で、年に開催されるタイトル戦の数を考慮して、改めてそれぞれのタイトル数の凄さを考えてみると
大山の80期が最も偉大な記録
あのタイトル数の時代に80は凄まじい
タイトル数がある程度増えた時代の中原を越えている時点で恐ろしい記録

そして次が羽生の99期
そしてさらにその次が中原の64期

数字だけで見れば大山>羽生>中原の順に凄い
大山が一番なのは決まりだが、羽生と中原がどれだけ差があるか考えてみる必要がある
タイトル戦開催数を考慮すると、羽生99期に対して、中原64期、これはもうちょっと増えると思われる
具体的に言うと王座戦が若い頃からタイトルであれば、中原は70期を越えてくる可能性が十分ある
99対64よりも、差が狭まる
99対70〜75程度には、縮まる
これは単純に数だけを見た場合で、さらに質を見る必要があるわけだ
70〜75で名人は15期、十段は11期 99でも名人は9期、竜王は7期
羽生と中原の評価の差は、さらに縮まる

それでも羽生が、ちょっとだけ中原より上かなとも思う
羽生のほうが長い間勝っている
それは1日制では羽生>中原だからと思う 将棋界のほとんどの勝負は1日制だからね
1日制で強いほうがよく勝てるさね