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安価・お題で短編小説を書こう!6
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0001三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/05/07(火) 22:00:06.89ID:NxAj93Er
安価お題で短編を書くスレです。

■お題について
現在、毎週日曜日の午後22時に前回のお題を締め切り、新しいお題を安価で決める方式を取っています。現時点での募集お題はスレ主によるレスを確認してください。

■投稿方法
投稿する際は、使用お題と【】でタイトルを明記してください。決めていなければ【無題】でも可。
作品は3レス以内で。レスが2つ以上に別れる場合は分かりやすいよう番号を振ってください。
R18は禁止です。他に規制はありません。

■「小説家になろう」等への投稿について
同一内容を別サイトへと投稿する行為は認めています。
その際、権利者以外が5ch上から無断で転載したものと区別するため、出来る限り【本スレへ投稿する前に】投稿してください。
別サイトへと投稿してリンクを貼るのも可。
リンク先のタグに『お題スレ投稿作品』を入れ、使用お題、タイトル、URLを書き込んでください。

■前スレ
安価・お題で短編小説を書こう!
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1508249417/
安価・お題で短編小説を書こう!2
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1511408862/
安価・お題で短編小説を書こう!3
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1522770910/
安価・お題で短編小説を書こう!4
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1529860332/
安価・お題で短編小説を書こう!5
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1541947897/
0251この名無しがすごい!
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2019/07/15(月) 08:18:25.73ID:6hGR6dgv
>>227
>>187を早速連書きだとッ、お題10個を繋いで練り上げられるのか進行氏、全選択、リブートしようぜ、レインメーカー!
さあ前回、空に生息するヌシ・レインメーカーの出現シーンで寸止めとなっていたのを再開〜、雲の中から引きずり出された半透明な威容ッ、ウインチの先の怪物を捕縛隊の主人公が睨みあげる〜
だが濁流のような雨粒の反撃で意識遠のき場面転換ッ! ん、教室? 『魔方陣』を描きつつ、睡魔に意識を奪われていた主人公の前に『僕っ娘』メダカちゃんが登場し〜、空戦は夢だったのか、
物語の実線はメダカちゃんが『七人の従者』のお話を読ませてくる学生の日常なのだ…、ではなく、やっぱり空の上w 夢から醒めた主人公の前で、メダカちゃんと村の手練れがロープを『首輪』のようにし怪物を鎮圧〜、
『ハンドクリーム』にしてやんぜENDがきまった、クリームになったw 前回お題と今回お題、色味の違うお題とお題が計10個! 意識の切り替えによってヨリ合わされし一本の糸の数珠連鎖クリアッ、振り絞ったな進行氏、乙!

>>231
『僕っ娘』と『首輪』の連鎖でイケナイ属性持ちの少女がやってきたぜ! 遅刻な231氏の全選択トリ、タリスマンとドックイヤー!
さあ、革鎧に『ハンドクリーム』を塗り込んでツヤ出しに励んでいる『僕っ娘』ネーヤさんが、鎧と同じハンドクリームで磨いた『首輪』をつけて、ほくそ笑む〜
犬系獣人種幼女のネーヤさんは犬ミミを持つ奴隷の身分、属性てんこ盛りな彼女だが人間社会においては社会的地位が低い〜! 前の主の粗暴な扱いから逃れ、精霊の『七』騎士を目指す清廉な主とともに暮らす毎日だッ、
己が助けられた記憶の中に見るのは、騎士候補たるトワさんの凛々しい姿〜! 幼女であっても首輪と襤褸のイケナイ姿が獣人種の通常、だが奴隷扱いをせず町娘の姿をさせるトワさんに、
ラストは『魔方陣』を刻んだタリスマンを付けてもらって照れくさい、愛され愛しの身分向上、幸福END! イヌな彼女を描き出した231氏、かわいそうな過去を帳消しだ、お題も物語に適合し、円満フィニッシュ!
0252この名無しがすごい!
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2019/07/15(月) 12:37:23.84ID:+X8PwnQp
>>244
使用するお題→『スタート』『ストップ』『ショートヘア』

【ガンマンとしての自分を捨てた日】(1/3)

西部劇マニアのレイチェルは最近くたびれていた。
悪ガキに奪われた帽子を取り戻したり、おもちゃ泥棒の老婆といった騒動から早くも2年が経過した。
警察でもないのに事件が起こると依頼を受けたり、ベビーシッターでもないのに子守りを任されたりと
町の住人はみんな自分を買い被り過ぎなのではないかと感じるようになってきたのだ。
それに過去の事件のほとんどは自分の力じゃなくて、偶然かただ運が良かっただけで解決できたようなものだ。

「私、もうガンマンのコスプレ辞めようかしら…」

レイチェルは頭を悩ませた。

「仕方ない、こうなったら…」

レイチェルはいつも身に着けているガンマンの衣装を全てダンボール箱に入れて
クローゼットの中に収納した後、床屋に向かう。
彼女はロングヘアーでいつも髪を束ねてポニーテールにしているのだが、
バッサリと切ってもらい外ハネのショートヘアにしてもらった。
これでもう自分があのガンマンのコスプレをしているレイチェルだと気付かないだろう。
ガンマンとしてのレイチェルは今日で終わり、これからはノーマルなレイチェルとしての生活が始まるのだ。
0253この名無しがすごい!
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2019/07/15(月) 12:50:03.92ID:+X8PwnQp
【ガンマンとしての自分を捨てた日】(2/3)

レイチェルはTシャツにジャケット、スキニージーンズといったカジュアルな格好で街中を歩くが、
住人たちは彼女がレイチェルということに一切気付かずにすれ違っていく。
衣装と髪型を変えただけでここまで認識されないとは…と逆に驚いてしまう。
ガンマンのコスプレを辞めて1ヶ月ほどが経ち、公園のベンチで寛いでいると子供たちの会話が聞こえてきた。

「最近レイチェルさん全然見かけないよね」
「確かに。どこかに引っ越してしまったのかな?」
「あのガンマン姿がめっちゃカッコいいのに…」
「うん、それにあの拍車のカチャカチャ音が恋しいよ」
「そうそう、あの音が聞こえてくると自然と楽しい気分になるんだよね」

その言葉を聞き、レイチェルは少し複雑な気持ちになった。
それに町の住人たちもどこか暗い雰囲気になっているのようにも思えた。
まさか自分がガンマンのコスプレを辞めてしまったからだろうか。
レイチェルは次第に妙な罪悪感に襲われるようになっていった。
0254この名無しがすごい!
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2019/07/15(月) 13:10:04.46ID:+X8PwnQp
【ガンマンとしての自分を捨てた日】(3/3)

さらに3ヶ月が経過したある日のこと、散歩していると女の子の泣く声が聞こえてきた。
どうやらペットのネコが高い木に上って下りれなくなってしまったようだ。

「だ、誰か私のネコちゃんを助けて!」

もう私は町の平和を守るガンマンじゃない…だがレイチェルは葛藤に耐えられなくなり、
急いで自分の家に戻るとクローゼットの中からガンマン衣装の入ったダンボール箱を引きずり出し、
ガンマンに変身するや否や、女の子の元へと戻る。

「レイチェルさんだ!」
「待たせたわね、今すぐネコちゃんを助けるから!」

レイチェルは木をよじ登ってネコをしっかりと抱くと、ゆっくりと地面に下りる。これでもう安心だ。
ネコは嬉しそうにレイチェルの顔をペロッと舐めると、女の子のところに戻っていく。

「ヨシヨシもう大丈夫よ。レイチェルさん本当にありがとう!」

町の住人達もレイチェルの姿に気付き、彼女のところに駆け寄ってきた。

「レイチェルさん、もう半年も全く見かけなかったけどどこに行ってたの?」
「あなたがいなくなって、みんなすっごく寂しかったんだよ」
「ご、ごめんなさい。ちょっと用事があって遠くに出かけてただけよ…」

とにかくレイチェルが戻ってきて、みんなは大喜び。彼女を持ち上げて胴上げするほどだった。

「(やっぱり困っている人を放っておくなんて私にはできない…)」

それ以来、彼女はまた髪を長く伸ばし束ねてポニーテールにし、
あのお馴染みのガンマン衣装に身を包む。

「この町はもしかしたら私がいないとダメなのかもしれない。私がみんなを笑顔にし守らなくちゃ!」

ノーマルなレイチェルの人生はこれで終わり。
またガンマンとしてのレイチェルの人生が始まるのだった。


おしまい
0255三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/15(月) 14:11:36.84ID:lo5MrMvU
>>251
感想ありがとうございます!
お題にシナジーがあって助かりました
今回書かなければ、もう無理でした
クリームは保水力抜群ですw

>>252
早過ぎて笑うw
でも考えたら、以前はこのくらいのスピード感だったんですよね・・
作中の時間経過も早い
まさかのガンマン卒業でしたが、戻ってきてくれて良かったですw
0256この名無しがすごい!
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2019/07/15(月) 15:26:13.57ID:IKsF8sag
3つ目のお題出した者だけど、
最初は『小柄な彼と長身の彼女』とか『男装、女装』など反対語を1つにまとめる案を考えてました。
しかしこれでは>>224のルールから外れると思ったので、結局違うものになりましたが。
それにしても今回の方針はとても難しかったw
0257この名無しがすごい!
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2019/07/15(月) 15:58:05.38ID:HibhuZve
>>244
お題『スタート』『ストップ』『ショートヘア』『ロングブーツ』『ふわふわ』

「ロングブーツと22世紀」
「さて助手よ、今からルーレットを回すからストップと言ってくれ」
「嫌です」
ここは日本のどこかにあるラボの一室、そこでひと組の男女が話している。
「即答とはヒドイじゃないか」
「どうせ、またロクでもないものでも作ったんですよね。使える所以外は粗大ゴミに出すので、サッサと分別してください」
痩せぎすのメガネの男に対して、ショートヘアの女が履いてきたロングブーツを揃え、冷たい目を向けて言い放つ。視線に温度があるなら凍死する位の冷たさだが、男は怯まない。
「ロクでもないとはなんだね。こうしてラボを構え、君を雇っているのは私だぞ」
「じゃあ貴方のトラをバターにする機械を超高性能粒子観測機兼分離機に作り変えたり、空中で変形する戦闘機のラジコンを、最新型ロボットアームとして改造して売り込んだのは誰ですか? 取り立てのトラウマで携帯電話に出れない博士様」
痛いところを突かれた男が苦虫を噛み潰したような顔になる。
「うぐっ。しかしそれが作れたのは私の天才的頭脳があったからで……」
「常識知らずで、金の計算も需要と供給を理解できない人間が何を言ってるんだか」
0258この名無しがすごい!
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2019/07/15(月) 16:03:47.90ID:HibhuZve
題名「ロングブーツと22世紀」その2

借金の担保として持っていかれた発明品も、パッと見ればゴミなのだが、中にはこれまでの常識を覆す品物があったはずだ。
なぜならあちこちから借金をしているというのに、博士の体は五体満足だった。恐らくは良い金づるとして生かされていたのだろう。この助手が、ジャンク品で見つけた博士の発明品を見つけるまでは。
「で、何を作ったんです?」
よくぞ聞いてくれたと言わんばかりに両手を広げ、マシンに向き直る。
「聞いて驚くな。人が全長1cmの小人になれる機械だ。ついでに超短時間の時間遡行とワープが出来る」
「そりゃ、すごいことですね。で、欠陥は?」
「ふむ。この機会はワームホールを利用するのだがな。小型化してワープするのはいいもののワープ地点がランダムだ。高確率で宇宙に放り出される」
「ただの凶器じゃねえか」
思わず突っ込んだ助手を手で制すと、先程言ったルーレットを指差す。
「チッチッチ。先程言っただろう?ルーレットを止めろと。ワームホールには必ず出口がある。ならば発生した出口が地球上の生存可能な地域にあればいい。しかもこの近辺に発生するものに限定すれば観測するのは容易。このルーレットはその出口を観測するものなのだよ」
「うわ。ホント腹立つわこいつ」
それ世の中に公表したら、絶対世界戦争が起きるわ。
そんな助手の心情はつゆ知らず、博士はルーレットのスイッチを助手に差し出した。
「どうか押してくれないかね助手よ。22世紀の技術をここで生み出したという興奮が私を駆り立てて止まないのだよ」
「はいはい。いやどうするかな。分解して研究所に提供するにしても限度があるぞ。おい」
受け取ったスイッチをしばし見つめて
「そういえば小さくなったらどうやって戻るんです?」
「3分で私自身は戻るよう設定してある。技術の立証さえ済ませれば延長するのは容易だだからな」
M78星雲の戦士のオマージュですかと、突っ込むのも面倒になり、なんともなしにスイッチを押した。
0259この名無しがすごい!
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2019/07/15(月) 16:07:50.43ID:HibhuZve
「ちなみに言い忘れていたのだが、座標の設定は一番近くにあるショートヘアの女のロングブーツの中にしてある」
「はいはい。相変わらず変態ですね……ん?」
気付いた時には博士は光に包まれ、今まさに飛び立とうとしていた!
「ちょっと待てこの馬鹿!」
「ふはははは! 墓穴を掘ったな助手よ!日頃の恨みだ! 貴様の足の匂いを存分にクンカクンカしてやる!そこで羞恥に悶えているが良い! ふはははは!」
「おい。ふざけるな……!」
助手が言い切る前に、高笑いとともに博士は消えた。一瞬の思考停止の後、すぐさま玄関のブーツに駆け寄る。
当たり前だがロングブーツは蒸れる。1日にコップ一杯分の汗がこもるブーツの中がどうなっているかは想像に難くない。
そんなものを嗅がれたら、恥ずかしさで死ねる。
「この変態無能博士!」
ブーツを逆さにすると、確かに1cmの人型が添えた手のひらに落ちてきた。
「やあ助手。その……。なんだ……」
「この変態! 女に恥をかかせるとはどういった了見だ!」
次に何を言おうが潰してやる。そう思い構えたが、中々目の前の小人は喋らない。
それなら摘んで上下に振ってやる。その時、博士がやっと口を開けた
「いや。どんな罵倒をしてやろうかと思いっきりかいでやったのだが……。お前の足、結構いい匂いがするんだな……」
「はぁ?!」
非常に変態的な衝撃のカミングアウトに頭が真っ白になった助手。固まっている彼女を尻目に、博士は言葉を紡ぐ。
「これが男女の差異故なのか、それとも君が特別なのかは知らないが、とにかく想像していたものを超えていた。すまなかった助手よ。軽はずみが過ぎたな」
「べ、別に反省してるなら構いません。次からはせめて前もって……」
「それにしてもキレイな手をしているな。初めてこんなに間近に見たが……、まるで新雪のようじゃあないか。こんな手の持ち主に僕はあんな無茶を……」
「い、いえ。自分は好きで貴方の助手やっていますから!」
なぜこんな状況になったのか。もう貴方しか見えない。そんな空気で見つめ合う2人。しばらくの沈黙のあと、口を開いたのは
「あの」
「あのな」
その時ポンという音と白煙と共に博士の体が元の大きさに戻った。
そうか。3分経ってしまったのかと頭の隅で冷静に分析しながらも、博士の中の大きな感情のうねりは止められない。言葉の続きを言おうと彼女の両肩に手をかける。
すると彼女が震えているのを感じた。分かるさ。自分も怖い。だが覚悟を決めて言わなくてはーー
「い」
「い?」
ふと彼女の指が下の方を指差していることに気がついた。そこには
「いやー!」
丸出しの下半身に、やっと自らが全裸であることに気がついた。なるほど。服は小人仕様のままだったのか。
それもキレイな張り手で意識と共に飛んで行ってしまったのだが。
その後については多くは語るまい。博士がガラクタを作り、助手が突っ込む、そんな毎日の繰り返し。
ただ、以前よりハンドクリームをよく塗るようになった助手と、指のサイズを自動的に測れる装置を作ろうとする博士がいた。
0260この名無しがすごい!
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2019/07/15(月) 16:11:53.43ID:HibhuZve
すみません。259で最後です。
衝動的に書いたので色々お粗末ですが、お目汚し失礼しました
0261三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/15(月) 17:42:17.67ID:lo5MrMvU
>>256
すまぬ・・・すまぬ・・・
その方がまだ良かったかもです
チームワーク強要、みたいなのが失敗だったなぁ

>>257
安価は失敗したけど、連休に助けられた・・・のか?
すごい発明のふざけた使い方
思ったよりも突き抜けた話で面白かったですw
0262この名無しがすごい!
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2019/07/15(月) 19:26:04.81ID:HibhuZve
>>261
ありがとうございます
次ある時は気をつけます
0263この名無しがすごい!
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2019/07/15(月) 19:52:04.24ID:lo5MrMvU
>>262
一瞬?と思ったけど、そういえば失敗してましたねw
失敗したのは進行の安価で、助けられたのは今回の募集でした
誤解させる書き方ですみません
0264三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/15(月) 23:39:59.97ID:lo5MrMvU
名前入れてsageたつもりが、そうなってない・・
なんか今日は進行が失敗ばかりの日だった気がするー

でも作品はありがとうございます
0265この名無しがすごい!
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2019/07/16(火) 01:13:39.81ID:EoHuKPdL
>>211
災い転じて福と成す?
イグアナと拍車、見つかって良かったですねw

>>215
万能文化通販生活w
その内、悪魔っ娘も、通販で……

>>227
これが世に言う『可能性の獣』と言うものでしょうか?
どれ程、世界が変わっても二人の関係は変わらないと言う事でしょうか?

>>252
悩めるカウタンガールですね
有る意味、有名税と言うところでしょうか?

>>257
人には、本能的に好む体臭と言うものが有るそうで
よほど、二人の相性は良いのでしょうねw

>>249
感想有り難うございます
なにか、連載物の閑話の様な雰囲気になってしまいました……

>>251
感想、いつも有り難うございます
高々これだけのお話を書くのに、4時間も掛かってしまいましたorz
0266この名無しがすごい!
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2019/07/16(火) 09:14:05.53ID:ejNS0qKw
うん、時間相応に愛がこもってるのを感じたw
0267この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/16(火) 09:21:31.36ID:ejNS0qKw
>>252
変則お題の滑り出しは『スタート』『ストップ』『ショートヘア』〜、宣言するは職人252氏、爆走疾走レイチェルシリーズ、今回は連作ヒーロー映画で有るやつ、私がガンマンを辞めた理由!
さあ、あまりにバズり過ぎてしまったため一介のコスプレイヤーから町の英雄となってしまったレイチェルさんが、みんなは買い被っているのよと、衣装を仕舞い、ポニーテールを外ハネ『ショートヘア』にしてしまったァ! 
何者でもなくなったレイチェルさん、これでガンマンライフは『ストップ』だと思いきや、町の住人が暗い顔をしているようだ、そんなんだから辞められるんだぞw
な最中、木から降りれなくなった猫を前にレイチェルさんの心、揺れる〜、自分はヒーローではない、ヒーローではない、ヒーローでは、いや、やっぱヒーローだァw 居ても立っても居られない、衣装拍車でカムバック、
町の皆は胴上げだ! 胴上げw 当スレ随一の愛されキャラ・レイチェルさんが復活ッ、ガンマン生活リ『スタート』ENDを決めた252氏が堅実にお題を活かしてシリーズの紆余曲折を仕上げてきた!

>>257
次なるチャレンジャー257氏、右へ左へと振ってくる面白変則お題をどう越えてみせるか〜、力作全選択! 女子のブーツの中にインすることのコスモッ
さあ、ラボの一室にて『ショートヘア』の助手と痩せぎすの博士がコントを開始〜、新発明のルーレットを回すから『ストップ』と言ってくれと博士、
発明は全長1cmのワープ小人になれる画期的な機械、しかし、高確率で宇宙に放り出される! 殺人兵器だw 位置指定することで危機は免れるらしく、ルーレットはその位置を決めるもの、なお時既に遅し、位置は助手の大まか『ロングブーツ』の中w
激おこ助手をよそにブーツのコスモにダイブした博士が、あまりの臭気に、って違う! 恋の『スタート』だ、マジかw ラストの雰囲気で浮ついた二人が『ふわふわ』をクリアー!(強解釈) 明らかに序盤よりフワフワしてるし、
ブーツのスメルから見つめる時間の増えた二人に幸あれ、257氏のコメディ完走END、そんなフィニッシュ!
0268この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/16(火) 18:10:38.50ID:H/kMBI9v
>>267
感想あざす
何分お題系は初めてだったので勢いで書きました。
ネタを思いついて文章化するのに3〜4時間位かかったのですが皆さんどれくらいで書くものなんですかね?
0269三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
垢版 |
2019/07/16(火) 20:08:33.46ID:IxvgBNcd
>>267
それだなぁ
実は縦読みを探したりした進行の愚かさよ

>>265
感想ありがとうございます
可能性で言うと、本来は弟分の予定でしたw
空戦アクションが無理だったので、お題との兼ね合いで記憶の世界に逃げました!

>>268
自分の場合は・・・
平日に10行(中略)今回は珍しく行数オーバーで・・・
ちょっと言えないくらい遅いです
0270この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/17(水) 23:15:03.68ID:kqqNvMgr
>>268
アクション系だと一時間で3000字位ですが、それ以外だと一時間で1000字前後ですね
0271この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/18(木) 00:33:34.09ID:V5fPK5sJ
えーはやいなあ
0272この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/18(木) 12:35:17.99ID:OVXwlC8M
>>244
使用お題→『スタート』『ストップ』『ロングブーツ』『ふわふわ』

【マイライフ・アズ・ブーツ】(1/3)

私はロングブーツ。
大手メーカーで製造された、丈夫な革製でダークブラウンのロングブーツ。
今は靴屋の商品棚に他の靴と一緒に並べられ、誰かに買われる日を待っている。
靴にとっての一番の幸せといえば、やっぱり誰かに履かれて外に出かけること。
もう棚に並べられて1ヶ月ほどが経つ。

「誰でも良い、誰でも良いから私を買って履いて…そして楽しく外を歩きたい…!」

ある日の午後、一人の女性が店に入ってきた。
華奢で170cm以上はある、背の高いモデル体型の美女だった。

「あの人なら私にすっごくピッタリなはず!私を見て!そして買って!」

そんな強い思いが通じたのか、女の目線が私の方に向いた。

「このブーツ、なんだか素敵ね。試着してもいいかしら?」
「どうぞどうぞ!」

女は私を手に取ると今履いているスニーカーを脱いで、私を試着する。

「サイズはピッタリだし、履き心地も良くて最高ね!これにするわ!」

やった!私の思いが完全に通じた!
私はすぐさま箱に入れられ、紙袋の中に詰め込まれる。
靴としての私の人生が始まるんだと思うと胸がワクワクして興奮が収まらない。
もし売れ残って暗い倉庫の中に入れられたら…と不安でいっぱいな時もあった。
でもそんな不安ともおさらばだ。
1時間後、女の家に到着し箱の中から出される。

「素敵なブーツね。私はミサト。これからよろしくね」

素敵、だなんて言われて私はますます嬉しくてたまらない。
さあ明日から楽しい生活の始まりだ!
0273この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/18(木) 12:57:57.79ID:OVXwlC8M
【マイライフ・アズ・ブーツ】(2/3)

私の持ち主となったミサトは大学生だ。ミサトは毎日のように私を履いて大学に出かける。

「ミサト!そのブーツ本当にいいよね!」
「でしょ?今一番のお気に入りなのよ」

彼女の友達に褒められるだけでも充分嬉しいのに、その上一番のお気に入り認定されるだなんて。
大学だけでなく休日の時も必ず私を履いて散歩に出かける。
また帰宅時も必ず忘れずに汚れたところがあればブラシで優しく磨いてもらい、
型崩れ防止のためにちゃんとブーツキーパーで固定するなど手入れも怠らない。
ああ、ブーツとして生まれてきて本当に幸せだ。神様、本当にありがとう。

ミサトに買われて4年ほどが経った。彼女は本当に手入れを怠らずしっかりケアするなど
私を大切に扱ってくれたのだが、やっぱり時が経てばどんな物でも劣化するもの。
私はだんだんと細かい皺や傷が目立つようになり、古くなっていると確かに実感してきたのだ。
それにミサトは既に大学を卒業して就職し、私を履く頻度もどんどん減っていった。
土曜日の午後、ミサトが久々に私を履いて散歩に出かけていた時のことだった。
近くの公園で遊んでいた少年が蹴ったサッカーボールが、ドン!と勢いよく私に当たったのだ。

「お姉さん!ごめんなさい!足、大丈夫ですか!?」
「大丈夫よ。これからは気をつけて遊んでね」

謝る少年を優しく許し、サッカーボールを返すミサト。
しかしさっきのサッカーボールが当たったせいで泥や土で汚れるだけでなく
その衝撃で大きくて歪な皺が私についてしまった。
でもミサトの足を守れただけでも不幸中の幸いだった。
0274この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/18(木) 13:20:14.50ID:OVXwlC8M
【マイライフ・アズ・ブーツ】(3/3)

家に帰った後、ミサトは私を優しく手入れして磨く。
しかしさっきのサッカーボールが当たってできた皺はもうどうしようもない。

「私ももうそろそろ捨てられちゃうのかな…」

数十分後、ミサトがふわふわの綿で敷き詰めた箱を持ってきて、私をその中に入れる。

「お疲れ様、ゆっくり休んでね。あなたを履いて過ごせた日々、本当に楽しかったよ」

そう言うとミサトはそっと蓋を閉めて、そのまま押入れの中に保管する。
靴に限らずどんな物も時間が経てば古くなり劣化し、持ち主に捨てられる時が訪れる。
受け入れたくないがこれは絶対に目を背けてはいけない現実なのだ。
靴としての幸せを充分味わえたし、捨てられずに保管されるだけでも充分幸せなのかもしれない。

「ミサト、ありがとう…本当に…」

それから何年経ったのだろうか。明るい光に照らされ、私は目を覚ます。
押入れの整理をしていたミサトが私を箱から出してくれたのだ。
でももう私を履いて散歩なんて出かけるはず…

「久しぶりね。すっごく良い知らせがあるの、私の友達がねあなたを欲しいって言ってるの」

どうやらミサトの大学時代の友達が私を欲しがっているようなのだ。
そんなまさか私をまだ必要としてくれている人がいるなんて…!
ミサトは私を箱に入れ、その友達のところへと持っていく。

「ミサトありがとう!このブーツ大切にするね!」

ミサトの友達の元で新しい生活が始まった、また楽しい日々を送れる、はずだった…
彼女が私を利用するのは決まってザーザーと雨が降る日。

「雨の日はやっぱりロングブーツが一番よねー!」

ちょっと待って!それならちゃんとレインブーツ買って履いてよ!
私は革製のブーツなんだからー!
0275三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
垢版 |
2019/07/18(木) 20:02:07.27ID:HWg07PyF
>>272
スウィート・アンド・ビター・ライフ・・・
ちゃんとオチがある
お題で狙い撃ちしたみたいで申し訳ないですが、しっかりフィーチャーされて良かったですw
0276この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/19(金) 08:12:38.79ID:i9pVwOp6
>>272
272氏がお題『スタート』『ストップ』『ロングブーツ』『ふわふわ』を指定、『ショートヘア』もいけたんじゃないか、長靴じゃないぜ、ブーツだぜ物語!
さあ、私は『ロングブーツ』なのだと、革製のブーツが語り始める〜、意思を持ってるぞw 靴屋の商品棚に並べられた彼女(?)を目に止めるのはモデルっぽいスペック良さげな大学生女子、
お買い上げされ、履物としての輝かしきブーツライフ『開始』だ〜、あちこちからいいねが入り、褒められるだけでも充分嬉しいのに、その上一番のお気に入り認定を受ける幸福と栄光の日々〜、
やがて時過ぎ、いかなる靴にも逃れえぬ運命、皺と傷が増えたブーツな彼女に活動『停止』の時期がやってくる〜、『ふわふわ』の綿の中、持ち主への感謝を胸に眠りにつくブーツ…、
だがラストで目覚めたブーツの新生活は、長靴代わりのソレ違うオチw 272氏の描き出した靴の一生は、お題をクリアし全編を優しきムードに包んでいった〜、自分の靴を大事にね、な言葉が聞こえるフィニッシュッ
0277この名無しがすごい!
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2019/07/19(金) 12:48:27.10ID:A2mQ2sW9
>>244
使用お題→『スタート』『ショートヘア』『ロングブーツ』『ふわふわ』

【小さくなった魔法少女の冒険】(1/3)

私は魔法少女だ。あまりに唐突で信じられないだろうが本当に魔法少女だ。
深夜に眩い光に照らされ目を覚ましたら、目の前に変な妖精が現れて
魔法少女に変身できるペンダントを渡された上、「あなたが世界の平和を守るのです」と言い残して去っていった。
それ以来その妖精は全然姿を見せない。私はどこにでもいる普通の高校生だ。
世界を守るという使命をいきなり任せられても困る。どう考えても困る。
でもちょっと興味本位でペンダントを強く握ってみると、赤い光に包まれて簡単に魔法少女に返信できた。
上は制服のブレザー、下はミニスカに黒いニーソ、そして縁にふわふわのファー付きのロングブーツと、
全体的にピンクを基調とした衣装だ。思った以上にカッコよく素敵で、いつの間にか私は気に入ってしまった。
魔法少女になって以来、町に巨大な怪獣や怪人が現れて傍若無人に暴れまわり、その度に私は魔法少女に変身し戦う。
魔法少女のパワーはやはり凄いもので身体能力も常人の百万倍で、多少の攻撃ならあまりダメージも受けない。

「魔法少女って最高!」

そんなある日、突如現れたシルクハットを被った紳士のような怪人を倒すが
その怪人の武器であろう銃の光線が当たり、体がみるみると縮んでいきフィギュアと同じくらいサイズになってしまった。

「ねえ!ちょっと!体を元の大きさに戻してよ!」

しかし怪人が消滅すると同時に、その銃も消え去ってしまった。

「ど、どうしよう…」
0278この名無しがすごい!
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2019/07/19(金) 13:09:04.08ID:A2mQ2sW9
【小さくなった魔法少女の冒険】(2/3)

体が縮んでしまって大ピンチ。どれくらい経てば元の大きさに戻るんだろうか。
悩んでいても仕方がない。とりあえず今は安全な家に帰ることを優先し、私は歩き出す。
小さくなった体だとどんなに歩いても、なかなか前に進んでいる実感がない。
でもとにかく前へ前へと歩く。考える度に立ち止まってばかりでは進歩も何もない。
すると突然、何かに足をグイッと引っ張られバタッと倒れてしまう。

「イタタ…何よもう!」

後ろを振り返ってみると、野良犬がいつの間にか私の足に噛みついていたのだ。
ギョエーーー!あまりにもビックリして私は気が動転しそうになった。
ヤバい!このままじゃ食べられてしまう。

「こ、こら放しなさいよ!あっち行って!」

犬は私の足を放そうとしない、寧ろバタバタと必死に暴れる私を見て面白がっているようだ。
すると犬がクイッと力強く引っ張った瞬間、ブーツが私の足からスポッと脱げてしまった。
犬はブーツを咥えたまま嬉しそうに走り去っていく。

「ちょっと私のブーツ返しなさいよコラー!」

私は犬を追いかけるがブーツが片方脱げている状態じゃ当然走りにくく、犬に追いつけない。
犬を見失わないようとにかく必死に走ってると、逃げる犬の前にショートヘアの少女が現れた。
私はすぐに動きを止めてそのまま地面に寝転んだ。

「あらテツ、なんなのそれは?」

どうやら野良ではなく少女の飼い犬のようだ。少女はテツの口に咥えてる私のブーツを手に取る。

「何これ人形の靴?あっ…!」

地面に倒れている私に気付くと嬉しそうに拾い上げる。

「わあ可愛い魔法少女のお人形ね。このブーツ、この子のね」

体についた土埃を払って綺麗にすると、私を持ってどこかへと向かった。

「(ちょ、ちょっとどこに行く気!?)」
0279この名無しがすごい!
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2019/07/19(金) 13:26:23.48ID:A2mQ2sW9
【小さくなった魔法少女の冒険】(3/3)

私はそのまま少女の家に持って行かれた。
少しでも動いたらビックリして何されるか分からないので、とりあえず今は我慢してジッとする。
少女はジーッと私を見つめ、視線を足の方に向ける。

「このブーツ、なんかダサいわね」
「(は?いきなり何言ってんのよこの子は!)」

少女はいきなり私の両足からブーツを脱がし、そのままゴミ箱にポイしてしまった。

「(このガキ!ふざけたマネしてんじゃないわよ!)」
「あなたにはロングよりもショートブーツの方が似合うと思うわ。持ってくるから待ってて!」

少女は部屋を出てどこかに行ってしまった。その瞬間を狙って私は体を起こし、
ゴミ箱に入れられたブーツを取り戻し綺麗に履き直す。

「ったく私のブーツがダサいですって!?ビンタ100発食らわすわよ!って、あれ!?」

その瞬間、みるみると体が大きくなり元のサイズに戻っていった。
状況が状況なだけに私は冷静でいられなくなってしまう。

「お待たせー!…えっ!?」

その時、少女が人形が履くサイズのショートブーツを持って部屋に戻ってきた。
少女は大きくなった私の姿を見て、あまりに衝撃だったのか泡を吹いて気絶してしまった。
悲鳴を上げなかったのが幸いし、私はそのまま静かに誰にも気付かれずに窓から飛び出し、脱出に成功した。

「ふぅ助かったわ…」

変身も解除し、私は何事も無かったかのように無事に家に帰ることができた。
予想もしなかったアクシデントだったけど、過ぎてみれば何だか凄くハラハラドキドキして楽しかったな。
でも魔法少女としての自覚を持って、常に気を引き締めていかなくちゃね。
0280三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/19(金) 19:34:10.41ID:Wse7oHwQ
>>277
どうしたんだ今回そんなに書きやすかったかな、と思いましたが
安定のカオス
ギョエーーー!がひどいww
0282この名無しがすごい!
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2019/07/20(土) 10:27:37.43ID:Ys6IfvCh
>>277
レイチェルの人の気配が濃厚w 277氏が『スタート』『ショートヘア』『ロングブーツ』『ふわふわ』を選択し、悩める魔法少女のミニミニ・ライフを描き出したァ! マジカルトリップwithブーツandファー!
さあ、謎の妖精による「あなたが世界の平和を守るのです」なる言葉と共に、ブレザーと『ふわふわ』ファー付き『ロングブーツ』を着用のヒロインとなった主人公〜、同時に怪獣や怪人が現れるようになったという、やられ役だな!
そんなある日、死に際の、なんか紳士みたいな敵のビームにより身体が縮んでしまった模様〜、野良犬に追い掛け回され叫ぶ、ギョエーーー! 懐かしい感じだなw 『ショートヘア』の少女に救われるも、ブーツを廃棄されてしまう惨事、
怒り絶頂主人公、すると身体がムクムクと元に戻り…少女がそれ見て泡吹いて気絶だァ! まあびっくりするだろうけどもw 過ぎてみれば何だか凄くハラハラドキドキして楽しかったと、
アトラクション感覚でピンチ切り抜け主人公、魔法少女生活を『スタート』させたったEND! なるほど、今回お題は服装に関連すると考えればわりかしやりやすいのか、違和感なくお題消化を見せる272氏が起承転結をやりぬけフィニッシュ!
0283この名無しがすごい!
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2019/07/20(土) 10:29:53.47ID:Ys6IfvCh
おう失礼
272氏ではなく277氏でしたw
0284この名無しがすごい!
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2019/07/20(土) 22:06:18.94ID:/+wRJ9iw
半年ぶりにスレ見つけたら、まだあったのか。みんなの継続力すげーなここのスレ民……。
次のお題からまた参戦しようかな。
0285三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/20(土) 22:45:16.52ID:uqgbWZkv
お待ちしておりますw


ところで次のお題ですが、しりとりにしましょう
これなら今回みたいなチームワーク強要ではないので、大丈夫なはず
0286この名無しがすごい!
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2019/07/20(土) 23:34:31.01ID:q2K9nKI/
それってお題を考えるフェーズがちょっとだけユカイになるだけで、作品自体には何の影響もないのがちょっと物足りないかなぁ
0287三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/20(土) 23:55:15.11ID:uqgbWZkv
確かにねぇ
そうなんですよねー

あとは、例えば書き出しの一文指定か組み合わせお題を一度やる
それで、しりとりは次回に繰り延べるとか

他になんかないかなぁ
0288この名無しがすごい!
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2019/07/21(日) 00:02:56.46ID:/JXKhpGM
>>244
使用したお題『スタート』『ストップ』『ロングブーツ』『ふわふわ』『ガリガリ』

【万能製造機】
「はぁい、本日ご紹介する商品は、こちら! 万能製造機だあい! いやっふー!」
「わぁ、素晴らしいわ! これってなんでも作れちゃうっていうあの有名な道具じゃない!?」
「そうさぁ、この機械の中に素材を入れるとあら不思議! ボタン一つでどんなものも作れちゃうんだ! 早速やってみようぜ! 何か作りたいものはあるかーい?」
「そうねぇ、そういえば最近少し肌寒くなってきたわねぇ。暖かいマフラーが欲しいわー」
「ええ、なんだいなんだい、そんなものでいいのかーい? そいつぁ簡単な注文だぜ! ほら素材を入れて、マフラーのボタンを押して、スタートボタンを押して……はいストップ!」
「えええ! もうできちゃったの!?」
「ああ、できたよ。ほら、蓋を取って中身を見てごらん!」
「えっと、よいしょっと。きゃあああ、素敵! とっても綺麗な黒いマフラーができてるわ! こんな一瞬で、すごいわ!!」
「すごいだろ! こんなフワフワしたマフラーが一瞬でできちゃうんだぜ! しかもこの手触り! これを知ったら編み物のプロだって編針を投げ捨てちゃうだろうさ!」
「本当にすごいわ! じゃあじゃあ、今度はこのマフラーに合う皮のロングブーツが欲しいわ!」
「ブーツかい? それは少し複雑だねぇ。でも作り方はとーっても簡単。まずはボタンを押して作りたいロングブーツを選んでくれ」
「ええっと、デザインはこれ、サイズはこれくらい、色は素材次第、あとは細かい入力を……正直ちょっと面倒だわー」
「面倒だったときは安心してくれ! 大体の数値を入力した後、オススメボタンを押せば、一番いいデザインを自動で選んでくれるぞ!」
「それは便利ね! じゃあ最低限入力して、素材はさっきの残りがあったわね。スタート……キャッ、ストップしたわ。もうできちゃったの!?」
「蓋を開けたら、ほーら! 君にお似合いの素晴らしい肌色のロングブーツができたよ!」
「キャーすてき! さっきのマフラーと合わせるだけでもうコーデができちゃうわね。それにこんなに簡単に作れちゃうなら、もし間違って変なのができちゃってもすぐ作り直せるわね」
「良いことに気づいたね、それがこの万能製造機の良いところさ! おや、何してるんだい?」
「いえ、このデザインも良いけど、ちょっと違うデザインの2足目のブーツも急いで作っちゃったの、ごめんね」
「HAHAHA、でもそうやって何でも作りたくなっちゃうよね! この万能製造機が一家に一台あると、みんななんでも自家製にしたがるんだぜ!!」
「すごいわー、これさえあれば、家の細かい物作りや壊れた服飾の代わりをすぐに用意することもできるわね! すばらしいわ!! でも……これきっとお高いんでしょう?」
「そんなことないぜ! 今ならなんと、このお値段で提供します!」
「ええ、こんなお値段で!?」
「しかも今から放送終了30分までに申し込んでくれた方には、送料無料なうえに素材がおまけに1匹ついてくる!」
「きゃー、それはお得ね!! あ、ところでこの素材の残りはどうすればいいの? 捨てていいの?」
「まだ毛と皮がなくなっただけだから使えるよ! 骨まで使って大丈夫さ! まあガリガリになって使えるところが少なくなってきたら捨てちゃった方がいいと思うけどね」
「そうなのね。素材を購入するのは保健所に行けば簡単に手に入りそうだけど、捨てるときがメンドウそうね。困るわー」
「そういうときは簡単さ! この『下級国民の餌』ボタンを押して素材を餌にしちゃえばいいのさ! 次の素材と交換してもらえるからね!」
「そうなの!? それならタダで素材が使い放題ね! 財布に優しくてうれしいわー」
「全くだね! 人間以外の動物が絶滅しちゃったから、上級国民である我々の生活も苦しいからね! どんどんこの万能製造機を使って、生活を豊かにしよう!!」
「さあ番組をご覧の皆さんも、この万能製造機でぜひ素敵な毎日を!!」
0289この名無しがすごい!
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2019/07/21(日) 00:10:24.74ID:gcwVWwxc
1.お題を10個くらい募る。
2.作者は選んだお題をトリップにして、開示せずに投稿
3.読者は作品を読んでどのお題を選んだか予想する
4.トリップが被って後発がすぐバレる(オチ

読者側がクイズ感覚でレスできると面白くないかな?

感想がつくからこそ盛り上がると思う(競馬実況なかったらここまで継続できてないだろうし)。

一時期の投票は、順位付けするみたいな感じのせいで続かなかったんだろうなぁ
0290この名無しがすごい!
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2019/07/21(日) 00:20:46.16ID:/JXKhpGM
面白そうだけど、お題が多いと「同じお題を使って全く違う小説を書く」という感じが薄れるのがどうなんだろ。
お題7→3つ選ぶのときも微妙な空気だった気がするし……。
0291この名無しがすごい!
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2019/07/21(日) 00:22:23.95ID:30Gs05eV
結局スレ内の閉じたコンテンツ故に作者と読者がほぼ同数しかいなから、どうあがいても反応(感想)が少なくなって作者側のモチベーションが保てなくなるのが問題なんだよね
作者名バレてもいいならカクヨムの自主企画とかで大っぴらにやりたい

まあ、匿名でやるからいいんだけど
0292三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/21(日) 00:54:30.20ID:pXKHeZK7
>>288
こわw
こわっww

>>289
トリップを使うアイディアと、読者参加型、って感じですね
ふむぅ

作者側のモチベはなぁ
勝手に書いてもらえれば、勝手に読むんですけどね
難しい部分はありますよね・・
0293この名無しがすごい!
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2019/07/21(日) 08:45:42.88ID:6fLhzsyl
>>288
豊作だな、288氏がおもしろ風味に苦味を加えて消化に挑む、お題『スタート』『ストップ』『ロングブーツ』『ふわふわ』『ガリガリ』、テレビショッピングinディストピーア!
さあ、本日ご紹介の商品はこちらと通販番組のワンシーン! 3Dプリンターのごとき万能製造機に毛糸(?)を入れて、ボタン選択マフラーで、『スタート』ボタンをはい押して……『ストップ』〜すると、
聞いて驚き、『フワフワ』したマフラーの出来上がり〜、なるほど! しかしレディが次は『ロングブーツ』がいいと言い出す、無理だろw しかし一瞬で出来上がる…そう、肌色のブーツがねッ!
話はだんだん怪しき方向へ転がっていって…、毛と皮のない素材はどうするのとレディ、『ガリガリ』になって使えるところが少なくなってきたら捨てちゃった方がいいよと、人間以外を滅ぼした上級国民は言うのであった〜
ってEND! お題を衣食類にて繋いで繋いで違和感なし〜、やはり今回の攻略は服装狙いが安定か〜、乱獲絶滅オチで宣言お題を無事消化ァ!! 288氏、いいね、黒ーいオチをビターに仕上げた〜
0294この名無しがすごい!
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2019/07/21(日) 19:49:35.60ID:pXKHeZK7
>>244

使用お題→『スタート』『ロングブーツ』『ふわふわ』

【彼女と僕の一日】(1/3)

 ここ迷宮都市には奴隷制度がある。

「ご主人様、おはようございます」
「おはようございます、ダリアさん」

 ダリアは竜人族で、迷宮ギルドから借りている奴隷だ。
 借り物なので、『ご主人様』というのは正確ではない。
 ただ他に適当な言葉もないので、そう呼ばせているだけだ。

「本日のご予定は」
「うーん……いつも通り、かな。第三層の辺りで、適当に」
「かしこまりました」

 地下迷宮の入り口を中心に、無秩序に広がる市街地。僕たちのねぐらは、その外れの方にある。
 いつもと同じように朝食をとり、準備を済ませて家を出る。
 見通しの悪い路地を延々と歩く。僕が前で、ダリアが後ろ。特に会話をするでもなく。
 ふと立ち止まって振り返る。ダリアのロングブーツが、ほこりっぽい地面に映える。

「何か」
「……いや」

 僕より頭一つ分以上も上背がある彼女。こうして後ろを歩いてもらわないと、彼女が主人で僕が従者みたいに見える。
 とは言え、迷宮探索者としては、実際に彼女の方が立場は上だ。
 再び前を向いて進む。彼女も無言で従う。
 屈強で実直な竜人族。頭も悪くない。実際に探索者として成功した者も多く、奴隷にまで身を落とすことは少ない。
 彼女に何があったのか。それは聞いていない。だが、僕が探索者としての生活を始める上で、彼女を借りられたことは幸運だった。

「串焼きー、串焼きー。アイスリザードの串焼きー」
「かき氷だよー。ふわふわのかき氷ー。第十二層で採掘された氷だよー」

 中心付近の大通りは相変わらずの人出だった。はぐれないようにダリアの方を確認すると、彼女の視線は軽食の屋台に向けられていた。

「何かちょっと食べる?」
「いえ、リザードは、ちょっと」

 やっぱりトカゲは苦手なのか……って、そうではなく。

「かき氷とかさ。珍しいでしょ」
「……おなかが冷えませんか」

 ……冷えっ冷えだよ。
 ま、まあ、彼女はいつもこんな感じなのだ。
 僕たちはその足で迷宮の入り口へと向かい、ギルドの係員に頼んで、第三層に転送してもらった。
0295この名無しがすごい!
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2019/07/21(日) 19:50:16.29ID:pXKHeZK7
【彼女と僕の一日】(2/3)

「ファイアボール、っと」

 ダリアの剣による攻撃と、僕の魔法四発。それでレッドゴブリンは沈黙した。

「危なげないですね。さすがはご主人様です」

 僕はぎょっとした。普段の彼女は、こんなことは言わない。
 本当は何か食べたかったのかな。それとも、遠回しに次の階層に進もうと言っているのか。

「この分なら第四層でも通用するでしょう」

 後者だった。知ってた。

「でも、こないだは全然駄目だったよね。魔法の威力も、そんなに上がってないよ」
「大丈夫です。狙いが良くなってますし、速度も上がってます」

 そうかなあ。まあ、彼女がそう言うならそうなんだろう。
 彼女のギルドカードには、第十五層までの到達証明が記載されている。最前線が第六十層なので、大したことがないように聞こえるかも知れない。ソロで到達したわけでもなく、ほぼ荷物持ちだったとも。
 だが実際のところ、第十五層まで行けた探索者は全体の一割程度なのだ。

「じゃあちょっと行ってみようか。それで一度戦ったら、今日は上がろう」
「はい」

 直下の階層には徒歩で行ける。着いて少し探索すると、レッドゴブリン一匹、ゴブリンメイジ一匹のパーティーに出くわした。

「やあー!」
「ファイアボール!」

 ダリアはレッドゴブリンに、僕はメイジの方に攻撃する。ダリアの方は心配ない。僕の方は、ビギナーズラックとでも言うべきか、メイジが転倒した。追加の魔法一発で、メイジは息絶えた。
 ダリアの方に参戦する。レッドゴブリンはダリアしか見ていない。こちらは魔法五発で倒した。

「全然問題ないでしょう?」
「ほんとだね。じゃあ上がろうか」

 本当のところは、僕の方は魔力切れが近い。ダリアはまだまだ余裕がありそうだ。彼女は魔法も使えるが、今日は一度も機会がなかった。
 これでなぜ奴隷なのか。ギルドも持て余していたらしい。そこにたまたま、実家が貴族で、本人は魔法使いの、丁度いい新人が転がり込んできた。
 護衛、兼、教育係、兼、戦闘奴隷。彼女は僕に割り当てられた。
0296この名無しがすごい!
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2019/07/21(日) 19:51:00.07ID:pXKHeZK7
【彼女と僕の一日】(3/3)

 地上は夕暮れ時だった。それでも大通りは人だらけだ。

「どっかで食べて帰ろうか」
「そうですね」
「どこで……あっ」

 かき氷の屋台が目に入った。もうそろそろ店仕舞いだろう。

「ちょっとあれ食べてみよう。すみませーん、まだありますか?」

 店主は嫌な顔一つせず、二人分のかき氷を出してくれた。

「ほら見てこれ、ふわっふわでしょ」
「そうですね」

 一口食べてみる。

「うーん、冷たい」
「冷たいです。口の中が凍えるようです」

 そう言って舌を出す彼女。ええー、そんなに冷たかった?

「冷たいのは苦手だった?」
「ええ、まあ」

 そう言いながらも一口。顔をしかめる。

「無理して食べなくてもいいよ」
「いえ、大丈夫です」

 それからは、二人して黙々と食べ続けた。まるで舌が凍り付いたようだ。
 容器の底が見えた頃。ふと気が付くと、彼女が笑っていた。

「どしたの?」
「なんか、おかしいですね。苦手だって言いながら、全部食べてしまいました」

 ……ふわっふわだ。ふわっふわだよこれ。
 初めて見る表情だ。
 僕はすっかり舞い上がってしまった。そして思った。

 ここがスタート! 僕たち二人の冒険が始まるんだ!

 ……ってね。

 *

「よし! 第四層進出を祝して、今夜は飲み明かそう!」
「いえあのご主人様。私は夜が苦手なので、申し訳ありませんが」
0297三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/21(日) 19:55:01.75ID:pXKHeZK7
やっぱり2作品は無理だったょ
ごめんよ
準備はしてるので、供養枠で出します



内密さんも面白かったなぁ・・・
0298この名無しがすごい!
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2019/07/21(日) 21:39:42.73ID:UbbQpRIG
>>244
使用お題:『スタあート』『ストップ』『ショートヘア』『ロングブーツ』『ふわふわ』

【小悪党だった男の最期】(1/2)


 これが最期だと言うなら上出来だと思う。眼前の魔王は憎々し気に俺を睨み、道連れにした相手が大本命である勇者ではなかった事に悔しさを滲ませていた。
 致命傷を負った身体での最後のあがきと言うやつだ。これ以上、魔王も動く事は出来ないだろう。
 まるで時間が停止したかの様に全ての動き止まっている。自分の胸に突き刺さっている魔王の腕が、まるで現実感を伴わず、緻密な絵の様に見えた。

(俺なんかが死んだとしても、勇者ちゃんは泣いちまうんだろうなぁ)

 「戦うには邪魔ですから」と、バッサリと切ったショートヘアの良く似合う女勇者の顔が脳裏に浮かび苦笑する。

 優しすぎるあの娘の事だ、小悪党の俺が死んだ事でさえ気に病んじまいそうだが、後のフォローはイケメンの神官様に任せるとしよう。

 それよりも、いつまでこの状態が続くんだろうか? (どうせ死ぬんだから、そろそろ意識を失いたいんだがなぁ)等と思っていたのだが、その瞬間が何時まで経っても来ない。
 かと言って痛みが来る訳でもなく、何だか体がふわふわして落ち着かない感じだ。

(ひょっとして、これ、既に死んじまってるってヤツじゃなかろうか?)

 そう思って、動かない体で何とか視線を自身の足に向けるが、そこには小汚ねぇ俺のロングブーツが見える。

(……あれ? 死んでねぇのか?)

 まだ足があるって事は、そう言う事だよな?

『いいえ、貴方は死にましたよ?』
「!!」

 声が、聞こえると言うより、頭の中に響く。
 顔を上げると、会った事など無いはずなのに、良く見知った様な女の顔があった。

(……確か、こいつぁ……)
『はい、ご想像の通り、女神です』
「!?」

 考えていた事を言い当てられ、俺はギョッとした。
 しかし、その瞬間、ストップしていた時間が再び動き出し、体の自由が戻る。
 よくよく考えれば、魔王の姿もすでに見えていなかった。

「なぁ、女神さんよ、勇者ちゃんは、無事に王都に戻れそうかい?」

 俺がそう言うと、何故か女神はニコリと微笑んだ。

「?」
『失礼しました。真っ先に訊ねる質問が彼女の安否なんですね』

 女神に言われ、俺は渋面を作る。
 確かに、幼い頃から色々と汚い事もしてスラムで生き抜いてきた小悪党の俺が、他人を思いやるなんてらしくない。
 だが、そんなちっぽけな俺のこだわりなんざ“どうでも良い”と思える程に、彼女の事は大切だと言い切れる。

 世界にとっても、俺、個人にとってもだ。
 もっとも、すでに死んじまった俺の心情なんざ、今さら意味の無い事だが。

『安心して下さい。彼女は無事に王都への旅につきましたよ。魔王が倒れた事で、魔王が使役していたモンスターも元の宝石に戻りましたから、道中も問題有りません』
0299この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/21(日) 21:47:11.70ID:UbbQpRIG
【小悪党だった男の最期】(2/2)


「そうかい」

 俺は安堵の息をつく。
 なら、もう未練はない。

「俺はこれから、地獄行きかい?」

 そう、女神に訊ねる。今さら自分が天国なんざに行けるとは思えない。
 だが、落とされるとしても魔王と同じ地獄は勘弁してほしい所だ。

『貴方は地獄には行きません。転生する事になります』
「転生?」
『はい、貴方の生前の行いを鑑みて、そう決定しました』
「……そうかい」

 自分の過去を振り返って見るが、そうそう大した事をした覚えなど無い。
 だが、まぁ良い。やり残した事もない。

「なら、やってくれ」
『未練はないのですが?』
「無いな」
『そう、ですか……では……』

 男の輪郭が次第に溶けて行く。やがてそれは光耀く珠へと変化した。
 それは女神の手から浮き上がり、そして輪廻の輪に還って行った。

 ******

 女勇者が王都に戻ってから数年が過ぎていた。
 その日、何時もの様に彼女の姿は、とある孤児院に有った。
 ここは、ある一人の元スラム育ちの男が、自分と同じ様な子供が出来ない様にと言う想いを込めて建てたものの一つだった。
 その男は、勇者パーティーの一員として貰っていた褒賞金のほぼ全てをその事業に使っていたのであった。

 女勇者は、魔王討伐後の第二の人生のスタートとして、この孤児院の保母を選んだのだ。
 子供相手と言うのは、魔王軍との戦いとはまた違った厳しさがある。
 あまりの忙しさに、目をクルクルさせながら、しかし、初恋の人の意思を継いでいるのだと言う充足感で心が温かくなる。

 太陽が優しくその様子を暖かく見守っていた。
0300三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
垢版 |
2019/07/21(日) 22:07:28.48ID:pXKHeZK7
お題→『スタート』『ストップ』『ショートヘア』『ロングブーツ』『ふわふわ』『ガリガリ』締切

【参加作品一覧】
>>252【ガンマンとしての自分を捨てた日】
>>257【ロングブーツと22世紀】
>>272【マイライフ・アズ・ブーツ】
>>277【小さくなった魔法少女の冒険】
>>288【万能製造機】
>>294【彼女と僕の一日】
>>298【小悪党だった男の最期】
0302三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
垢版 |
2019/07/21(日) 22:12:11.33ID:pXKHeZK7
ではー、とりあえず今回は、しりとり、ってことにします
『ん』で終わるのは禁止ですが、もしもの場合は『な』行か『ん』で続けてください

お題安価>>303-307
0303この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/21(日) 22:14:51.23ID:RZsj1q7x
『理科』
0306この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/21(日) 23:18:56.73ID:i3qNrOZI
わさび
0310三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
垢版 |
2019/07/21(日) 23:43:22.17ID:pXKHeZK7
☆お題→『理科』『かこう』『器』『わさび』『美少女』から1つ以上選択

☆文字数→3レス以内に収めれば何字でも可。
最大文字数の目安としては、3レスで5000〜6000字程度。

☆締め切り→7/28の22時まで

【見逃し防止のため、作品投稿の際はこのレスに安価してください】
0312三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
垢版 |
2019/07/21(日) 23:45:35.14ID:pXKHeZK7
ヒント:登場人物がしりとりすれば、それでお題クリアですw

前回は多数のご参加、作品、ありがとうございました
今回も、、まぁ気張り過ぎない程度でwよろしくお願いします
0313三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/22(月) 00:01:02.74ID:BDZSfIoe
>>298
なんていいやつなんだ・・
お題からうまく立ち上げた感じですね
イケメンと主人公はどこに・・・
0314この名無しがすごい!
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2019/07/22(月) 08:47:15.30ID:Cx13x3MP
>>294
期限刻限、駆け込み需要、進行氏もとい294氏はお題『スタート』『ロングブーツ』『ふわふわ』を宣言ッ、ラビリンス・ダンジョンのふたり!
さあ、語り手が歩むは迷宮都市、「ご主人様、おはようございます」なる挨拶で付き従うは竜人族奴隷のダリアさん〜、『ロングブーツ』が、ほこりっぽい地面に映える彼女は、
語り手よりも背は高く、能力も高いw 『ふわふわ』のかき氷を前にしても、興味を示さぬクールドライ! 語り手にとっては冒険のダンジョン四層に挑戦すれば、敵は強者のダリアさんしか見ていねえ
余裕で屠ってくれるダリアさんに、なんか食べて帰ろうと、かき氷をすすめてみる語り手〜、冷たいと舌を出しながらアイスを食べるアイスなダリアさんが、気づけば初めて笑顔を見せているじゃないか
ラスト、テンション高まり語り手は言う、ここが僕らの『スタート』だ! 飲み明かそう!! はい断られたァw はるかな道行だぜエンディング! 進行氏、設定細やかな作品でお題堅実クリア〜、釣り合わぬ二人の進展に期待、シーユー!

>>298
間に合わせたな298氏w 選択お題は上限5! 『スタート』『ストップ』『ショートヘア』『ロングブーツ』『ふわふわ』にて執筆開始〜、想いと想いが通じる日!
さあ、魔王の腕を胸に突き刺した男が一人語り始める〜、俺なんかが死んだとしても、勇者ちゃんは泣いちまうだろうと、優しすぎる『ショートヘア』の彼女を思い出す走馬灯状態ッ!
体が『ふわふわ』して落ち着かず時間停止? なんだ幽霊的なやつかと足を見るが、小汚ねぇ『ロングブーツ』は健在w 自己犠牲の報酬、死に際のロスタイムで現れし女神が『ストップ』時間を再び動かす、
男は勇者の安否を確認、スラムで育った彼には他人を想うことそれすら珍しく、無事だと聞いて安堵する〜、未練はないと、実はあるだろな答えをはっきり返し転生の道ッ! 南無ッ
ラスト、場面は変わり第二の人生『スタート』きった孤児院の保母さんこと勇者が、男の意思を継いで奮闘している〜、彼女の優しき想いは男の魂を救ったのだが、男もまた救い返した、ホット&ホットの返報ENDか! お題も上限クリアで豊作トリにふさわしきシメだ298氏!
0315この名無しがすごい!
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2019/07/22(月) 16:52:53.18ID:s9qfAZl0
>>310 とりあえず速攻で一つ。これ小説か?
使用したお題:『かこう』『器』『わさび』『美少女』

【答えは必ず「ひとつ」です】

 問題の答えは必ずひとつです。

 問題。次の選択肢の中から、仲間外れを選びなさい。なお、正解者には正解した選択肢のものがプレゼントとして贈られます。

い:美少女
ろ:幼馴染系美少女
は:ツンデレ美少女
に:クール系美少女
ほ:メガネ真面目美少女
へ:ロリ美少女
と:わさび
ち:義妹美少女
〜〜〜(中略)〜〜〜
そ:病弱美少女
つ:匠が作った、最大限わさびを辛く加工することのできる伝説のわさび擦り器
ね:理科学系美少女
〜〜〜(中略)〜〜〜
え:ナタが似合う系美少女
ひ:緑色の物体を見ると誰彼構わずそれを口の中に放り込む謎の凶悪暴走ロボット
も:ヤンデレ美少女
せ:最終兵器美少女
す:喜んで辛い物を食べる系美少女

 なお、選択肢は複数選択可。
0316三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/22(月) 20:08:23.13ID:BDZSfIoe
>>314
感想ありがとうございます
設定、そう言って頂けると、すごい良かった気がしてきますw
彼女に追い付けるか主人公・・・!

>>315
ああ〜分かった!
しかしそうすると、使用お題から1つ抜けてるのはミス?
0317この名無しがすごい!
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2019/07/22(月) 23:47:51.33ID:yKkuUQo/
>>272
人生ならぬブーツ生w
優しい元持ち主は、友人の蛮行に何を思うのでしょう

>>277
人知れず怪物と戦う魔法少女
彼女が選ばれたのは、この前向きな性格からなのでしょうね

>>288
ノリの良い通販番組かと思えば……
その内、下級国民も消費し尽くしそうな

>>294
小さな事からコツコツと
その内想いは繋がると思いますw

>>313
感想有り難うございます
イケメンは、孤児院に対する援助を教会の上層部に掛け合っている事でしょう

>>314
感想、有り難うございます
次回作は、【魔王討伐後の勇者は孤児院でスローライフ】でw
0318この名無しがすごい!
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2019/07/22(月) 23:51:08.28ID:yKkuUQo/
>>315
こう言う【いじわるクイズ】ありましたねw
貰ってもアレなんで、答えはあえて言いませんがw
0319この名無しがすごい!
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2019/07/22(月) 23:53:03.94ID:yKkuUQo/
と、言いますか、ここのスレの住人は、ゴリラとワサビと殺人気が好きですねぇw
0321この名無しがすごい!
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2019/07/23(火) 09:09:28.64ID:VCZZeuvZ
>>315
む、全選択でいいな! しりとりだとお題並びにランダム感が出る、315氏が速攻スタンバイ、オンステージ! 今夜もナゾトレin短編スレ〜
さあ、問題の答えは必ずひとつですと、仲間はずれを選ぶクイズが出題ッ〜、なお、正解者には回答そのものが贈られる模様ッ、不穏な空気だなw
選択肢がいろは歌順に並ぶ、幼馴染、クール、ツンデレ、『理科』学系、ずらずら並ぶ『美少女』群の中に『わさび』と、それを食わせてくるロボ、わさび『加工』擦り『器』w やっぱりそういうやつね!
答えはひとつ、なのに選択肢は複数可能というところがミソで、誰も回答しない、謎のいろは歌、と、なるほどw これでほぼ答えだと思うけど、ネタバレは315氏に任せるとして、
俺の回答! わさび、わさび擦り器、ロボ、辛い物を喜んで食べる美少女(明らかに救済策としての仲間外れ)、だァ! ソレがありならコレだってありなはず! こういうことだろ315氏w 速攻お題を突破した関門、脳トレENDッ
0323この名無しがすごい!
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2019/07/24(水) 14:28:39.90ID:aSPNlKHD
>>255
>>265
>>267
遅くなってしまいましたが、感想ありがとうございます
ヒーロー物でよくある挫折や苦悩を今回初めて書いてみたのですが
あまり辛気臭くなるのも嫌だったのでなるべくソフトにしました
楽しんでいただけて嬉しいです
0325この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/24(水) 20:29:42.54ID:ncqwf9zj
今回のお題は誰も書かないのか……悲しい。
まあオレも2作目が思いつかなくて困ってるんだけどネ。
0327この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/25(木) 23:50:57.54ID:2xDPPI3X
それはなんと言う【悲報】
ここは、底辺が修行する場ですから、気にせず晒しちゃって下さい
0328この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/25(木) 23:57:28.40ID:2xDPPI3X
>>310
使用お題:『理科』『かこう』『器』『わさび』『美少女』

【理科室的愛情】(1/3)


 ふわぁ……と、仲代 建良は欠伸を一つした。
 理科室で一人、建良は何時もの様に白衣姿で椅子に座っている。彼の周囲にはフラスコやシャーレなどの実験機器が並び、その様子は、何時もの放課後とた同じ様に思えた。
 だがこの日、何時もの放課後と決定的に違っていたのは、今日が学園祭であり、建良がそれでも、部活の出し物をしていると言う事だろう。

 そもそも未だ午前中でもある。

 ただし学園祭がスタートして以降、模擬店である理科室に客は一人も訪れず、お昼まで後、一時間と言うこの時間まで、建良は暇を持て余していた。

「誰も来ねぇ……」

 オレンジジュースと食紅を加えたアルギン酸ナトリウムを塩化カルシウム水溶液に駒込ピペットで一滴づつ垂らしながら、机に顔を横たえそれを眺める。
 いつもであれば、同じ部員である緋色 牡丹が居るはずなのだが、彼女はクラスの用事とやらを優先させた為、ここには居ない。
 彼の行っている出し物は、科学実験的な調理をしながら、出来上がったそれを提供する“理科室喫茶”。
 皆に科学に対する興味を持って貰って、あわよくば部員を増やそうと言う野望を抱いていた建良は、その為の準備でほぼ寝て居なかった事もあり、うつらうつらとし始めていた。

 ここ、理科室の有る特別教室棟は、体育館向かいの渡り廊下を渡った先に有る為、少々、分かり辛い。
 その上、主だった出し物が集まっている普通教室棟や教室からグラウンドを挟んで見える部活棟とも距離が離れている為、狙って来なければ人が近付く事は無いだろう。

 結局、彼は、この後数分と持たずに寝落ちをしてしまった。
 それでも、無意識で器具を脇に避けてから寝落ちたのは、科学愛好家としての本能だろう。

 ******

「おい! 仲代くん、起きたまえ!!」

 不意にユサユサと肩を揺すられ、建良は重たい瞼をなんとか開き……

「……なんだ、夢か」

 そう言って再び瞼を閉じた。

 柔らかいウェーブの掛かったダークブラウンのロングヘアーに黒目がちの大きな瞳と長い睫毛、プックリとした桜色の唇。
 鼻は若干低めだが、むしろそれが親近感を抱かせる。

 目を開けた時、そこに居たのが眩いばかりの美少女だった為、建良は現状を夢だと判断したのだ。
 だが眼の前の美少女は、焦った様に声を荒げながら「何を言っているんだ君は!!」と、再び建良の肩を揺さぶる。
 学園祭の準備の為ほぼ徹夜だった建良は、ぼんやりとした意識で美少女の顔を見ていたが、やがてボソリと呟いた。

「可愛いな……」

 正直、好みのタイプ、ど真ん中ストレートである。

「なっ!」

 みる間に少女の顔が赤く染まり、激しく視線を泳がし始めた。
 美少女が赤面しながら、薄いブルーのワンピースのスカートをギュっと掴みつつ、内股をもじもじさせる様は中々にそそられる。
 しばらくその様子を堪能していた建良だったが、不意に既視感を覚え、首を傾げた。

「あれ? どっかで会った事なかったけ?」
「…………分からないのか? 君は」

 さっきまで頬を染めていた美少女の機嫌が一気に下降する。が、理科室の外から聞こえて来た声にビクリと肩を震わせると「仲代くん!! 匿ってくれたまえ!!」と懇願して来た。
 目を潤ませた美少女のアップは中々の破壊力があり、建良はつい「お、おう」と返事をしてしまった。
 ともあれ、彼女を理科準備室へ匿うと、建良は徐に窓を開いて椅子に座り直す。
0329三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/25(木) 23:59:53.85ID:+u9aMwN/
ですです
書き逃げ書き捨てで構わないです
まー読み返したら面白くなかった、とかだったら仕方ないですけど

多分本人が思ってるよりは面白いでしょうし
もし詰まらなくても、誰も石投げたりしませんし
0330この名無しがすごい!
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2019/07/26(金) 00:01:26.55ID:ZIetDHK9
【理科室的愛情】(2/3)


 ガラリと理科室の扉が開き、数人の女子生徒が飛び込んでくる。

「ねぇ! 緋色さん見なかった!?」

 女子生徒の口から飛び出した聞き慣れた部員の名前に、内心首を傾げながらも、建良は開いたままの窓を指差す。
 と、女子生徒達はそのまま踵を返すと「逃がさないからねぇ〜!!」と叫びながら走って行ってしまった。

 呆気にとられていた建良だったが、「ふう、助かった」と言いながら美少女が準備室へと続く扉から顔を覗かせると、「あぁ!」と言って手を叩いた。

 ******

「随分、薄情ではないか」

 すぐに自分だと気付いて貰えなかった事で、牡丹の機嫌は下降したままだった。
 しかし、建良にも言い分はある。
 普段の牡丹は常に三つ編みであり、黒縁の分厚い眼鏡を掛けている。その上、今は薄らとだが化粧をしている事もあって、印象がまるで違っているのである。

 しかし、そんな言い訳をしたところで彼女の機嫌が回復するわけではない。
 建良は、シロップとジュースの比重差によって二層に成ったノンアルコールカクテルに、先程作った『人工いくら』を加えると牡丹の前に差し出す。

「ふむ、これは成程、科学らしい飲み物だね」
「だろう?」

 比重差で二層になるカクテルがあると言う事で、何とかジュースで再現できないかと試行錯誤した結果できた自信作だった。
 だが後日、同じ様なコンセプトのノンアルコールカクテルをネットで見つけ、肩を落としたのも良い思い出だ。

「これ、わざわざイクラ風にせずとも、タビオカ風で良かったのではないか?」

 ジッと、ビーカーに入ったカクテルを見ていた牡丹がそう言い、建良がポンと手を打った。
0331この名無しがすごい!
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2019/07/26(金) 00:05:37.80ID:ZIetDHK9
【理科室的愛情】(3/3)


 ******

 撹拌棒でカクテルをクルクルとかき混ぜながら、牡丹がブチブチと文句を口にする。
 どうやら彼女は、クラスの模擬店で売り子をする事にされたのだが、その時「どうせなら」と化粧を施されたらしい。
 その結果、出来上がった絶世の美少女っぷりのせいで、クラスの女子にミスコン参加を強制されかかり、逃亡してきたとの事だった。

(ま、女子達の気持ちも分からなくはないなぁ)

 カクテルを飲む牡丹のお嬢様然とした佇まいに、建良はそんな風に思った。
 手に持ってる器はビーカーではあるが。

「それより君は何をしているんだい?」

 牡丹が建良の手元を覗き込む。
 フワリと甘い香りが漂い、外見がタイプの美少女になっているにも関わらず、いつもと同じ無防備な距離感の彼女に建良の鼓動が速くなる。

「あ、ああ、硝石の溶解熱反応を使って、アイスをね……」
「ほほう? それは楽しみだ」

 期待で目を輝かせていた牡丹だったが、それも建良がシャーレにアイスクリームを乗せて出すまでだった。

「これは何かね?」
「バニラアイスとわさびだ」
「ほほう?」

 出されたアイスクリームには、チョコンとわさびが乗っかっていたのだ。

「実験的と言われれば、確かにそうだが……」

 (これは合うのか?)と言う困惑が有りありと表情に出ていた。

「実験と実証は終わってるよ?」
「う〜ん、君がそう言うなら」

 そう言い、躊躇いつつも牡丹がワサビアイスを口へと運ぶ。
 「!」と息を呑む様子と共に、彼女の目が見開かれた。予想外のマリアージュに驚きが勝ったらしい。

「うん、これは意外と!!」
「検証は終わってるって言ったよね?」
「そうだったな、すまん」

 素直に謝ったボタンに建良が苦笑する。

「あ! 定番の『一瞬で出来上がるポップコーン』も有るけど?」
「ネタが割れてる見世物を見せられてもな」

 そう言って、今度は牡丹が苦笑した。

 ******

 結局、この日、学園祭が終わるまで、“理科室喫茶”に訪れる客は一人として居なかった。
 だが、牡丹と二人きりの時間を過ごせた事で、建良は満足したのだった。
0335この名無しがすごい!
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2019/07/26(金) 09:16:22.88ID:mAQgWZn+
>>328
暑いぞ! しりとりから生まれたお題の関門、続いて328氏がアイス片手に『理科』メインで攻める、全選択! 理化学カフェのクールダウン〜、
さあ、『理科』室で一人、科学愛好家としての本能により、なんとか『器』具だけは脇に避け、白衣姿で寝落ちている主人公の建良くんが登場、
学園祭での出し物は、科学実験的な『加工』調理を施しながら、出来上がったそれを提供する理科室喫茶、客もあまり気が乗らないだろうなw そんなこんなで誰も来ず、
舟をこいでた建良くんの前に、誰だ、眩いばかりの『美少女』が…? ってメガネを外した部員でした、お約束w バニラアイスと『わさび』のやつ、これ大丈夫? 実験と実証は終わってると試食して、あ、おいしい、
訪れる客など誰も居ぬ、だがそれがいい、まったりENDだ! お題『理科』中心の部活物語によって消化攻略・違和感なしの328氏が調理を終えたぜ! バニラわさびが食べたくなる、季節感フィニッシュ!!
0336この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/26(金) 12:47:07.64ID:ZIetDHK9
>>335
感想有り難うございます
シュチュエーションは兎も角として、オーソドックスなラブコメに成った感が……
0337三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
垢版 |
2019/07/27(土) 01:25:29.35ID:ygfDUsTT
>>328
オーソドックスの何が悪いか!
確かに美少女だと思わせる部分があって、いいと思います
自分は理科が苦手なので、こういうのが書けるのは羨ましいですw
0338この名無しがすごい!
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2019/07/27(土) 01:26:09.84ID:ygfDUsTT
>>244
前回お題作品です

使用お題→『ストップ』『ショートヘア』『ガリガリ』

【彼と私の一日】(1/3)

 堆積したデータが都市を形作る。意味のあるもの、ないもの。必要なもの、不要なもの。

「うぉっと、っと、っと」
「気を付けてください、ご主人様」
「ダリアさん、それやめない? アンドロイドでもないのに」
「似たようなものです」

 ここは廃棄都市の地下深く。通称、地下迷宮。物質世界と情報世界の残骸が降り積もる場所。

「あ、ストップ。そこデータ爆弾があるよ」

 探索を始めて三日。一度も地上には出ていない。
 時間の感覚を失いそうだが、今は午前中だ。

「待ってね、今無効化するから」

 そう言って、やや大振りな情報端末を操作する小男。私が主人と呼ぶ探索者だ。
 全身を機械化した私に対して、彼はそうではない。
 特殊な信仰の持ち主でもなければ、それはつまり、機械として使われる側ではなく、機械を使う側である、ということだ。

「あーもーいいや」

 解除を諦めたのか、足で踏んでトラップを発動させてしまった。
 小さな爆発が起こる。
 だがそれは物質の体しか持たない彼には影響がなく、周囲のデータを少し破損させただけだった。

「探索者失格ですね」
「えっ、そんな。ほとんど何も壊してないよ!」
「冗談です」

 とは言え、あまり褒められたものではない。おおげさにうなだれる彼を尻目に、私は周囲を警戒する。
 しばらくすると、リサイクルボットたちが飛来する。物質の体を持たないタイプは展開が速い。暴走していると厄介だが、見たところ危険はなさそうだ。
 壊れたデータが分解される。分解されたデータは消えず、再利用もされない。ただそこに取り残される。

「先に進もうか」
「そうですね」
0339この名無しがすごい!
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2019/07/27(土) 01:26:55.66ID:ygfDUsTT
【彼と私の一日】(2/3)

 地下に広がる無人の世界。かつては多くの人間や機械が活動したであろう空間で、今動くのは私たちとリサイクルボットたちだけだ。
 暗闇を進む。
 何かをガリガリと砕く音がする。

「暴走はしてないみたいだね」
「そうですね」

 物質の体を持つタイプのリサイクルボットは、ごみと認識したものを食べて、ごみを排出する。
 知識にないものは認識しない。
 私たちが横を通っても、感知された様子はない。

「このフロアには何もなし、だなあ」
「もう一つ下に行ってみますか」
「そうだね。めぼしいものがあれば良し。なければ、そこで一泊かな」

 周囲を少し探索して、階段を見付けた。かなりの段数だったが、特に問題なく下の階に到着した。

「これは……」
「何かありそうですね」

 上の階は散らかっていた。リサイクルボットたちの活動が原因だ。
 だが、この階は片付いている。がらくたなどは見当たらない。
 床に目を向ける。
 積もったほこりに、誰かの足跡や何者かが移動したような形跡は見られない。

「じゃあちょっと調べてみようか。まずは安全な範囲の確認だけど」
「はい」

 天井の低い廊下。逆に天井が見えない広場。大きな道路。狭い路地。商店。住宅。公園の跡地。何かの倉庫。
 抜け殻の街。
 ショートヘアのマネキンの頭部が転がっていた。在りし日のデータの残骸も見える。首から下の部分は見当たらない。

「なんかこれ、ご主人様に似てませんか」
「ええー、そうかな……」

 そうして二人で歩き回っていると、他とは少し違った印象の、大きくて頑丈そうな、格納庫のような建物に行き当たった。
 出入り口らしき扉は施錠されている。

「どうします?」
「もちろん、開けてみるしかない!」

 *

 作業すること数分。扉のロックは解除された。

「やれやれ、今度はうまく行った……」
「難しかったですか?」
「まさか! イージーピージーさ!」
「……なんですか、それ」

 なんにせよ、うまく行ったのなら問題はない。
 私たちは扉を少しだけ開けて、中をのぞく。

「暗い」
「暗いですね。……あっ、あれは」
0340この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/27(土) 01:27:33.33ID:ygfDUsTT
【彼と私の一日】(3/3)

 部屋の中には、巨大なリサイクルボットが鎮座していた。

「うわ、これって……生きてるな」
「スキャンしてますね……あ」

 リサイクルボットのセンサー、そのすべてがこちらを向いた。
 暴走していなければ問題ない。見過ごされるはずだ。
 口の部分が動く。ミミズのような胴体が収縮する…………。

 *

「うわああああ! 失敗したああああ! もう駄目だああああ!」
「ちょ! ご主人様! ご主人様ってば!」

 リサイクルボットの動きは速くない。だが、あの巨体が突進してきたら、それは恐怖だ。
 はぐれないように手をつなぎ、私たちは逃げていた。

「落ち着いてください、ご主人様!」
「おおおお落ち着いてるよ、落ち着いてるよ」
「どうします? このまま逃げ切るのは難しいですよ」
「そうだね! でもどうしたら……」

 探索してきた道を戻る途中、マネキンの頭部と再会した。

「これも砕かれちゃうね」
「そうなるでしょうね」
「これも……」

 そこで彼は言葉を切った。マネキンの頭部を拾って、私に手渡してきた。

「ダリアさん、これ持って、僕の頭の上に掲げて」
「はっ、はい」

 彼は移動しながら情報端末を操作して、私はその後ろを付いて歩いた。
 マネキンからは胴体が生え、頭はチカチカと光り、ブルブルとノイズまで聞こえてきた。
 格納庫の前に戻ると、彼は、ためらうことなく中に入った。
 リサイクルボットが追い付いてきた。

「ダリアさん、それ奥に向かって投げて! 扉の陰に隠れて!」
「はい!」

 リサイクルボットのセンサーは、今やマネキンの頭部に向けられていた。
 私たちを無視して通過する巨体。
 彼と私は外に出て、扉を施錠し直した。

 *

「やれやれ、助かった……。やれやれ……やれやれ……」
「さすがはご主人様ですね。一時はどうなることかと思いましたが」

 とは言え、今日の探索はもう無理だろう。時間も丁度いい。
 そう思ったのだが、彼の考えは違ったようだ。

「そっ、そそそそうかな。じゃあ次の階も見てみようか?」
「……正気ですか? ここで無理しようとするなんて、探索者失格ですよ」
「……はい」
0341三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
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2019/07/27(土) 01:29:05.61ID:ygfDUsTT
ってことで、すっかり遅くなりました・・・
いつもは出さないんだけど、今回は出すって言っちゃったので
失礼しました
0342この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/27(土) 08:03:27.66ID:BjJF6J0W
>>338
近未来冒険者と言った所ですね
よい意味での凸凹コンビさ加減で、愉快な探索をしていそうですw

>>337
感想、有り難うございます
ワサビアイスは、市販の練りわさびを使うと、若干、塩気が効きます
二層カクテルはかき氷用のシロップですと、上手く二層に成らないようです
0343三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
垢版 |
2019/07/27(土) 12:12:15.18ID:ygfDUsTT
>>342
感想ありがとうございます、豆知識もw
なんだか、お坊ちゃんと毒舌メイド、みたいな感じになってしまいましたw
0344この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/27(土) 12:57:06.53ID:qAQYTKIV
>>338
これは>>294からの続編…、いやメカメカしい、パラレルかも? 進行氏が、前回の未使用お題『ストップ』『ショートヘア』『ガリガリ』を使って新たな冒険紡ぎだすぜ、データベース・ダンジョン!
さあ、「あ『ストップ』、そこデータ爆弾がある」と、トラップを警戒する探索者、そのお供こと機械化ダリアさん視点で話はスタートォ! ダリアさん機械になったw
かつて人と機械が繁栄せし廃棄都市をゆく二人〜、その耳には機能だけが生きたボットらによる、何か『ガリガリ』砕く作業音だけがこだましている〜、
と、ここでアイテム『ショートヘア』なマネキンの頭部をゲットォ! そして奥に進むと、はいきた巨大なボットの襲撃だァ、マネキンをデコイに使ってピンチを回避、ほっと一息、だが、まだ探索する気の探索者w にダリアさんが毒を吐くEND!
なるほど、>>294から連作でお題を全消する計画だったか〜、風景シーン多めの語り口が廃棄都市の静寂感を伝えてくるようだな、前回お題全クリアー、進行氏、味のある作品作りで手本を見せるムーディ・フィニッシュだ!
0345三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
垢版 |
2019/07/27(土) 14:42:39.18ID:ygfDUsTT
>>344
感想ありがとうございます、時間が変則すみませぬ
パラレルでしたw
前作との違いを分かりやすくしようと考えて、風景描写は重視しました
0346◆5K0ptvffF6
垢版 |
2019/07/27(土) 18:26:21.25ID:ygfDUsTT
>>310

使用お題→『理科』『かこう』『器』『わさび』『美少女』

【しりとり】

「はい、じゃーしりとりね。『理科』」
「えー、あたしの嫌いなやつ。佐藤先生も苦手ー」
「そお? あたしは好きだけど」
「あー言った。言ったな。それはあんたが優等生だからでしょ。あの先生、結構分かりやすいから」
「そーそー。落ちこぼれはどーでもいい、って感じ?」
「だよねー、って、そうじゃなくてさ、『か』だよ、『か』」
「『か』ー、『か』ー、『かこう』?」
「何それ」
「三角州、みたいな?」
「意味分かんない。まーいいや。『う』ね。『***』」
「おおー、いいね。海もいいね。次の人」
「『わ』、『わ』……。『わさび』」
「渋いですなー。和風グルメ。次! 『び』!」
「『び』ー……『美少女』」
「自己紹介ありがとうございます、『和風美少女』さん」
「えっ、じゃあ『美食』」
「『じゃあ』ってなんだ、じゃあって」
「じゃ、じゅ、じょ」
「美少女は否定しないんだ」
「あの生徒会長もデレッデレだもんね」
「もー、みんな器が小さいよー。じゅんくんとは、家が近いだけだもん」
「名前呼び! 名前呼び頂きました!」
「知ってたけど! 知ってたけど、やけるなぁ」
「もーやだー。次の人。『く』、だよ」
「いや『じょ』でしょ」
「『じょ』だね」
「『じょ』かぁ。そうだなー……――――」

※伏せ字は、ひらがな3文字をトリップに入れました。
0347三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
垢版 |
2019/07/27(土) 18:29:43.78ID:ygfDUsTT
連投すまないが、分かりやすい手抜き、ということで

トリップのアイディア、別に隠すのはお題じゃなくてもいいなと
そう思ったわけです
0348この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/27(土) 20:45:30.31ID:rPfRgKgF
>>310 今度はちゃんと小説の形になった(面白いとは言ってない)
使用したお題:『理科』『かこう』『器』『わさび』『美少女』

【吊り橋効果実証実験】(1/2)

「今回の実験のテーマは『吊り橋効果』だ。はい拍手」
「わー」

 2人しかいない理科実験室に雑な拍手の音がぱちぱちと響く。しかしそんな御座なりな歓声でも十分に満足したのか、鼻の穴を膨らませて奴は胸を張った。

「巷で噂の吊り橋効果、一般的には『危険な吊り橋の上にいる男女は命の危険から心臓の鼓動が早まり、それが互いへの恋と勘違いをする』と言われている。しかし私はこれに異を唱えたいのだ。今日の実験はこれの実証実験を行う」
「ハイ質問」

 適当な挙手でも奴は嬉しそうだった。ビシリと音がしそうな勢いで「どうぞ!」と感嘆符をつけて僕を指さしてくる。

「どうして異を唱えたいのでしょうか? 今回のテーマの元となった根拠はなんですかー?」
「良い質問だ、まさにそれこそが今日の主題ともいえよう」

 どこかで聞いたような偉ぶった口調のまま奴はさらに胸を張った。器量の良い顔立ちに反比例して残念な胸囲がより強調される。
 奴は人指し指をピシっと上に立て、まるでどこぞの教授のように自論を展開した。

「吊り橋のような危険な場所にいる男女が惹かれあう。なるほど、実にありそうでロマンチックな話だ。しかしよく考えてみてくれ、この話は男女だから成立するのであって、男同士、または女同士でも成立するのだろうか?」
「なるほど、ありえないな」
「異性恋愛主義者が吊り橋を渡ると同性愛になる? 常識的に考えてありえないでしょう? それに吊り橋は落ちそうだからドキドキするわけだ。2人じゃなく3人で渡れば、より落ちそうになってドキドキすることになる。じゃあ10人で渡ったら、全員恋人同士になるのか?
 10人全員が同性でも? まさかそんなわけはないだろう?」
「確かに、逆に成立したら恐怖の光景だな」
「なので少々仮説を立てた。今日はその実証実験だ。ぜひ協力してくれたまえ、我が助手よ」
「助手になった覚えはないけれど、いいだろう。付き合うよ」

 自称・教授となった奴は嬉しそうに笑みを浮かべ、僕は仕方ないと肩をすくめた。
 何か大仰な準備でもするのかと思ったら、そんなことはなかった。奴はスカートのポケットから謎の緑色のチューブを取り出す。
 僕は半眼になって頬杖をついた。

「で、なんでワサビのチューブなんですかね?」
「フフフ、これは私の仮説によるものなんだがね。吊り橋効果は実は勘違いではなく、実際にあるのではないかと思ったわけなんだよ」

 自称・教授から料理人にクラスチェンジした奴がワサビのチューブを二本指で摘まんで振っていた。その姿がだいぶアホっぽいことに気づいていないのだろうか。
 加工済みのわさびを適当な食器に盛り付けながら、奴は説明を続ける。

「吊り橋効果は心臓のドキドキは関係なく、『危険地帯に異性が存在する』という状況が本能に訴えかけてくるからなのではないかと仮説を立てたのだ。
つまり、男は危険地帯に女性がいることで『あ、オレはこいつを守らなきゃいけない』と本能的に保護欲求が刺激されて愛情を感じ、逆に女は自分が危険地帯にいるときに身近に男性がいるから『あ、この人なら私を守ってくれるかも』と被保護欲求が強まり愛情を高める。
これが吊り橋効果の本当の効果なんじゃないかと仮定したのだ」
「なるほど、なんとなく筋が通っているような。でもその仮説とワサビの関係性が全く読めない」
「それは簡単だ。このワサビは実証実験のために使うのだ。こうやってな!」

 そういうと奴は食器に山盛りに盛られたワサビを前にして、一息に口に入れた。僕が止める間もなく噛まずにゴクンと飲み干す。
 無音の絶叫が室内に木霊した。
0349この名無しがすごい!
垢版 |
2019/07/27(土) 20:46:14.55ID:rPfRgKgF
【吊り橋効果実証実験】(2/2)

「つっっっっっっ!!??」
「ちょ、ちょ、ちょ! 水、水!」

 ここが理科実験室なことが幸いした。コップ代わりにビーカーを使い、ちょっと錆が目立つやたら細長い水道から水を注いで奴に渡す。
 自称・教授改め料理人改めお笑い芸人と化した奴は涙目になりながら、ビーカーを受け取って一気に飲み干した。

 鼻水を垂らし、涙を流し、口でぜぇぜぇと荒い呼吸をしながら、奴は僕に質問してきた。

「どうふぁ、私に惚へたか!?」
「え、いきなり何言ってんのお前?」
「らってほら、今目の前にすごく苦しんでいる女がいふんだぞ!? しかも美少女だ! 吊り橋効果の私なりの仮説が正しければ、今まさに危険な状態である私に君は惚れるはず! どうだ!?」

 頓珍漢なことを言う奴の言い分を聞きながら、僕は強めにツッコミを入れた。

「いきなり訳わかんないこと言った後に、ワサビを一気に飲み干す阿呆にどうやって惚れるんだ!? むしろ心配したよ! 脳の方を! お前、残念過ぎるにもほどがあるぞ!?」
「ぐぬぅ、失敗か……仮説はかなり正確だと思ったんだけどなぁ……」

 奴は流れる鼻水をそのままに自分の考えのどこが間違っていたか検証をし始める。僕は阿呆の権化の涙と鼻水をティッシュで拭ってやりながら小さく呟いた。

「……だから見ていて飽きないんだけどなぁ」
「ん、今何か言ったかい?」
「なんも。それよりいい加減、自分の鼻水くらい拭け。自称美少女の顔が凄いことになってるぞ」

 僕は奴の悩む姿を眺めながら、楽しそうに苦笑した。
0350三代目進行 ◆sjbsZxtbdD7t
垢版 |
2019/07/28(日) 00:59:51.59ID:tX7mz2Cc
>>348
謎思考で体を張る彼女は面白いw
発想はクイズの方が面白いと思います
語り手と彼女の関係はいい感じですよね
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