あの女性は僕が思うにあの時僕が撃ってその後殺された警官の娘だろう。
その時の経緯を警察官に一人ずつ聞いたら、大体半分の警官が嘘をついた。
全員から話を聞き終わると一人の警官が「実は嘘をついたんだ」と告白してきた。
すると、別の警官がその警官の頭を後ろから撃った。

僕は警官から追われていて、拳銃を奪い取って警官を撃った。
出血がひどくて致命傷になりそうだった。
僕は「人殺しになりたくない。」と半泣きで止血しつつ、脱出経路を聞き出そうとした。
なんでこんなに出血がひどいんだというと、弾丸に傷が入っているからと言われた。
弾丸を確かめると確かにホローポイントだった。
何で警官がこんな弾丸使ってるんだと文句を言ったがどうにもならない。
囲まれて逃げられないと思ったが、下水入り口を教えてくれたので脱出した。
脱出するときに入り口のガラスを割って踏み込みやすいようにしたので、警官の命は助かったはずだった。
ところが、警官死亡のニュースが出た。
それで警察署に戻って話を聞いたところ、通報者に捜査情報を渡したらしく、
通報者が警察官を撃ち殺したのだと分かった。
死んだ警官には小さい娘がいてそのことを話すと、僕ではなく撃った通報者を許さないと言ってた。
今回、復讐のために国会に乗り込んだがマークされててあえなく・・・というところだろう。
真相に近づかれては困るので「死んだというのはデマ」というデマが拡散されている。