心も、身体も、整った。
3大会連続の選出となったMF長谷部誠(34)=E・フランクフルト=は「今大会はこれまでの2大会よりも心身ともに一番最高の状態で臨める感覚がある。
そういう部分では、すごく楽しみにしている」と状態の良さを強調した。

 ガーナ戦の惨敗を受け、代表チームには厳しい声が噴出している。
主将として矢面に立つ長谷部は「最近の戦い、結果、内容を踏まえれば当たり前のもの」としながらも、「覆していくにはピッチの中で結果を出すしかない」とプレーで見返す覚悟を示した。

 目標は日本代表がいまだ到達したことのない“W杯8強”だ。
長谷部は「何よりも成功といえる数字はベスト8。
非常に厳しいという感覚で捉えているが、届かない目標ではないと思っている」と意欲を燃やした。 (牧原広幸)