羽生世代に強い棋士が集中したというのは錯覚だ
大山ほど強くなかった羽生に勝率3割台の棋士が強いといえるかどうか
羽生に勝率3割台でもタイトルに挑戦したり、タイトルを獲ったりできたのは羽生以外は横並べだったからともいえる
羽生のライバルで残っているのは康光だけで既にB2以下にまで落ちている棋士がいる
決して強い棋士が集中していたとは言えない

今は棋士全体のレベルが違うからという言い訳は通用しない
有吉が60歳までA級に残れたのは有吉が30代のA級のレベルより30年後のA級のレベルが格段に低いからだ
1935年生れの有吉の30年後というと1965年生まれの棋士、まさに谷川世代だし、1940年生れの加藤一二三の30年後というのは1970年生れの棋士、すなわち羽生世代にほかならない
同様に計算して1919年生れの丸田九段のB1在位を許したのは59年以降に生まれた棋士、すなわち谷川世代だし、1940年生れの加藤一二三のB1在位を許したのは羽生世代以降80年まで生まれた棋士ということになる
丸田や加藤は60歳すぎてもそれら世代のトップと張り合うことができたのだからレベルが低かったのはどっちなのか誰でもわかるだろ