>>508,>>516
ストローク欠乏という精神異常がある
ストロークとは「相手が自分に対してしてくれる反応」の事であり、このストロークには正のストロークと負のストロークがある
正のストロークとは賞賛・肯定等の「自分が嬉しく感じる相手の反応」であり、
負のストロークとは否定・罵倒等の「自分が嬉しくなかったり腹立たしく感じる相手の反応」のことをいう
人間は普段、人付き合いの中でこのストローク交換を常に行いつつ生きており、それが精神の安定の基となっている
正常な人間同士のストローク交換は主に「正のストローク」であるが、
このストローク交換が行えない状態が続くと「負のストロークでもいいからとにかくストロークをかき集めたい」という異常な精神状態に陥る
そこから心理学で「ゲーム」と呼ばれる行動に移る
ゲームとはわざと怒らせたり、わざと嫌がる事をして、本当は自分が間違ってることを知りながらそれを認めず、
反論という形で相手とのストローク交換を維持しようとする状態である
この状態に陥った患者はとにかく「ストローク交換」を精神的に渇望しているので、適切なストロークを与えてあげることで病状は落ち着く