>同胞が同胞を殴り、同胞が同胞を犯し、同胞が同胞を殺し、同胞が同胞の肉を食らうというのは比喩ではない。
>単なる説明である。
>同盟軍がヴィンターシェンケを奪還した時、腕・足・指・目・鼻・耳・足・性器がすべて残っている者は、生存者の一割に満たなかった。
>生殖能力を奪われなかった女性の九割が妊娠していた。

>ヴィンターシェンケ伯爵は軟弱な少年であったが、犬にされるいわれはない。
>ヴィンターシェンケ家の一族は怠惰であったが、極限の苦痛を与えつつ死なせない拷問を加えられるいわれはない。
>ヴィンターシェンケ家の三重臣は無能であったが、リョウチ三万回の刑に処せられるいわれはない。
>ヴィンターシェンケの住民は無知であったが、家族殺しや共食いを強制されるいわれはない。

>ヴィンターシェンケでは同盟人も犠牲になっている。
>権力掌握の障害になる者は殺された。
>屈服しない者は殺された。
>命令に逆らった者は殺された。
>反対意見を述べた者は殺された。
>住民に情けをかけた者は殺された。
>理由がなくても殺された。総司令部の査察団は一人残らず殺された。
>鎮圧部隊がやってくると、タッツィーとプセントは時間稼ぎのために、部下を次々と自爆させた。

これと一緒にされたらクレメントがかわいそう