3「自分の存在を示したい」。

他人を批判することによって自分に注目を集めて、自分の存在や力をアピールしようとします。

「自分にはこれだけの能力(批判能力)がある」ということを周囲に知らしめたいのです。
これを言い換えると、「人によく思われたい」、「かまってほしい」ということでもあります。

4「ストレスを発散したい」。

批判ばかりする人は「他人を批判する」ことで、日々溜まったストレスや満たされない気持ちを発散しようとするのです。
他人を批判した時にはスッキリ感があったり、優越感を覚えます。

ただし残念ながら偽りの感覚なので、実際にはストレスを発散することはできていません。
自分の内側にある不満を他人の問題にすり替えて、自分を慰めているだけなので当然です。

前向きにストレスを発散することはないので、ストレスは日に日に溜まっていくばかり。
自分のコンプレックスと向き合うこともしないので、いつまでたっても不満の原因を解消することはできない。
偽りの快楽を求めて批判するという繰り返しです。