羽生善治九段が日本代表にエール「超本気モードで来る。好勝負を期待」 平尾さんと親交
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ラグビーW杯で日本代表が南アフリカ代表との大一番に臨む20日は、
かつて主将・監督としてジャパンを率いた平尾誠二さんの命日。
2016年に53歳の若さで亡くなった「ミスターラグビー」と親交が深かった
女優の賀来千香子(58)、将棋の羽生善治九段(49)、
京大iPS細胞研究所・山中伸弥所長(57)が故人、そして今大会の日本代表への思いを明かした。(北野 新太)

各界の著名人と交流を持つ羽生九段にとっても、平尾さんは特別な存在だった。
「選手として大変な実績を残された人ですけど、主将・監督としてチームをまとめ上げる能力に秀でていた。
他の世界にもいないような存在だと思っています」

長年にわたって2人を撮影してきた写真家の岡村啓嗣さんに紹介され、20歳頃に出会った。
「平尾さんは常に先を見て、未来を見て考える姿勢を持っておられました。
今、具体的な形になって表れているのが今大会の日本代表なのではないでしょうか」

 過密日程で対局が続いているが、日本代表に熱視線を送っている。
「想像していた以上に力強いな、と思いながら見ています。
アイルランド戦はチャンスに恵まれて勝ったのかなあと思ったのですが、
その後の結果を見ていると本当に地力があって結果を残している。
スクラムで押されても、バックスで展開されてもきちんと対応できるマルチなチームとしてスキルの高さを感じます」

21日に藤井聡太七段(17)戦を控える中、やはり南ア戦も気になる。
「もちろん前回も本気だったと思いますけど、今回は超本気モードで来ると思いますので、好勝負を期待しています」。
一国民として、同じ勝負師として視線を送る。