出を決めている
八代の他に行方、丸山、渡辺、佐藤和俊(5勝)、千田、伊藤真吾(4勝)、佐藤天彦、豊島、伊奈(3勝)、増田(6勝)、渡辺大夢(5勝)、黒沢(6勝)の12名が進出を決めている
例年C級2組からの決勝トーナメント進出が多いように、C2の上位棋士はB2あるいはB1の実力があると言われており、八代六段もC2であるからといって侮ることはできない棋士のひとりである
なお、今期銀河戦の話題は増田六段の快進撃だ
まだ未放送であるが屋敷九段に勝っているとFブロックは増田が7連勝(最終勝抜き者)、牧野五段(1勝)が最多勝での決勝トーナメント進出となる
八代六段は竜王戦ランキングでも今期4組でまだ昇級の可能性がある
王将戦では、松尾八段を破って5-0で二次予選進出を決めている

この八代六段と藤井七段の対局となる新人王戦2回戦は7月28日(土)に行われる