フィッシャールールの良さは同じ対局時間であっても、
時間の使い方のメリハリを付けることで、より深く考慮すること出来る点だね

例えば、通常の10秒将棋と5分5秒のフィッシャーなら、120手の将棋が約20分で終わるわけだけど、
常に10秒で指さないといけない10秒将棋と比べて、フィッシャーなら時間を貯めて重要な局面で考慮することが出来る

これは早指しに限ったことではなくて、持ち時間の長い順位戦のような対局でも同じようなことが言えて、
持ち時間6時間で切れたら1分将棋と持ち時間5時間で1手指す毎に1分加算なら120手の将棋が約12時間で終わる
前者は終盤で1分将棋に追われることになるけど、後者は終盤でもノータイムで指せば持ち時間を1分以上に増やせる
限られた時間でより深く考慮した棋譜を残せるという意味では優秀なルールではあるよ