https://www.wwdjapan.com/523920
「カナダグース」絶好調、“飛ぶように売れ”前年比45%増
決算 2017/12/20 (WED) 21:30

廣田 悠子

千駄ヶ谷の旗艦店は売り場面積194平方メートル PHOTO BY NACASA & PARTNERS INC
 カナダのダウンウエアブランド「カナダグース(CANADA GOOSE)」が絶好調だ。2016-17年秋冬からサザビーリーグが日本における輸入・販売を行っているが、7月から12月18日までの売上高が前年同期比45%増と絶好調に推移している。
現在、日本での販売拠点は約300カ所。卸先の消化率は11月中旬の時点で平均すると約85%で、追加オーダーも多い。
昨年は、爆発的ヒットを受けて買い逃した客も多かった。真夏の7〜8月でも順調に売れたのはそういった客が購入を決めたことが要因だ。

 11月3日には、東京・千駄ヶ谷の「レイチェル アシュウェル シャビーシック クチュール(RACHEL ASHWELL SHABBY CHIC COUTURE)」跡地に日本1号店となる旗艦店をオープン。
初日には450人が列を作り話題になった。現在も平日昼間でも切れ目なしに売れている。
旗艦店の売り上げは約2割がインバウンド客で、日本人購買層は老若男女を問わず幅広く、11月は予測に対し5倍を売り上げた。ちなみにこの数字は弊紙ビジネス記者が予測した数字の5倍だ。