将〇でも苦しい時期が続いてきて、そんななかでユーキくんと長背くんのライバルとしての絆が深まるのもきっと大きな要因だったのだろう。将〇も恋もなかなか抜け出せない蟻地獄の中……。
参毎道くんは謙虚だけどそれだけじゃない。将〇も恋も思うようにいかずにずっと自信を失っているんだ。俺だったら絶対そんな思いさせないのに……!
「子供の頃からいつの間にか好きになっててさ、想い続けていてもいつかあいつを困らせるのは目に見えてるし、自分だってそんなのキツいし……でも、なかなか気持ちを手放せなくて……」
あ〜これはやっぱりどんなに辛くてもユーキくんのことを想い続けていくパターンやろか……それならそれで、俺はずっと君のことを想って見守っていたい……。
「でも、そんな時に才たろうくんとよく会うようになって、素敵な人だなって思うようなところ会うたびにいっぱい発見して、一緒にいて居心地よくて、なんだかホッとして……会えない時も気づいたら才たろうくんのことばかり考えるようになってて……えーっと……」
……ん?こ、これは……もしかして……!?