将棋をやったことがない(もしくは以前やっていた)人間に新たに(再び)将棋しようかな、と思わせることが普及だと思うが
それを一番やっているのは藤井だろうし、他の棋士始め関係者たちはそのおこぼれを預かっているにすぎないというのは正しいと思う。

さて、藤井のおかげで将棋教室に生徒が増えたという話は聞いたが、
このような類の話はラグビーWカップとか女子サッカーWカップのころにも聞いた記憶がある。
一時的なブームに乗っかるひとはどの分野でも現れる。
その一方で、新宿の本部道場や地方の有名な道場が閉鎖というニュースをしばしば聞くし、タイトル戦のスポンサーも変わった。
道場やっているようなところは将棋教室もやっているのではないか。

将棋をやる人は増えているのかもしれないが、将棋に金を落とす人は実は増えていないのではないかということ。
将棋なんて金かけないで出来る趣味の筆頭といってもいいくらいだろう。