ひきこもりの息子、すがった先は悪徳業者だった 母の後悔届かぬ返事

11/20(土) 15:10
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 「息子が泣きながら家を出たときの光景を忘れることはありません」

 白い便箋(びんせん)に、強い筆跡で書かれた文字。関東近郊で暮らす80代の女性が昨夏、厚生労働省地域福祉課の担当者らにあてて書いたものだ。

【写真】海上自衛隊員だったころの女性の長男=遺族提供

 女性の長男は26歳から約20年間、自宅にひきこもっていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3f1eb80c5dc34e24e5dc9afdb8bc0307ad4246a3
 6年前に夫が他界して、長男と2人暮らしになった女性は、インターネットで見つけた民間の自立支援業者に相談。担当者に「ひきこもりが長期化、高齢化するほど解決が難しくなる」と迫られ、契約を結んだという。

 その年の冬。自宅にきた業者の男らに説得されて、階段を下りてきた息子を玄関先で見送った。この契約のために女性は自宅を売り、業者に支払った費用は最終的に1300万円にのぼった。

 そして、業者の「自立支援施設」に入所してから約2年後、長男は研修先として赴いていた熊本県内のアパートで、ひとり亡くなっているのが見つかった。

 冷蔵庫は空で餓死も疑われたが、業者に事情を尋ねても要領を得ず、お金はおろか、衣服などの遺品も戻らなかったという。

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【悪徳】20年間引きこもりの息子を1300万円払い業者に引き渡す→2年で死亡 [速報★]
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