王将戦で羽生さんは一転して一手損角換わり、相掛かりで藤井聡太と戦った。

そもそもAI研究で角換わりを藤井聡太にぶつけるのは1勝4敗になるけど絶対にタイトル奪取はできない戦略なんだ。
何故かというと藤井聡太も準備万端だから期待値のブレがない。
一手損角換わりや相掛かりで勝負するのは4連敗の可能性が高いが4勝してしまう可能性もある戦略。
AI研究はあまりできないが人間同士の力戦を挑むことができる。これなら無様に負ける可能性もあるがハマれば突き抜ける可能性がある。
羽生さんは人間 藤井聡太と将棋をしてしかも勝てる可能性もある戦略に賭けた。

これが本当の勝負師の姿であり数多くの修羅場を駆け抜けた男の姿なんだ。
永世七冠がかかった時王座戦では無様な負け方をしたのに、竜王戦で涙がでるほど感動する戦いをした羽生さん。
我々は乾坤一擲の勝負をしてる男の生き様を心に刻むべきだ。