大地は断片的には良さも出たけど、集中力を欠いたような印象が強い対局だったなぁ。
羽生が嫌なタイミングでジャブを放ってた所為もあるんだろうけど。2六歩、2五歩でいきなり面食らってしまった大地の素直さは羽生の大好物だろう。
一方の羽生も第1局ら序盤で着実にポイント上げながら決定的なリードを広げられず結局入玉で負けない展開に逃げ込んだ。
第2局はお互いグダグダの駒組み合戦の果てに羽生本人も自爆気味というような無理な単発攻め連発して清算した後にちょっと受けに回ったら大地がテンパってひたすら損してくれたのにだいぶ助けられて形成ひっくり返ってる。
とは言えフィッシャールールだしこの棋譜をどう評価していいのか分からない。
次の勇気戦は凄く楽しみな反面、個人的には羽生が負けて欲しくない気持ちが強過ぎて。凄くいい手合いだと思うが、羽生対高見とかの方がどっちが勝っても気楽だった。