中原とあれだけ対局して50代の勝率が0.633というのも凄いが中原以外だと375-183(0.672)となるから驚くほかない
次に対局が多かった米長も除外すると339-148(0.696)、さらに加藤まで抜くと314-130(0.707)
つまり、なんと!3強以外には50代でも勝率7割をキープしていた

しかも、そのほとんどがタイトル戦、リーグ戦、本戦、A級順位戦なわけだ


あまり知られていないが50代の予選成績だけに限定するともっとすごいことになっている

十段戦予選 14-2
王位戦予選 10-1
50代の予選全成績 24-3(0.889)

過去の棋士と比べて藤井二冠の勝率が抜きん出ているけど大山の隠れた記録にも脱帽するしかない
そして、これはそのまま、棋士のレベル低下があったことを示していて、それは、傾向的に大山が亡くなるまで続いていたようだ