新・あなたの文章真面目に酷評します
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
>>683
「こそROM」をテーマに何か書け、っていう課題、書けたよ。
自身がうまくなりたいっていうのもあるけど、
ほかのひとの掌編も読みたいから、みんなが出しやすい雰囲気をつくりたいというのもある。
だから、あえて乗ってみました。 >>708
ありがとう。でもごめん。なんか、エラーが出て、ちょと直すね。
文が長いとな。 物語が「動かない」のがこのクズの文章で一番腹立たしいところ
読んでもなんの価値もないただの無為な会話だけ
ほんと死んで欲しい >>710
「動かない」まま深く描くのも純文ならアリと思うけど、
にしても「人間」も「心」も「テーマ」も全く描き出されていないのよね
博識ぶった言葉使っても中身が伴わないのが出ちゃってるから、
等身大のテーマと言葉を用いて等身大の人間世界、
私小説で己の心情を赤裸々に描いたら訴えてくるものがあるカモナー みなさま、師走もはや10日を過ぎました。このスレもひと月も経たずに700レスを越えました。
もし新規に「酷評」を希望される方がいらっしゃいましたら、おはやめにあなたのオリジナル文章をアップしてください。
残りわずか300レス弱です。
おそらくあと10日以内に閉店終了の運びとなるかと思いますが、最後まで「酷評」したいと思います。
新・あなたの文章真面目に酷評します
《エントリー・テキスト 早見表》
>>5
16 -17-19
67-68
99-100-101
113-114-115
147-148
175-176
317
448-449-450-451
521-522-523-527
564 -565-566 →New
585 →New
>>166 -167-168
>>188 -190-191-192-193
>>223 -224
>>240
>>401
>> 617
※外部サイトの指定の文章を除く まず原作者に必要な事は、謙虚さと探求心だろな。今のままじゃ、到底作家になんてなれない。 課題「こそROM」
1
ねこが死んだ。享年21歳。老衰だった。
出会いは偶然だった。道を歩いていると脇の草むらから突然、にゃあ、と
這い出てきた。親からはぐれたのか、そこに捨てられていたのかはわからな
い。ただ、拾いあげてみると、ヤニで目を開けないほどの仔猫だった。私の
温もりに安心したのか、いっぱしにゴロゴロと喉を鳴らしている。
当時私は生き物を飼う気などさらさらなかった。けれどもこの掌に乗る小
さな命のゆく末を案じ、家に連れ帰ってきて貰い手を探す事にした。結局、
貰い手を探し得ないまま今日にいたり、そして最期を迎えたのだ。事情で
外に出してやれず、室の中で過ごさねばならない苦労を強いた。気ままに走
り回れない不自由もあったろう。それでも、苦楽を分かちともに暮らしてき
た。よく21年も生きてくれた、そう思う。
遺体を斎場まで連れて行く。事務手続きを済ませたあとそのまま火葬場ま
でねこを運び込む。ダンボールに入れたねこの遺体を職員に渡すと、最期の
お別れは良いか、と尋ねられた。例え死骸であったとしても、もう姿を見る
ことが出来なくなる、そう思うとやはり名残り惜しい。5分だけ、と時間を
もらい、私はねこの遺体を再びダンボールから取り出した。
かちかちに固まった遺体は触れば冷たく、否応なしにねこが死んだ事実を
私は突きつけられた。けれどもその姿、丸くなって眩しそうに顔を前足で
覆う様子は、生きているときのねこの寝姿そのものだった。呼べば、面倒く
さそうに尻尾で返事を寄越す。身体を揺すって無理に起こそうとすれば、腹
を立てて噛み付いてくる。そんな、錯覚を起こしそうな程、変わらないねこ
の姿に、きっと眠るように死んでいったのだなとの思いが浮かび、知らず涙
が零れ落ちていった。痛い思い、苦しい思い、そんな時間がなかったであろ
うことだけが、少し私を慰めた。 2
斎場を後にして、私は目的もとくにないまま、ふらふらと自宅近所を歩い
ていた。どうしてもまだ、ねこのいない家に帰る気が起こらなかったのだ。
近くのコンビニでワンカップを買い、公園のベンチでちびちびと酒を飲む。
休日を遊び倒す元気な子供たちの声にいたたまれなくなり、すぐに公園を後
にして再び道を歩く。ふと、側溝から私のねこに似た猫が飛び出してこちら
を見てきた。
「チッチッチッ」
試しに猫を呼んでみたが、プイと何処かに走っていってしまった。いつかは
人に譲ろうと名前を付けずにおいた私の「名無しのねこ」。道を歩けばどこ
にでもいそうな、普通の雑種の猫。それでも私が呼べば寄ってくる、ただ一
匹だけの猫だった。当たり前の事実ほど、失うまで気付けないものなのかも
知れない。そう思うとまた淋しさが込み上げてきた。 3
魂、という言葉がある。私はふと考えた。魂はひとがそれを発見して名付
けた言葉なのだろうか、あるいは、死別の淋しさを少しでも紛らすために発
明した概念なのだろうか。ねこの命はこの世で終わりを迎えた。けれどもそ
の魂は呼び合い触れ合うことはなくとも、私の周りにいるのであろうか。聞
こえなくとも、いっぱしに、ゴロゴロ喉を鳴らしているのだろうか。私に噛
みつこうとして、噛みつけずイライラ尻尾を振っているのだろうか。
本当のところはどうか分からない。それでも私は切に願う。
ねこよ、互いに干渉し合えぬ身になったとしても、その魂は、草むらの中
から、公園の木陰から、薄汚れた道の側溝から、おまえを亡くした私の余生
を、どうか、こそこそROMっていてくれ。魂が実在するのか迷信であるの
かはわからない。それでも、今日、明日、明後日と、こちらの事情もお構い
なしにやって来る毎日を私はやり過ごさなければならないのだ。
冬の夕暮れは足早に過ぎていく。まるで夜に変わるのを拒むかのように陽
の名残りが赤く空の端に留まっている。公園に戻るといつのまにか子供た
ちはいなくなっていた。先程の騒がしさが嘘のようにいまは静まり返ってい
る。
「こそROMねこ」
私は呟いてみた。
「名無しのこそROMねこ」
再びそう呟いてみた。
呟きは静けさのなかに消えてゆき冷たい風が公園を吹き渡っていった。 以上です。筆力向上のため批評をしていただけたら、幸いです。
また、ほかのひとも書き込める空気をつくることができならな、とも考えております。
どうかよろしくお願いします。 不思議なことに段落が消えております。
読みにくさはどうかご容赦ください。 >>719
駄文だな。諦めろお前には小説家は無理だ。よくもまあこのレベルの作品を晒せたな。 >>713
えー!閉店しちゃうの?なんで!もっと教えてよ!
>>720
駄文です。だから、教えて欲しい。
恥を忍んで晒しました。
>>721
サンキュー!ROMってて、君とあと何人かのひとたちはレベルが非常に高いと思っています。
だから、教えを請うならこの人達だ!と恥を忍んで駄文を晒しました。
どうかよろしくお願いします。 >>719
スペースのことだね。
日本語入力のままスペースを入れると狭いスペースになることがある。英字入力の全角でスペースを入れればどんなプラットフォーム(?)でもキチンと空白が入るよ。
こんな風にね。面倒だけど間違いがない。
コピペする時に頭のスペースが消えてしまうことがあるので注意だ!
原作者にも教えようと思ってて忘れてた!
>>722
閉店っていうのはスレが埋まっちゃうってことだよ。二号店がすぐに建つさ、きっと。 熟練ライターだよね、おそらく。それか一人くらいプロ作家が、いないか。
2ちゃんの管理人はライターが多い。文芸板は言わずもがな。 >>725
だよね。「原作者」には悪いけど、リライトした文章、ビフォーアフターに出て
きそうなくらい、綺麗にリフォームされてるもん。
思わず「なんということでしょう!」って唸ったもんな。 音楽にしろ絵画にしろ文章にしろ、プロ級のアマチュアは腐るほどいる
だから下手くそなアマチュアが上を目指すなら本当に死に物狂いじゃないと無理 ライターもピンキリだよな
こんなスレでウロウロしてんのは当然キリの方だろうけどw ディテールを示すのが課題のようなので次のような作文を作ってみました。冒頭読んで、率直な感想をお願いします。
1/2
年齢を重ねて随分謙虚になったと思う。自分を過大評価しなくなった。謙虚になったのに反比例して、
私が培ってきた誇りみたいものまで綺麗になくなってしまったような気さえする。20代の頃にあったプライドまで失ってしまって、今の自分はもぬけの殻だ。
「吉瀬さんは、もっとはっきりと意思表示した方がいいと思う」晶子はフォークとナイフをハの字に置いて唐突に言った。
ちょうどメインディッシュの皿が運ばれてきて、肉を切り分けている時のことだった。
前日に晶子を誘って、臨海中央ホテルのレストランの予約を取ったまではよかたのだが、晶子のこの一言で興が削がれた。
意思表示した方が良い。晶子のアドバイスはありがたいとは思う。だけど、これは私の生き方なのだ。言うなれば、私の人生を賭して選んだ価値観なのである。
「そんな生き方してたら誰もいなくなっちゃうよ」二言目を口にすると、晶子はナプキンでゆっくりと口の周りを念入りに拭いた。
彼女の唇は紅く、この濃いルージュの色合いは皮肉と相まって、私を混乱させた。
晶子のアイロニーをどう受け取っていいか判然としないが、恐らくこういうことだろう「あなたははっきりしない。そんなんだから三十五歳で独身で彼女もできないのよ」
彼女の言っていることは間違っていない。若干いじけた言い方かもしれなが、これ以外の生き方が果たして選択肢としてあっただろうか? 晶子のアイロニーから、私の脳裏にある男の存在が浮かんだ。 2/2
私の同僚に矢吹という男がいる。年齢は、私より一つ上であるが、年齢の差以上に彼は私より先を生きている。
先日、三月頭に会社の辞令が降りた。彼は若くして部長に昇進した。三十六歳でもう部長職だ。
七枚にも及ぶA4サイズの辞令交付書に私の名前は記されていなかった。私は四月になっても主任のままだ。課長補佐くらいの辞令は下るものと思っていたが、考えが甘かった。
この四月からの組織の刷新で矢吹は出世コースに乗り、私はこの組織内で駄目を押されたわけだ。
彼の生き方は、まさに私とは正反対だった。
彼が成功し私が失敗したのは、一言で言えば、晶子が言った通りのことが災いしているからなのかもしれない。
私は「はっきりしない男」である。はっきりしない、というのは、後ろばっかり気にして前に進まない、という意味だ。
私と矢吹の生き方の違いは、そこにあった。
矢吹も私も、この十年余り同じくらい何度も失敗してきた。書類の初歩的なミスは、彼の方が私より多いくらいのものだった。
そんな矢吹だったが、彼はミスをしても物怖じせずに前に進んだ。というのも、彼には人心掌握力のような人がついてくるだけの度量が備わっていた。
常に彼は会社の人間の誰も彼もに臆せずに接し、上司にも部下にも積極的に話しかけてきた。豪快な人。ありきたりの言葉ではあるが、それが矢吹を一言で形容するに相応しい。 >>732
「し」よ
お前は本当にもうダメだ
表現者として生きる見込みは全くゼロだ
死んだ方が幸せかも知れないよ >作文を作ってみました。
こんな文章書いてて小説とかw
かけらも見直す気がないんだな >>735
もう無理なんだよお前は
人生をあきらめるか文章をあきらめろ >>737
でも何気に上手くなってない?この数日で。
個人的には「アイロニー」や「前にでる」という表現は好きじゃないけど >>741
おまえに肯定的なレスをするのはおまえしかいないんだよw すまない、本当に「原作者」の自演じゃないんだ
「原作者」に肯定的なことを言って本当に申し訳ない。反省します。 >>715
遅くなった。講評。
死別を中心に書かれている。
作者は執筆直前で猫に死なれたとのことだから追想記なのかもしれない。
全体を通し筆致に疵は少ないが、蛇足と感じる文は多い。
>結局、貰い手を探し得ないまま今日にいたり、そして最期を迎えたのだ。
>痛い思い、苦しい思い、そんな時間がなかったであろうことだけが、少し私を慰めた。
他多数。目立つのは言わずもがなの文言および肝心な場面での感情表現である。
物語作者の仕事が読者に感動を与える事だとすれば、その情動の振動は語句と語句との空隙に存在する。
読者が想像と共感を巡らせるための余白を残す、そのために字面を作り、リズムを作る事に手を尽くすのが書き手の技術だ。
話の組み立ては明確に失敗と言えよう。課題ワードであった「こそROM」は題材に結び付いているとは言い難い。
読者であれば誰もが直感する事だろう、下の句の登場は急劇に過ぎる働きを持っている。
>どうか、こそこそROMっていてくれ。
何故ここで「こそROM」が出てきたのか読者には不明のままで結末がぶつ切りになっている。
小説は一に計算、二に計算の言語芸術である。
ある種平坦とも言えるこのストーリーを後半まで追ってきた読者の溜飲を下げるためには構成の腕力が求められる。
もし作者が課題語句「こそROM」をこの文脈に即して使用したいならば、前段で「突如の発言が不自然にならぬよう主人公が掲示板に書き込みをする」など振りを作っておく必要があった。
さらに「名無しのこそROMねこ」というラストに繋げるのであれば、前振りで猫を絡ませなければならないだろう。
通常、短篇であるほど計算の必要性は明らかであり、その表出は、叙述トリックに見られる様な文脈が複数の意味を帯びて読者を裏切る重層性や、「山月記」の様な余韻を残す滋味として落とし込まれる。
ひとえに読者の感動のためである。
今回、課題提示の中で落ちを作るべしという制限を課したが、これは言うまでも無く作者の構成能力を測るためのものだ。
さて意外な筆力に感心もしたが、余りにフィクションとして低空飛行だという感もある。
架空であるがゆえに計算は働く。ここに留意して再度課題「こそROM」にあたってみてはどうか。期限、一週間。 >>745
何でもかんでも俺が投稿しているわけじゃない。
rom君まで俺と勘違いされて揶揄されてるが。 >>750
おまえはヒロシだけど>>715は関係ないだろ >>715
「吾輩は猫である」をモチーフにした冒頭に変なところがあるけど、軽い文体で読みやすい。
ただ、これが小説かと問われれば首を傾げざるを得ない。小説風エッセイという感じ。何故かと言えば、やっぱりディテールなんだろうw
しかし、これだけの長さで書くならディテールを求めるのも酷かなとも思う。
飼っていた猫は「ねこ」と表現して他と区別していたり、「いっぱしにゴロゴロ」とか、草葉の陰から見守るを「こそROM」に例えてしかもそれが猫だったりとか、色々面白い。
が、いかんせんムードが一本調子である。最初から最後まで、ほとんどしょんぼりしたままだ。
小説は落差である。その証拠に「オチ」というではないか。証拠になってない?
落差がないので、ねこがこそROM、これがオチにならないのである。
「あー、なるほどー、しょんぼり」
みたいな感じである。
ではどうするか。冒頭をもっとコミカルに描くのである。ねことのコミカルな思い出や、例えば、
私は、ねこの眠る棺を事務員に差し出した。といっても段ボール箱だが。
みたいな? ショボくてすみません。
不謹慎にならない程度に面白おかしく描いて、最後にはらりと語り手は涙をこぼすのです。途中で泣いちゃあいけません。そして涙をこぼす文章は簡潔でなければなりません。キモです。これ、なんて読むの? とかなっちゃあ台無しです。さらりと詰まることなく読ませられれば読者は号泣です。「やられた! クソッ!」みたいな?
最後に、
「あ、このおじちゃん泣いてる」
「キモッ!」
みたいなのを入れるのも一考の価値があるでしょう。ありませんか?
全然別の意味の「キモ」が近くにあるのもキモち悪いですが、しゃああんめぇ。
まぁそんなスタイルじゃないかもしれませんが、ちょっと思ったことを書きました。
あ、あと、バカ空行はいただけませんね。 >>749
まず、読んでくれてありがとう。
そして思った感想は、君に見てもらって良かった、ということです。
ごめん、ありがとうの言葉意外見つかりません。
恥を忍んで晒したあと、「こんなレベルの作品をよくあげたもんだ」と言われたとき、正直むかっと来ました。
けれど自分の文章を何度もみなおすうちに…
眠い。続きはまた明日。 >>753
まず、読んでくれてありがとう。
眠い。
ごめんなさい、寝ます。 >>715 -716-717
ほぼ悪いところのない文章ですね。
減点がないレベルにあるので、次のステップとして、小説の表現として優れているか?
が問われることになりますね。
以下、気になった文を書き出しました。原文のままが良いものもあるかとは思います。
>ヤニで目を開けないほどの仔猫だった。
→ 改稿例:生まれたばかりの子猫で目が開けないほどヤニがついていた。(※とくにおかしい表現ではないが…)
>貰い手を探す事にした。→ ※「事」と表記する人が多いが、特にこだわりがなければ平仮名「こと」に開いてはどうか。
>室の中で過ごさねばならない苦労を強いた。
→改稿例:部屋に閉じ込めておくことになったのは、ちょっとかわいそうだったかもしれない。
(※苦労とはちょっとニュアンスが違うのではないか?)
>5分だけ → 五分だけ(※ライトな小説ではないので漢数字のほうが良いのでは?)
>錯覚を起こしそうな程、→ 錯覚を起こしそうなほど、 >>756
>そんな時間がなかったであろうことだけが、
→ ※ねこは私に看取られてずに死んだのか(推量)、あるいはこの箇所はねこの生涯にわたっての回想なのかが、今ひとつ不明。
>休日を遊び倒す元気な子供たちの声
→ ※遊び倒す、はニュアンスこそ出ているが、かなり砕けた表現。全体の雰囲気と合わないのでは?
>ふと、側溝から私のねこに似た猫が飛び出してこちらを見てきた。
→ ※ふと → 不意に/見てきた → ※「見ている」(現在形)の方がリズムが良くないか?
(改稿例:不意に…飛び出してきて、こちらを見ている)
>普通の雑種の猫。 → ※ 猫(一般名詞)とねこ(固有名)を使い分けているようだが、少しわかりにくい?
>ただ一 匹だけの猫だった。→ 改稿例:唯一の存在がこのねこだったのだ。
>プイと何処かに走っていってしまった。いつかは 人に譲ろうと名前を付けずに→ …しまった。(改行)いつかは …
>ねこの命はこの世で終わりを迎えた。 → ねこの命はこの世での生を終えた。
>けれどもその魂は呼び合い → けれどもその魂は、呼び合い
>いっぱしに、→ 削除
(※冒頭の仔猫の描写に「いっぱし」を使っているので、ねこの魂は仔猫なのか? という受け取り方もありうる?)
>本当のところはどうか分からない。 → 本当のところはどうかわからない。
>呟きは静けさのなかに消えてゆき冷たい風が公園を吹き渡っていった。
→ 呟きは静けさのなかに消えてゆき、冷たい風が公園を吹き過ぎていった。
(千の風に乗って、に倣って吹き渡る、としたのか? 渡る、これは動作の継続を表現するときに最適なのでは?)
※行く、いく、ゆく の語句統一の必要あり。 >>715
みんな思うことは同じなんんだな
確かにエッセイや日記としてなら問題ないと思うけど、物語がないと感じた
劇として物足りない気がする
劇的な何かと言うべきか >>715 -716-717
【読後の感想】
物語内容について「感想」を述べる前に、果たしてこのエントリー作品は何なのか? をはっきりさせておく必要がありますね。
掌編小説であり、かつ「課題」が設定されており、あらかじめ合評を前提にしている文章のようです。
しかも合評を活気づけるために、とりあえず何か書いてみました、という感じの作品のようですね(力作は力作ですが)。
まずこの前提を確認しましょう。
愛猫家の孤独な中年男が、長年いっしょに過ごしてきた飼い猫と死別した日の哀感を描いた掌編小説。
梗概を書くなら、こんな感じ。
といっても、ここにはある技巧的な仕掛けが隠されていることに気づかないといけない。
一見素朴なストーリーに騙されてはいけないw 作者はかなり企画心のある人のようです。
単なる抒情家というわけではありませんよ。
というのは、この掌編は、一種のパロディというか、本歌取りみたいな仕掛けになっているわけです。
このエントリー作品の本歌=元ネタ(小説)は何なのでしょうか。それは何のひねりもなく、川端康成の「掌の小説」である「骨拾い」です。
たった一人の肉親である祖父の死を、たった一人の肉親(?)である「ねこ」に変換している。ねこがほぼ老衰というのも、焼場(斎場)が舞台なのもそのためでしょう。 >>759 続き
「骨拾い」では、主人公の方が周囲の人たちより唯物論的というか、「死んでしまえばお終い」と考えている。
「こそROM」ではこれを反転させて、「魂が5ちゃんねるをこそこそロムっている」という仮説に慰めを見出しているわけです。
つまり旧2ちゃんねるは、孤独な魂(名無しのこそROMねこ )が彷徨っている空間、となるわけです、この作者に言わせると。
平板な印象のストーリーかつ全体として暗いトーンなのは、「骨拾い」の本歌取りという事実から仕方のないことなのです。
せっかく本歌取りしたのであれば、風景描写は心象風景になりはずで、ありきたりの公園や夕焼け空ではない、もっと喚起的な対象を見つけてほしかった。
斎場でねこを焼いたのに、骨拾いの場面がない、などいろいろもったいない仕上がりではあります。
主人公の感情を乱すのが、公園の子供だけ、というのも小説が厚みを欠いている一因ではないでしょうか。
いろいろ物足りない部分もありますが、もともと内輪ネタの「芸」の披露として書かれたものの中に、これだけの仕掛けがあるわけです。
しかも仕掛けに気づかなくとも「珠玉の掌編」として読めるように書いている。この書き手は、なかなかやるな、と思わされる作品でしたね。 >>716
近くのコンビニでワンカップを買い、公園のベンチでちびちびと酒を飲む。
ここが気になる。
近くのコンビニでワンカップを買い、公園のベンチでちびちびとそれを飲む。
もしくは、
近くのコンビニでコップ酒を買い、公園のベンチでちびちびとそれを飲む。
ではないだろうか?
それを、は削れるが、リズム的に残したい。
商品名を使うのは出来るだけ避けたいと思うけど、どうなんでしょうね。 >近くのコンビニでワンカップを買い、公園のベンチでちびちびとそれを飲む。
なるほど。ワンカップという商品名をつかうと、カップ酒と表記できないから、ワンカップを買ってちびちびと
酒を飲む、とかへんな文章になってしまうんだな。
単に「カップ酒」を買い、それを飲んだ、にすると自然な文ですな。
しかしワンカップはもう一般名詞みたいな感じで使われているような気がするし、
作者のイメージとしては、是非ともワンカップじゃないといけないんじゃないかな、
と思うけどね。
なかなか難しいな、小説ってw >>732 -733
この文章は、誰の作品なのか? 確定できないようなので、「酷評」はできません。 >>761
俺は「〜で」が二箇所あるのが気になるな
ーコンビニで買ったワンカップを、公園のベンチに座ってちびちび飲む >>764
スマート! 読点を削りたくなるくらい! >>764
「を」の後ろに読点を打つのってどうなの?
俺は気持ち悪いからやらないけど 「を」の前後が長い場合は意味を取りやすくするため有り、かな。
じゃあここで、
「を」の前後が長い場合は意味を、取りやすくするため有り、かな。
切るのかよ、と言われたら無し。 >>732
三十五年を生きて、ようやく自分を過大評価しなくなった。過大評価すらできなくなったと言うべきか。
大袈裟に言えば卑屈、取り繕うなら謙虚になった。消えたのはプライドだ。それほど立派なプライドでもなかったが……。
つまり俺は二十代まで自分を過大評価し続けていた。騙し騙しやってきて、年を経て化けの皮が剥がれた。
「吉瀬さんは、もっと意思表示した方がいいと思う」
フォークとナイフを置いて、晶子が言った。
メインディッシュが運ばれてきて、ウエイターが肉を切り分けている。
意思表示。彼女はどんな気持ちでそんな言葉を選んだのか。何気ない会話の延長でふと口をついただけだろうか、それとも俺を諌めるための遠回しな表現か。
いずれにせよ、意志表示をしないというのは、卑屈で謙虚、プライドを失った私のもはや「意志」なのだ。
「そんな生き方してたら、まわりに誰もいなくなっちゃうよ」
晶子が続けざまにそう言う。
もしかすると彼女は、こう言いたかったのかもしれない。
「だからあなたは三十五歳にもなって独身で彼女もできないのよ。仕事ぶりだってぱっとしない。
主体性もなく、へらへらと笑って誤魔化して、哀れね。哀れでみっともなくてかわいそう。
いじけているんでしょう。プライドが消えただなんて嘘よ。いっそう肥大しているわ。
飲み込まれそうになっているのよ。謙虚だなんて笑わせる。自分じゃわからないの?」
だが、目の前の晶子といえば、もう私のことなんてどうでもいいと風に、切り分けられた肉を見ている。
確かに私の内面やら生き方、そんなものに比べたら、皿の上の肉の方がよほど価値がある。
私の脳裏にある男の存在が浮かんだ。 >>733
浮かんだのは、私より一つ年上の矢吹だ。
先日、会社で辞令が下りた。矢吹は部長に昇進した。三十六歳でもう部長職だ。
七枚にも及ぶ辞令交付書に、私の名前はなかった。課長補佐くらいの辞令は下るものと思っていたが、考えが甘かった。
矢吹は出世コースに乗り、私は乗れなかったということがいっそう明確になった。
私が矢吹のようになれなかったのは、晶子に言われたことが原因だろう。晶子に言われるくらいだ。組織の人間からも、 あいつは「意思表示できない男」と思われて仕方ない。後ろばっかり気にして前に進まない、うじうじした野郎だと。
それが私と矢吹の決定的な違いだ。矢吹はミスをしても、物怖じせずに前に進んだ。矢吹には人を惹きつける力もあった。 部下からも上司からも信頼されている。つまり価値がある。そんな男と俺を比べること自体、おかしいのだけれど……。 >>732
>>733
原文を尊重して「過大評価」「謙虚」「プライド」という言葉をそのまま使ったが、
これらの言葉をどのような意図で用いてるのかわからなかった。
一人称なので、作者がその言葉を語り手に使わせた意図が伝わるとよいのでは 715です。みなさん、読んでくださりありがとうございました。
ちょと時間がとれなくてレス遅れてごめんなさい。
また、夜にでもきちんとお礼を申し上げます。
ちなみに課題ですが、こそROM以外でお願いします。私の筆力ではきつい…… んじゃ課題は「人死にの無い推理物」で
2000字程度、落ち有り、期限19日の24時まで 人生でしなければならないたった2つのこと。
自分の才能を発掘すること。
発掘した才能を磨き続けること。 >>775
文の、才能、無いの〜♪
だから勉強中よ、そぉ〜る♪ 才能がないといえば、20年間一次落ちのれつだんさん 大地を震わす和太鼓の律動に、甲高く鋭い笛の音が重なり響いていた。熱海湾に面した沿道は白昼の激しい陽射しの名残りを夜気で溶かし、浴衣姿の男女や家族連れの草履に踏ませながら賑わっている。
お願いします >>778
悪文のお手本。主語を盛りすぎ。
シンプルに書くなら「和太鼓の律動に笛の音が重なり響いていた。」になる。これがヒント。
まあバランス感覚が悪い。素人にありがち。
知名度のある芸人で売れる見込みがあれば賞でも与えて後押しすることはできるが、文学的にはクソ。 ここに晒してよかったことは、書いただけで満足してたところがあって、それがいい意味でぶっ壊れた。 こんなところで晒すより応募して応募して応募しまくれよ 今回のは、前のよりだいぶ良くなったっしょ。
物語を紡ぐ前に読みやすいものにする必要がある。 >>788
北海道ではない。
それに及ぶとかいうことじゃなくて、俺が書いているものは高橋三千綱ぽくなっちゃうんだよね。古典で言えば有島武郎。
高橋三千綱の作風はとても優れているけど、ああいうリアリズム小説じゃなくて、もう少しマジックリアリズムぽくしたい。
梶井基次郎「ある崖上の感情」は、自分が書きたいものの理想にかなり近い。
あと、雰囲気としては「ダンスダンスダンス」村上春樹と王道だけど「万延元年のフットボール」大江健三郎みたいなイメージ。 >>789
けっこう好きなところ似てるかも。
北海道住みではなくても、北の方だよね、多分。 >僕達は最低でも三秒に一度の間隔で面白いことを言い続けなければ、ただ何かを話しているだけの二人になってしまうのだけど、
三秒に一度の間隔で無理に面白いことを言おうとすると、面白くない人と思われる危険が高過ぎるので、敢えて無謀な勝負はせず、
あからさまに不本意であるという表情を浮かべながら与えられた持ち時間をやり過ごそうとしていた。 「し」こと原作者は小学生時代に国語に挫折した経験あり
その時点で文章を書くことは諦めるべきなんだよ
義務教育で落ちこぼれた分野には二度と関わらない
という格言を贈るよ 原作者、諦めて就活しろ。
なれる奴ってのは、
冒頭の一文で才能が分かってしまう。
お前には、才能がないんだよ。
どんなに努力を努力をと励んではみても
お前には無理だ。
何故なら、すでに才能のあるやつは
お前よりも何倍も何十倍も努力してきてるからなんだよ。
お前と才能のあるやつが
同じ夢に向かって同時出発しても
差は埋まりやしないんだ。
そろそろ気づけ、己の限界に。
作家を気取る事によって優越に浸りたいのは分かるが、自分の人生は一度しかない。
大事にしろよ。 こいつの才能はただ一つ
文才のなさを1行で余すことなく伝える能力があること
これによって下読みさんは迷わず1ページ目を一瞥しただけでボツにできる >>794
そうだね。
じゃあ原作者さんも
いちいち名前隠さないで、頑張ってねw 喧嘩上等みたいな態度のくせにすぐ名無しで逃げるビビりなんだからいじめるなよ 言葉にならない何かを文章に仮託出来る
しが抱えてる何か、
それを文章に出来てる奴が他にいないなら
それは自分でやってみるしかない
むしろ仕事でないなら
書くことは人生のストレッチのようなものに
なるかもしれない 難しいな文学てやつは
はじめたときはもっと簡単なものだと思ってた もう40になるんだ
この板に来たときはぎり20代だったのに… ごめんなさい。
やっぱり、引退することにします。
もう、ここには会いたい人もいないし、
わたしが好きだった頃の創文板とは、多くのことが変わりすぎてしまったようです。
これからは、今所属しているサークルのメンバーを大切にしたいと思います。
大手から出版したり、メジャーで受賞したりなメンバーが数割もいるので、負けてられないです。
新しくここの住人になった皆さんも、頑張って下さいね ノシ >>804
あれれれれれれれれれれ、
ビビりの自称天才原作者さんじゃないですか〜?("⌒∇⌒") >>804
普通40歳にもなれば自分の実力くらいわかるはずだぜ あれあれ? しょうがないなw
またいつものおしゃべりに戻ってる。独り言みたなのもやめろよ。
まだワナビなのに文壇政治みたいなことは一丁前なんだなw
あと200レスだ。
投稿がなくなれば役目終了。「真面目に酷評」できなかったら、
過疎るか、荒らされて終了。
どのみち終わるんだから、綺麗なかたちで終わろうぜ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています