その事を示す何よりの証拠は王位戦予選のその後の成績だ
王位戦予選はシード4棋士以外は全棋士予選が4回戦を戦うトーナメント戦なので比較しやすい
64歳前後の大山の勝率が16歳前後の藤井聡太の勝率より良いのは相手棋士のレベルが現代棋士より低いからであろうし、大山だけでなく棋士として高齢の二上有吉、加藤の勝率もよいことから、当時の棋士のレベルが二上有吉や加藤の全盛時代よりレベルが落ちていたことも示されている
すなわち、それは谷川、羽生の時代のことだ
1986年〜1989年
王位戦予選(28期〜30期)の成績
大山康晴 (勝率9割)
 28期 4-0 63歳
 29期 1-1 64歳
 30期 4-0 65歳
二上達也 (勝率6割6分)
 28期 0-1 54歳
 29期 0-1 55歳
 30期 4-0 56歳
加藤一二三 (勝率6割)
 28期 0-1 46歳
 29期 3-1 47歳
 30期 3-1 48歳
有吉道夫 (勝率5割7分)
 28期 1-1 51歳
 29期 3-1 52歳
 30期 0-1 53歳
羽生善治 (勝率5割)
 28期 0-1 16歳
 29期 2-1 17歳
 30期 1-1 18歳

2017年~2019年
藤井聡太 (勝率7割8分)
 59期 3-1 15歳
 60期 0-1 16歳
 61期 4-0 17歳