0955名無CCDさん@画素いっぱい (ワッチョイ 13b3-8vM/)
2018/11/13(火) 12:56:13.96ID:CbotsNTR0このポーランドという国は、古くから繊維産業で栄えておりました。
しかしながら、90年代にアジアを中心とした新興国の安い労動力との
競争の激化により、その産業が徐々に衰退していきました。
それでも質の高い丁寧な手仕事には定評があり、高級ランジェリーの凝ったレースなど、
かつての繊維王国を支えた職人たちが現在でも活躍しています。
そのような緻密な仕事を得意としてきた美的感覚に優れた方々の針仕事と、
中国人の針仕事に差が生まれるのは当然のことでございます。
中国に於いては、まず愛色(i shoot)という新進気鋭のメーカーが
ラウンドフラッシュのコピーを作り始めます。その商品は中々の品質で、
あっという間にラウンドフラッシュの格安優良コピー品として世に出回ります。
売れている商品は即、真似て作って売るべし!が身上の中国国民ですから、
本家ラウンドフラッシュではなく、愛色から購入したコピー品の糸を解して
型紙を採り、似たような布地を見つけてきてコピー品のコピーを作るワケです。
本家や愛色の製品は内部の反射効率や色温度など、キチンと考えて作られていますが、
しかし、孫コピーの製造者たちには、それっぽく見えて、売れれば何の問題もないという考え。
かくして、コピーのコピーのコピー、の更にコピー・・・などという混沌した状況になりました。
そのうちに内部に銀蒸着を施してない、フロントディフューザーに蛍光染料を含んだ
布地を平気で使用するなど、外見だけはそれっぽい、明らかな粗悪品が出回ったのです。
そしてそれらを「安いから」という理由でAmazonやらebayやらの販売網を利用して
市場に乗せる中華セラーが暗躍しているのが現在の状況です。
※余談でございますが、ポーランドは現在、ヨーロッパ屈指のIT国家として
発展を遂げております。写真芸術が古くから盛んであった国家の写真家の発明品は
国家の経済を支えてきたお年寄りの「お針子さん達」の手で丁寧に作られています。
※愛色I shootは欧米留学からの帰国者(カメラマン)が中心になって作ったメーカーで、
コメット→ボウエンスのアダプターマウントを最初に作ったのもコチラです。要注目。