『般若心経』は観自在菩薩が智慧第一の長老シャーリプトラに説法するという設定になっています。
観自在菩薩はその名前が示している通り、「観」の瞑想に秀でているとも解釈できる大乗仏教の菩薩で、一方シャーリプトラは小乗仏教の智慧を象徴すると考えられる人物です。