ネタバレ注意
【概要】
ここでも何度か紹介されてるが、ウルトラマンゼロがはやてのいる世界の地球に偶然漂流して家族になるってありがちな作品
はっきり言って典型的なウルトラマンマンセー、なのはsageの最低系蹂躙クロス
絆の力とかウルトラマンだけでは勝てないみたいな言い訳を延々と作者は書いてるが問題点として

1.展開がウルトラマンや星人ありき
ヤプールなんて原作の時点で色々小物臭漂う星人がプレシアの死体に乗り移って暗躍するという、ヤプールありきの展開
しかもアルハザードはヤプールの故郷だったと、小さいことかもしれないが節々でウルトラマンの設定に依存してるなのは世界も鼻につく
闇の書編ではダークザギが黒幕として暗躍するが、M78ワールド出身っていう共通点があるゼロとヤプールはともかく
ザギはネクサス世界のラスボスなのに真の黒幕に良いように利用されてたと、ネクサスファンからしたらイラつく設定
おまけに次元世界で起こってたビーストによる捕食事件はすべてザギによって隠蔽されていましたと、確かにその設定は間違ってないが露骨なウルトラマンすげーはうんざり
作者はネクサス好きと言ってるがこんなゼロの踏み台としか思えない展開を書いていて説得力がない

闇の書の欠片で生まれたなのはが二次にありがちなお話砲撃女に描いて、同じく欠片から生まれたレオはやたら悲惨な過去()を経験したレオすげーとマンセー状態
そこいつまでもグチグチ悩んでんじゃねえって弟子のゼロが喝をいれるのが王道じゃないの?

2.異常すぎるレベルで怪獣、特に超獣を脅威に書いてなのはサイドでは苦戦必死な描写の数々
なのはのスターライトブレイカー、クロノのスティンガーブレイドEXEの直撃を受けてまったくの無傷
(最後ウルトラマンゼロとの合体攻撃で倒したみたいな言い訳をしてるが、ようはゼロの攻撃抜きじゃまともにダメージを与えられませんってなってることに気づいてない)

時の庭園での戦いでヴィータとシグナムがそれぞれ超獣とタイマンで戦ってギリギリ勝たせることで面目躍如のつもりで書いてるけど
この時戦った超獣はファイヤーモンスとバラバ、客観視できる人間が見たらわかるがこいつら強くもなんともない雑魚怪獣
大体ゼロが活躍してる時代なら初代ウルトラマンでさえゼットンを素手で倒せるようになるくらいインフレしてる世界で
その気になれば当時の地球の防衛隊でも普通に倒せる怪獣一匹相手に満身創痍になってる時点で蹂躙臭が半端ない
ウルトラマン達が地球では力をセーブして光線撃ってるって設定守ってるのなら、じゃあそのセーブされてる力でやられてる怪獣共も相応に弱くしろよ


一般魔導師の攻撃は基本ウルトラマンにとってはヵに刺されたほどのダメージもない(メビウスとあるウルトラマンとの戦闘にて)
完全体になってノアみたいな見た目になったダークザギにはアルカンシェルの直撃すら無傷
公式ネタにして雑魚星人、パド星人すら戦車砲レベルの攻撃じゃないとダメージが通らないから魔導師じゃ勝てないなど

個人的に一番許せないのは、人間形態のウルトラマンレオ相手にシグナムとザフィーラがダメージすら与えられずに倒される所
感想欄はオオトリゲンなら良いと言って完全に絶賛状態、もう全部レオに戦ってもらえば?

ちなみに八神家は全員活躍させてると作者は言ってるが、ザフィーラがシグナムとヴィータに劣ると描写したり
アインスがウルトラマンの因子だかで生き残ってからはまともに活躍がなかったりと、有言不実行半端ない

とにかくパワーバランスはウルトラマン>>>>越えられない壁>>>>なのはキャラということをこれでもかと描写
そのくせ作者はしっかりと両者を立たせてると思いこんでるから性質が悪い

3.ゼロのハーレム体質、およびチョロイン化するヒロイン達
特にシグナムとフェイトが酷い。過去につけこんでニコポナデポするオリ主と何も変わらん
シグナムにきゃーなんて女らしいセリフ吐かせたりと、基本ヒロインは装飾扱いらしい
ちなみにゼロのハーレムに入ってない女キャラは軒並み空気、いやマジで空気


【地雷要素又は注意事項】
R-15 残酷な描写 クロスオーバー
後作者は書いてないがアンチ・ヘイトと蹂躙


長々まとまりのない文章書いてすまん、ただ昔ここでしょっちゅうこれがもてはやされてる状態にまったく納得できなかったからその分を兼ねてレビューした