例題です。わかりやすくするよう誇張した数字にします。

年収が200万、300万、400万、500万、5000万の5人がいたとします。

5人の平均年収は1280万になります。と、表現されると年収500万の人でも自分はかなり少ない!って思います。普通はそう思うでしょうね。5000万がひとりいるだけでこれだけ数字を跳ね上げてます。

真ん中の順位の人がどんな数字になっているかという指標の数字、中央値は?といえば、この場合400万。

中央値を見れば400万、500万の人なら少しはホッとするでしょうね。

これが現実の日本で起こってます。大企業などで働く一部のズバ抜けた高所得者が平均値の数字を押し上げている形となります。