大原則その1
「羽生は1日制タイトルが2日制タイトルより得意である(2日制タイトルが1日制タイトルより苦手である)」
1日制の3タイトルは10連覇、12連覇、19連覇といずれも10連覇以上している
2日制の4タイトルで10連覇以上はない

大原則その2
「羽生は別格タイトルであまり強くない」
名人、竜王は一ケタの獲得数
残り5タイトルは二ケタの獲得数

将棋ファンが感覚的に把握している羽生の実態がこの2つだ
1日制では間違いなく現代最強、羽生さん最強!
だが2日制で同じノリで見ると、森内や渡辺にやられるという期待外れの結果を見てきた
つまり2日制では間違いなく最強とは言えない
どころか直接対決での結果を見る限り、森内や渡辺よりやや弱いのではないか、と考えられる

この大原則2つに反する結果が出ているのが王位戦だ
では王位戦ではなぜ、反する結果が出たのか、おそらく例外だろうからね、その結論が
「王位戦では羽生森内、羽生渡辺の番勝負が一度もなかったから」ということになる
「2日制の勝負限定なら羽生よりやや強い森内と渡辺が、王位戦では羽生を邪魔しなかったから」
王位戦での競争はやや、レベルが低かったということになるね
王位戦というのは1日制の予選の道のりが長い、そこで森内と渡辺が弾かれた
それが羽生に幸いしたということだ