>>132
筆圧2048段階の物だと、Artist16ProではなくArtist16(Proなしの無印)かな。
手元のArtist16Pro(無印ではないほう)を見る限り、これは初期値・プリセット値の
各種OSD設定がおかしいこと以外は、ガンマ特性にさほど酷いバランスの乱れはなかった。
128以下のシャドウ部分で理想よりちょっと明るいので、暗部が暗くなりきれない感じではあったけど。
(デフォルトで暗部を潰していたのはこのせいか?)

無印Artist16は、もう情報をうまく探せなくなっているのでわからないけど、たぶんそれは1〜254の間の
RGBの入力に対するモニタ側の出力が、本来ならRGB3色で同じバランスでなければならないのに、
そのバランスが崩れているせいだと思う。

こういうモニタの場合は、測定だけしたプロファイルを見ると、>>112で触れた
「[Tone response curves](ガンマ特性)」のグラフがRGB各色で不規則な曲がり方をする。

OSDのRGBゲイン調整では各色の全体的な強さを、グラボドライバの色調整機能にあるガンマ調整は、
Photoshopなどのレベル補正と同様の大雑把な調整しかできないので、ガンマ特性に
ひどく不規則な曲がりがあると、OSDのゲイン調整やグラボドライバの簡易調整だけでは
調整箇所が不足して補正しきれず、ある明るさでは正常に補正できたとしても、
他の明るさで色が破綻することがある。>>132が直面したのは恐らくこれで、廉価なディスプレイでよくある。

>>133
Artist12の色域カバー率は、USサイトでは「72% NTSC Color Gamut」となっていた。
https://www.xp-pen.com/goods/show/id/380.html
普通はNTSCは使わないので、ちゃんとした目盛り入りのガマット(色度図)を見ないと
sRGBやAdobeRGBのカバー率がわからない。

しかも、Artist12の色域がNTSCを72%カバーしている(Artist12の色域のうち
72%がNTSCと重なっている)のか、それともArtist12の色域の広さがNTSCの広さの72%
(重なりは問わない)なのかすら、あの表記では判らない。

「Adobe RGBカバー率とAdobe RGB比の違いとは?」――ナナオの“広色域”説明会 (1/2) - ITmedia PC USER
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/0803/25/news037.html