紳士服で最も大切なのは仕立て(採寸、裁断、縫製、癖取)だけど、これをこなすには今のところハンドメイドのフルオーダーしかないよ。
ハンド、と言っても総手縫いじゃなく用途次第でミシンは使うけどねw
いわゆるパターンやイージーのマシンメイドはハンドと根本的に違うのでおすすめしない。

生地に拘るのは仕立てのあとでいい。
高品質なウールは艶で並のカシミアを凌ぎ、耐久で遥かに凌ぐ。その上カシミアよりも入手しやすい。

デリケートな生地を誇るのはどちらかといえば婦人服の領域かな。機能上の要請がない限り、紳士服はなるべく頑強に作るのがテーラーリングの基礎なので。